丸山茂樹が神アプローチの秘密を明かす!トーク&レッスン番組『トッププロレッスン K's STUDIO』【第1話をスポナビDoでちょい見せ公開!VOL.1】

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深堀圭一郎がトッププロをゲストに招き、その素顔とテクニックに迫るトーク&レッスン番組『トッププロレッスン K's STUDIO』!

記念すべき1人目のゲストは丸山茂樹。大親友でもある深堀圭一郎が丸山の神業ともいわれる「アプローチ」に迫る。丸山自らクラブを持ち様々な打ち方や考え方を徹底解説。めったに見る事のできない貴重な映像は必見です!

『トッププロレッスン K's STUDIO』は毎週土曜日更新!今回は第1話をスポナビDoでちょい見せ公開!

深堀圭一郎(ふかぼり・けいいちろう)。1968年10月9日生まれ。東京都出身。1992年のプロ転向。2000年、01年の「住建産業オープン広島」では、続けてジャンボこと尾崎将司に競り勝った。03年の「日本オープン」では、最終日に5打差を逆転して優勝し、自身初の日本タイトルを獲得。05年にはシーズン2勝を挙げて、賞金ランキングは自身最上位の3位に入った。現在はシニアツアーに参戦中。

丸山茂樹(まるやま・しげき)。1969年9月12日生まれ。千葉県出身。1992年にプロ転向。1993年にペプシ宇部興産でプロ初優勝、日本ツアーでは通算10勝、2000年からPGAツアーに本格参戦し、通算3勝をあげる。2002年伊沢利光プロとのペアを組んで出場したゴルフワールドカップで優勝。現在は、ゴルフ中継の解説者を務めるなどで活躍、一般財団法人丸山茂樹ジュニアファンデーションの代表理事として、ジュニアゴルファーの育成にも力を入れている。2016年リオデジャネイロ五輪、2020年東京五輪ではゴルフ日本代表のヘッドコーチをつとめる。

丸山プロのアプローチがすごいワケ

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深堀プロ:
いくつか聞きたいことはあるんですが、丸山茂樹といえば、アプローチが本当に上手ですよね。

丸山プロ:
よく言っていただいていますね。

深堀プロ:
今で言うと松山英樹選手もマル(丸山プロ)にいろんなアプローチのアドバイスというかイマジネーションをプラスするためにいろんな話を聞いてるじゃないですか。あれだけ幅広くいろんなところで、対応できるアプローチができたのはなんでだと思いますか?

丸山プロ:
ゴルフ場に小学生が行くことはダメだったんですけど、父親のラウンドについていくのは何も言われなかったんです。1日6時間くらいやる事がなかったから、1人でどう遊べば良いかを考えていった結果、アプローチの魅力に取り憑かれました

深堀プロ:
その頃からいろんなタイプのアプローチを練習するほうだった?

丸山プロ:
そこらじゅうからアプローチを打って、そこらじゅうでシチュエーションを作って、自分で全部考えてやっていました。プロになってからいろんな人のアプローチを見たり、海外の試合に出るようになったり、いろんなところに挑戦するようになって、「あれ?これちょっと物足りないな」「足りない部分がいっぱいあるな」ということで、海外に行った時に、足りないものは何か?を一生懸命勉強しました。

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深堀プロ:
マルが日本でやっていたアプローチに新しく加わったのは何系が多い?

丸山プロ:
ゆっくりとした球が多く、すごく狭いスポットにゆっくり球を落とすようなイメージで、球をふわっと上げて、トン、スーッっていうイメージをSWで打てるかがテーマでした。上からストンと行けば、ボールは付着面が大きくなるから、上に弾んで行きます。加速して飛んでいった球は前に滑っていくので、上にふわっと上げるイメージで打つことです。

深堀プロ:
これが難しいのよ。マルは元々他の人よりもやわらかい打ち方だったからできた方ではあるんじゃない?できる要因は、関節をやわらかくするとか、プラスアルファとか、一般的にはなかなかできないじゃないですか?関節が固い人や子どもなどもやってみたいけど、できないという人はどうすれば良いですか?

丸山プロ:
クラブの入り方なので、手首のやわらかさとかは関係すると思います。柔軟性があることも大事です。一瞬でもコマを止めないというか、ちょっとでも躊躇するとダメです。トップからフィニッシュまで振り抜くイメージがしっかりできていることが大切だと思います。あと、クラブのフェースの上げ方を多彩に使い分けることもやっています。

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深堀プロ:
マルは小さい頃から落としたいところにボールをしっかり落とせる技術が高かったですね。やわらかいふわっと上げたアプローチが憧れでした。僕はどちらかと言うと、ピッチエンドラン系からロブを覚えていったんだけど、マルは体がものすごく動きますよね。悪い人は手だけが先に動いてしまう人が多いんですよね。手と体の距離が変わらないまま、結構体を回していきますよね?回す意識が強いの?

丸山プロ:
回す意識が無くなるとダメです。スイングの音は回さないと作れなくて、スイングが止まると、どこかの音が一部崩れてしまいます。オーソドックスなアプローチはフィニッシュが大事です。フィニッシュに一気に行くことで、距離感を出します。

クラブを握る強さは基本的に柔らかく

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深堀プロ:
普通は短い距離を打つ時、手だけでやりたくなるじゃないですか?その時にグリッププレッシャーはほとんどない?

丸山プロ:
グリッププレッシャーは強めに握る時と柔らかく握る時の両方で、ライが完全に良い時は、ちょっと柔らかめです。

深堀プロ:
触れているくらいしか握らないんですね。自分ならグッと握ってます。今くらいのプレッシャーで振るんですか?

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丸山プロ:
そうですね。同じリズムで振ります。逆目やライがラフなどの時は、抵抗に負けないように少しだけ強く握ります。バンカーだどしっかりめで握ります

深堀プロ:
だから、手首、ヒジ、肩のやわらかさがでるんだね。

丸山プロ:
そのため、ヘッドが重いと打てないです。スイングウェイトはCバランスですね。
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