レアル・ベティスとの激戦を制し、ヨーロッパリーグ最終戦を勝利で飾る|セルティックFC

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【©CelticFC】

若手中心の構成で3-2の勝利 古橋は途中交代で出場するも後半に怪我で交代

 UEFAヨーロッパリーグのグループステージ最終戦、すでに敗退が決定しているセルティックはこの試合若手中心のメンバーで、ホームでレアル・ベティスと対戦。古橋はこの日はベンチスタートだった。

 試合は開始早々3分にウェルシュがゴールし、これ以上ない形でゲームの口火を切った。これで自信がついたのか、若手中心のメンバーで序盤の15分間は素晴らしいポゼッションサッカーを展開した。

 しかし、それでもラ・リーガの3位に位置するベティスは簡単には試合の主導権を渡してはくれなかった。リーグ戦で好調を保っているベティスの攻撃陣のプレッシャーに晒されるも、キーパーのベインの好セーブなどもありなんとか無失点に抑える。ところが、25分にアイエティが怪我をするアクシデントが発生。急遽古橋が途中交代で出場する。

 後半に入ると、セルティックは積極的に追加点を狙いにいった。開始1分に古橋がゴールに迫ったが決めきることはできなかった。セルティックはベティスの攻撃によく耐えていたものの、69分についに不運なオウンゴールで同点を許してしまう。さらにその直後に古橋が負傷してしまい、途中交代を余儀なくされる。

ゴールを決めたヘンダーソン 【©CelticFC】

 嫌な流れが続いたセルティックではあったが、古橋の代わりに投入されたヘンダーソンがその不安を吹き飛ばす。ジョンストンが高い位置でボールを奪い、フルバックをかわしてボックス内に絶妙な低いボールを送ると、ヘンダーソンがファーストタッチで見事にゴールを決めてみせた。

 だがそれでもまたリードした直後の75分に、ベティスのイグレシアスに決められてしまい、ベティスに再び同点に追いついかれてしまう。

 それでもすぐにセルティックはリードを取り戻す。78分にはアバダがペナルティエリアで倒されたというジャッジを受け、PKを獲得する。これをターンブルが落ち着いて決め3-2とする。セルティックはそのまま逃げ切り、終盤のジェットコースターのような撃ち合いを見事に制し、ヨーロッパリーグ最終戦に華を添えた。

ゴール
1-0 セルティック:ウェルシュ(3分)
1-1 ベティス:OG (69分)
2-1 セルティック:ヘンダーソン(72分)
2-2 ベティス:イグレシアス(74分)
3-2 セルティック:ターンブル (78分:PK)
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著者プロフィール

セルティックFCは1887年に設立されたイギリス・スコットランドの名門サッカークラブで、グラスゴーに本拠地を構えます。世界的に有名なサッカークラブで、2005-06シーズンから2008-09シーズンまで中村俊輔選手が、2007-08シーズンから2009-10シーズンまで水野晃樹選手が所属していました。特に2006年11月、チャンピオンズ・リーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で中村選手が決めたフリーキックは、現在でもファンの間で語り継がれています。

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