【ゴルフの飛距離を計算】クラブ・スイングスピードごとの早見表
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技術力が上がれば上がるほど、飛距離も伸びることになり、使用するクラブも当然変わってきます。実はこの飛距離の差を生んでいるのが、スイングスピードなのです。
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スイングスピードで飛距離がほぼ決まる
ドライバーの場合、スイングスピード(ヘッドスピード)に5.5をかけた値がおよその飛距離と言われていますので、この数式を目安に考えてみると良いでしょう。また、その逆の計算で望む飛距離に必要なスイングスピード(ヘッドスピード)も把握することができます。
アイアンの飛距離の基準値を計算する場合には、ドライバーの2分の1が9Iと覚えておけるといいでしょう。
◆クラブ・スイングスピード別の飛距離目安表
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スイングスピードとは?
球を遠くに飛ばすには、その球に伝わる力が大きいことがポイントになりますが、ただ単に力を入れれば、飛距離が伸びると言う訳でもありません。クラブとボールがぶつかる瞬間の力が強いことが条件となってきます。
そのために必要となってくるのがスイングスピードなのです。
スイングスピードが速ければ、ボールも早く勢いに乗って飛び出すことになりますので、当然ですが飛距離は伸びることになります。
ドライバーの場合、ヘッドスピードが1m/s上がれば理論上5ヤード伸びると言われており、飛距離を伸ばすことは決して難しいことではありません。
初心者であれば、飛距離を伸ばすためにも、まずはスイングスピードを上げるコツを身につけていくと良いでしょう。
みんなのスイングスピードはどの位なの?
飛距離の平均が男性の場合200ヤード前後に対し、女性は150ヤード前後ですので、スイングスピードの差が影響しているのは明確ですね。
ちなみにプロのスイングスピードは男性で48.5m/s以上、女性で40.5m/s以上もありますので、当然飛距離も伸びると言う訳です。
自分のスイングスピードが他のゴルファーと大きな差があるようであれば、飛距離が足りない原因はスイングスピードにあると言えるでしょう。
スイングスピードを上げるためには?
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力まず体の回転を使って、ヘッドを走らせること
飛距離を出そうとするとつい力みがちですが、これではスムーズなスイングを行うことはできません。スイングスピードを上げるためには途中で止まることなく力をインパクト時ボールに伝える必要があるため、スイングも滑らかであることが大切です。
しかし、力んでしまうと力任せにクラブを扱ってしまうため、腕でクラブを振ってしまうことになり、体の回転が上手くいかず、スイングスピードは落ちてしまいます。腕でスイングするのではなく、肩と腕の回転を使ってヘッドを走らせるためにも程よく力を抜くことが大切です。
アドレスからフィニッシュまで正しいスイングを身につけ、スイングスピードを上げていきましょう。
シャフトのしなりを力に変える
ゴルフのスイングはバックスイングからインパクト、そして振り切るまで弧を描くようにスイングをしています。また、その力を最大限に飛距離に生かすために、ゴルフクラブはシャフト部分に『しなり』を設けています。
ゴルフクラブはグリップ側よりフェース部分が重い構造をしており、スイングの際にはシャフト部分より遅れてフェースが動いています。
この遅れをインパクト時にピタリと合わせることができれば、スイングの力に加え、『しなり』が戻ろうとする力が加わり、スイングスピードは必然的に上がると言う訳です。
グリップを優しく握ろう
先ほども触れましたが、体の回転、ゴルフクラブのしなる力を上手くインパクト時、力に変えるためには、グリップを緩く握ることも大切です。
ゴルフは遠心力でボールを飛ばすため、その力を生かすにはかなり弱い力でグリップを握ることが必要となります。
ほんの少し、力を抜いたらゴルフクラブごと空に飛んで行ってしまうようなイメージで、グリップを握るようにしましょう。
シャフトをできるだけ長く持つ
ゴルフクラブは飛距離が出るクラブほどシャフトが長く作られています。これは、シャフトが長ければ長いほど、遠心力が上がり、飛距離を生み出せるからです。
