【GPSウォッチ レビュー】SUUNTO 「SUUNTO 9 BARO TITANIUM(スント 9 ナイン バロ チタニウム)」
今回ご紹介するのはその最新モデル「SUUNTO 9 BARO TITANIUM(スント ナイン バロ チタニウム)」です。
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GPSトラッキングを170時間使用可能なツアーモードは、予想位上に使える精度だった。
このストラップは表面を見るとザラッとしていて、腕との摩擦が気になるかもしれませんが、裏側は滑らかでツルツルなので一日中着けていても快適です。また、固定式のDカンは着脱時に立てることでストラップを出し入れしやすくなり、装着時は寝かすことで余ったストラップをロックできます。
これって大丈夫??
そこで実際にパフォーマンスモードとツアーモードを2台の「SUUNTO 9」で同時にログを取って比べてみたのが下の軌跡です。約10km程のトレイルでしたが、大体同じ様な結果となりました。
エンデュランス、ウルトラ、ツアーのバッテリーモード、またはGPS精度が「良好(Good)」か「ふつう(OK)」のカスタムモードを選択するとFusedTrack(TM)という機能が自動で有効になり、GPS捕捉の合い間の動きをモーションセンサーを使用して記録します。つまり、ツアーモードの場合はほとんどの動きをモーションセンサーで記録していることになるわけです。FusedTrack(TM)は以前からある機能なのですが、おそらくチューンナップされて精度が大幅に向上しているのでしょう。
それでは、今度は400mのトラックではどうでしょう。5分/kmのペースで3周してみました。
しかし、そもそもツアーモードは保険みたいなもので、常用することはないと思います。バッテリーに余裕があるならパフォーマンスモードで使用するのが基本です。
ツアーモードが活躍するのは、数日間の縦走ツアー、ステージレース、ウルトラクラスの大会、または充電するのを忘れた場合など。しかも、最初からツアーモードに設定するのではなく、バッテリーの消費量を見ながら途中で切り替えるという使い方になるかと思います。
「SUUNTO 9」ではバッテリー残量が20%、10%で警告が出ます。20%の時点でツアーモードに切り変えても170×0.2で、あと34時間使えることになります。
つまり、上記のテスト結果では決して精度が高いとは言えませんが、ツアーモードを保険として考えるならば、十分と言えるのではないでしょうか。バッテリーの残量を気にしたり、途中で充電しながら走るというのは、もはや昔話になりそうです。
GPSウォッチを選ぶ際、トレイルランナーの多くのはバッテリーライフを重要な選択基準としているようです。「SUUNTO 9 BARO TITANIUM」は、まさに鉄板のアイテムと言えるでしょう。
・価格:82,500円(税込)
・サイズ:50x50x16.5mm
・重量:66.9g
ベゼルの素材:グレード5チタン
レンズの素材:サファイアクリスタル
ケースの素材:ガラス繊維強化ポリアミド製
ストラップの素材:ナイロン製テキスタイル
・同梱物:Suunto 9 Baro Charcoal Black Titanium、長さの異なる2本のストラップ、充電ケーブル、クイックガイド、保証書
・主な機能
インテリジェントバッテリーモード
サファイアガラス
手首での心拍数
ストレスと回復
天候に関わる機能
100m耐水
タッチスクリーン
80以上のスポーツモード
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