安定感が格段にアップ!「テーラーメイド SIM2 MAX ドライバー」
【ゴルフダイジェスト・オンライン】
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ウェイトの重さ変更でさらに深重心化
昨年、大ヒットした「SIM MAX ドライバー」の後継モデルが「SIM2 MAX ドライバー」です。新シリーズの兄弟モデル「SIM2 ドライバー」と見比べてみると、僕にはヘッド形状の違いが分かりません。まったく同じに見えます。(笑)
構えたときの見た目は「SIM2 ドライバー」とほぼ同じ。すわりが良くて構えやすい 【ゴルフダイジェスト・オンライン】
見た目は限りなく似ていますが、ヘッドの重心位置がずいぶん異なっているようです。ヘッド最後部に配置されているウェイトの重さは、「SIM2」が16gなのに対して、こちらの「SIM2 MAX」は24g。ちなみに前作の「SIM MAX」は18gだったので、前作比でも深重心化されているのが分かります。
打ってみると、フッカーの僕が珍しく右方向に曲げました。球のつかまりは、あまり良くなさそうです。ただし、安定感があるし、ミスヒットしても飛距離の落ち込みが少ない。引っかけにくくて、直進性能が高いドライバーという印象です。
【ツルさん】
前作の「SIM MAX ドライバー」よりも格段に安定性が増しています。左右ブレが少なくて、着弾点がそろいやすい。やはりヘッド最後部のウェイトが効いていて、深重心かつ高慣性モーメント化されているんでしょうね。ただし、僕はスイング中にヘッド後方に重さを感じてしまいます。兄弟モデルの「SIM2」や前作「SIM MAX」と比べると、スピードを出しにくい感覚もありますね。
【ミヤG】
ロフト角10.5度だと、文句ナシの高弾道です。でも、ちょっと上がりすぎるかな。
【ツルさん】
前作よりも安定感が増した分、トレードオフとしてスピンが入るようにもなっています。僕はあえてスピン量が減るように打って弾道計測しましたが、普通に打つとバックスピン量が2700〜2900回転ぐらい。前作の「SIM MAX」では球が上がりにくいと感じていた人、低スピンすぎてドロップ気味の球を打っていた人には、この「SIM2 MAX」がちょうど良さそうですね。
【ミヤG】
この安定感は魅力ですが、持ち球のドローで飛ばせそうに感じたのは「SIM2」のほうです。僕が買い替えるなら「SIM2」です!
【ツルさん】
球の上がりやすさと直進性を優先する人には、「SIM2 MAX」はいい選択肢だと思います。注意点としては、前作ほどの低スピン性能ではないこと、それと球のつかまりがいいわけではないことです。つかまりを求める人の本命は、おそらくもうひとつのモデル「SIM2 MAX-D ドライバー」になるでしょうね。
前作より安定感が格段に上がったのは◎。つかまり性能は抑えめで、左に引っかけにくい印象 【ゴルフダイジェスト・オンライン】
試打したクラブのスペック
●ロフト角:10.5度 ●シャフト:TENSEI BLUE TM 50 ●硬さ:S
マイクラブ情報
●ロフト角:10.5度 ●シャフト:Speeder 569 EVOLUTION VI ●硬さ:S
ツルさん:テーラーメイド M2 ドライバー
●ロフト角:9.5度 ●シャフト:VENTUS 6 ●フレックス:X
- テーラーメイド SIM2 SIM2 マックス ドライバー TENSEI BLUE TM50 シャフト:TENSEI BLUE TM50
- 39,900円
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- テーラーメイド SIM2 SIM2 マックス-D ドライバー TENSEI BLUE TM50 シャフト:TENSEI BLUE TM50
- 44,990円
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