ドライバーには長尺と言うカスタマイズメニューがありますが、これも飛距離に直結する理由からです。アイアンよりウッドが難しいと言われるように、シャフトの長いクラブになればなるほど扱いは難しくなりますが、飛距離は伸びることになります。
テニスなど他のスポーツでも言えることですが、体を回転させボールを打つスポーツは、ボールを打った後まで意識を持つことが大切です。
遠心力の勢いが強い場合、インパクト後の余力も増しますが、インパクト後体や腕が止まってしまっていると言うことは、ボールに上手く遠心力が働いていないと言うことと同じです。
インパクトを意識するのではなくクラブを勢いよく振り切る、フィニッシュまで力を伝えるイメージでスイングするようにしましょう。
クラブの軽量化
クラブが重くて振りにくいと感じているのであれば、シャフトの軽いゴルフクラブなどに変えてみるのも良い方法と言えるでしょう。
ゴルフクラブ自体の重みが減ることになりますので、当然早くスイングすることができるようになります。
筋力に自信がない方や女性などはクラブを一工夫することで、飛距離が上がりますので、ぜひクラブ購入を考えてみると良いでしょう。
ただし軽いものならOKと言う訳ではありません。適度に重みを感じることも飛距離を出すためには必要となりますので、自分にマッチしたクラブ選びを心掛けましょう。
しなりのあるシャフトに変える
体の回転率を上げれば、容易にスイングスピードも上がり、飛距離も伸びますが、これにはやはり限界があります。誰もが始めから完璧にマスターすることは簡単なことではありません。
もちろんクラブを長尺なものに変える方法もありますが、初級者の場合、ミート率が下がることになりますので、あまりおすすめとは言えません。それならば、シャフトの柔らかいクラブに変えるのが手っ取り早い方法と言えるでしょう。
シャフトの柔らかいものは長尺同様「ミート率が下がるのでは?」と考えている方も多いと思いますが、ゴルフクラブは年々進化しており、ミート率に影響ないものも多く売られています。
アイアンなどでスチールシャフトを使っている方も多いですが、その理由は店員にすすめられたからではないでしょうか?自分の体格に合った、スイングスピードに合わせたシャフトを選ぶことでスイングスピードは確実に上がります。
初級者の場合、ドライバーであればSRかRのシャフトを使ってみると良いでしょう。ぜひ試してみてください。
グローブを変えてみる
ゴルフクラブの質にこだわる方は多いと思いますが、スイングスピードを上げたいと思うのであれば、グローブも無視してはいけません。
初級者の場合、グリップを強く握ってしまうことも多いと思いますが、これが飛距離を出せない理由の一つでもあります。
軽くゴルフクラブを握ならなくてはならないとは分かっていても、グローブの質が悪くてはなおのこと強く握らざる負えません。そのためにもグリップ力の優れたグローブが必要になってくるのです。
グローブの質が上がれば自然と強く握る必要がなくなりますので、程よい力でグリップをつかむことができます。それによりスイングスピードが上がり、飛距離も出せるようになると言う訳です。
ソフトスパイクシューズを選ぼう
スパイクレスシューズは、ソールの溝やパターン、素材などで地面との密着力を高めているシューズです。
履きやすく疲れにくく、普段のスニーカーと同じ感覚で履けることからスパイクレスシューズを愛用している方も多いと思いますが、ソフトスパイクシューズと比べると地面を掴む密着力は劣ります。
体を回転させ、遠心力を高めて打つためには、地面をしっかり捉えることが重要です。その機能に優れたシューズに変えることで、スイングスピードが増す場合もあるのです。
ソフトスパイクシューズはスパイク部分が弱くなれば交換も可能です。新しいものに変えることで密着力が復活できますので、長く愛用できます。
まとめ
もちろんゴルフクラブやコースの状態などの影響により飛距離には多少の変動がありますが、少しでも飛距離を伸ばすために必要なものの一つがスイングスピードです。「ゴルフでもっとボールを遠くまで飛ばしたい」と思うのであれば、スイングスピードを上げるコツを実践してみましょう。
また、ゴルフアイテムも年々進歩しています。飛距離を上げるのに役立つゴルフクラブやグローブ、シューズなどを新調してみるだけでも、かなりボールが遠くまで飛ぶようになります。
自分にマッチしたアイテムを探してみるのも、良い方法と言えるかもしれませんね。
[文:レジャーゴルフのサイト【Caddy(キャディ)】]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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