開幕まで2週間弱!2022年サーフィンチャンピオンシップツアー(CT) スケジュールや出場選手

チーム・協会

【Photo: WSL / Brady Lawrence】

開幕まで2週間を切った2022年のサーフィンチャンピオンシップツアー(CT)。

3月頃にオーストラリア・ゴールドコーストで開幕し、12月にハワイのパイプラインで終了するという従来の枠組みがコロナ禍の間に徐々に変更され、2022年は1月のパイプラインからスタートする。

更に、今シーズンから新ルール「ミッドシーズンカット」が導入。2021年に引き続きトップ5が最後に「WSLファイナル」でワールドタイトルを争うフォーマットも継続される。全イベントが男女併催となり、男女同額賞金も継続される。

今シーズンのスケジュールや出場選手、新ルールなどをまとめた。

2022年 CTスケジュール

2022年シーズンのCTは7カ国10イベント。5戦終えた時点で「ミッドシーズンカット」が行われ、この時点のランキングでメンズは36名から24名、ウィメンズは18名から12名に絞られる。

■2022 CTスケジュール
1月29日〜2月10日 ハワイ・パイプライン
2月11日〜2月23日 ハワイ・サンセット
3月3日〜3月13日 ポルトガル・ペニシェ
4月10日〜4月20日 オーストラリア・ベルズビーチ
4月24日〜5月4日 オーストラリア・マーガレットリバー
(ミッドシーズンカット)
5月28日〜6月6日 インドネシア・G-LAND
6月15日〜6月22日 アメリカ・トラッセルズ
6月27日〜7月4日 ブラジル・サクアレマ
7月9日〜7月18日 南アフリカ・ジェフリーズベイ
8月11日〜8月21日 フランス領ポリネシア・チョープー
9月7日〜9月18日 WSLファイナルズ

ミッドシーズンカットとは?

2022年シーズンのCTは従来通り、メンズは36名、ウィメンズは18名でスタートするが、前半戦終了時のランキングを元に24名(内2名はワイルドカード)、ウィメンズ12名(内2名はワイルドカード)に絞られる。

残留を決めた選手は、シーズン後半に進み、自動的に2023年のCTにリクオリファイされる。

一方、ここでカットされた選手は5月から始まるチャレンジャーシリーズ(CS)に降格して翌年のCT入りを目指して戦うことになる。

2022年メンズCT 出場選手

【WSL】

2021年CTからのクオリファイ選手トップ20
・ガブリエル・メディナ(BRA)
・フィリッペ・トレド(BRA)
・イタロ・フェレイラ(BRA)
・コナー・コフィン(USA)
・モーガン・シビリック(AUS)
・グリフィン・コラピント(USA)
・ジョーディ・スミス(ZAF)
・五十嵐カノア(JPN)
・ヤゴ・ドラ(BRA)
・フレデリコ・モライス(PRT)
・ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)
・ジャック・ロビンソン(AUS)
・レオナルド・フィオラヴァンティ(ITA)
・デイヴィッド・シルヴァ(BRA)
・ライアン・カリナン(AUS)
・イーサン・ユーイング(AUS)
・ケリー・スレーター(USA)
・ジャドソン・アンドレ(BRA)
・ミゲル・プーポ(BRA)
・セス・モニーツ(HAW)

2021年CSからのクオリファイ選手トップ12
・エゼキエル・ラウ(HAW)
・リアム・オブライエン(AUS)◎
・コナー・オレアリー(AUS)
・ジェイク・マーシャル(USA)◎
・カラム・ロブソン(AUS)◎
・サミュエル・プーポ(BRA)◎
・ナット・ヤング(USA)
・イーマイカラニ・デヴォルト(HAW)◎
・ルッカ・メシナス(PER)◎
・ジョアン・チアンカ(BRA)◎
・ジャクソン・ベーカー(AUS)◎
・カルロス・ムニョス(CRI)

◎ルーキー

WSLシーズンワイルドカード2名
・コロへ・アンディーノ(USA)
・オーウェン・ライト(AUS)

イベントワイルドカード2名
・イベント毎に選出される

また、前半5戦に限り、上記サーフィンチャンピオンシップツアー(CT)選手が欠場の場合には、ワールド・サーフ・リーグ(WSL)リプレイスメントとしてマシュー・マクギリヴレイ(ZAF)が参加する。既に第1〜2戦はヤゴ・ドラが足の怪我による欠場を表明しているため、マシューが参戦予定だ。

2022年ウィメンズCT 出場選手

【WSL】

2021年CTからのクオリファイ選手トップ9
・カリッサ・ムーア(HAW)
・タティアナ・ウェストン・ウェブ(BRA)
・サリー・フィッツギボンズ(AUS)
・ジョアン・ディファイ(FRA)
・ステファニー・ギルモア(AUS)
・キャロライン・マークス(USA)
・タイラー・ライト(AUS)
・イザベラ・ニコルス(AUS)
・コートニー・コンローグ(USA)

2021年CSからのクオリファイ選手トップ6
・ガブリエラ・ブライアン(HAW)◎
・ブリッサ・ヘネシー(CRI)
・ベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW)◎
・ケイトリン・シマーズ(USA)◎ →辞退のためモリー・ピックラム(AUS)◎が繰上出場
・インディア・ロビンソン(AUS)◎
・ルアーナ・シルヴァ(HAW)◎

◎ルーキー

WSLシーズンワイルドカード2名
・レイキー・ピーターソン(USA)
・マリア・マニュエル(HAW)

イベントワイルドカード1名
・イベント毎に選出される

また、前半5戦に限り、上記CT選手が欠場の場合には、ワールド・サーフ・リーグ(WSL)リプレイスメントとしてブロンテ・マコーレー(AUS)が参加する。



コロナ禍でツアー休止となった2020年。2021年は全4カ国、7戦中4戦をオーストラリアで消化することで何とか実施された。7カ国10イベントが予定されている今年。オミクロン株など心配な要素もあるが、予定通り行われれば久々にツアーが戻ってくるスポットも多数ある。

更に、全面的に刷新されたツアー構造や、総勢14名のルーキー、ワールドタイトルを狙う五十嵐カノアの活躍や、遂に50歳となるケリーの動向など、今季も目が離せない。

WSL公式サイト:https://www.worldsurfleague.com/
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著者プロフィール

国内外のサーフィン関連ニュースを発信する「THE SURF NEWS(サーフニュース)」の公式アカウントです。2020年東京五輪のサーフィン関連情報や、人工サーフィン施設、業界最新動向、話題のサーフギア、コンテスト、初心者から経験者まで役に立つHowToなど様々なニュースをお届けします。

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