飛びで評判の新『TOUR B JGR ボール』初速・打ち出し角・スピン量の3要素がマッチ!
【GEW - 月刊ゴルフ用品界】
「マッスルコア」がキーワードとなる新『JGR』と、旧ボールを永井延宏プロに打ち比べてもらった。
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『TOUR B JGR ボール』新旧打ち比べ:ドライバーショット編
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前作の方はコアの軟らかさをそこまで感じないので、カバーの硬さが残ることによってインパクト時に若干滑ってしまい、エネルギーがスピンに置き換わってしまう印象がありました。データでも前作はスピン量が若干多くなっていることが分かります。
新JGRデータ 【GEW - 月刊ゴルフ用品界】
とは言え、コアが潰れすぎてしまうと逆にエネルギーロスになってしまうのですが、今回のコアは潰れた後に、まるで筋肉が収縮するように一気に復元してくれるので、初速が出てボールが前に前に進んでいってくれる感覚があります。
旧JGRデータ 【GEW - 月刊ゴルフ用品界】
データでも新しい『JGR』の方が10ヤード近く飛んでおり、全く違うボールに進化しているということが実感できました。
『TOUR B JGR ボール』新旧打ち比べ:アプローチショット編
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こちらもドライバーと同様に、前作はコアがそこまで潰れない分、素直にボールが飛び出ていくのですが、割とスピンが入ってイメージより飛び過ぎない印象です。
新JGRデータ 【GEW - 月刊ゴルフ用品界】
旧JGRデータ 【GEW - 月刊ゴルフ用品界】
新『JGR』の進化した点は
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コアの潰れと復元力による初速の速さはもちろん、確実に低スピン性能が出ていますので、スピンコントロールという点においても進化しています。また、重要な3要素であるボール初速、打ち出し角、スピン量のマッチングが非常に良いと思います。
『JGR』ボールはディスタンス系というカテゴリーになるかと思いますが、私達プロが使うウレタンカバーのツアー系ボールと似た軟らかさやスピン感を感じられる印象です。
ブリヂストンのボールは元々、飛行機がフワッと伸びていくような弾道の美しさが特徴ですが、今作もそれが十分に受け継がれボールトータルのパフォーマンスが高かったという印象です。非常に信頼感のあるボールに仕上がっていると感じました。
【永井延宏プロ】
1969年埼玉県生まれ。アメリカ・オーストラリアでの経験をもとに、グローバルな視野と独自のティーチングメソッドを構築。NPO法人ゴルフアミューズメントパークの理事として、ゴルフ市場の発展や指導者の育成にも携わる。2006年度レッスンオブザイヤー受賞。
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