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楽に振って距離が出せてカッコイイ！本間ゴルフ「T//WORLD TR21X アイアン」

スポナビGolf 2020年11月12日 8:00

【スポナビGolf】

打感の良さやフェースのカッコ良さが人気の本間ゴルフ「ツアーワールドアイアン」。そこで今回は、本間ゴルフ「 T//WORLD TR21X アイアン」をクラブフィッターの小倉勇人さんに試打してもらい、その特徴を語っていただきました。

TR21 X アイアン

T//WORLD TR21X アイアンの特徴

【スポナビGolf】

最大の特徴はマッスルバックのように見える中空構造です。中空構造だと、マッスルバックのような重く厚い打感はなかなか作りづらいのですが、反発力を落とさずに打音・打感を向上させるためフォームを充填しています。

【スポナビGolf】

さらに、タングステンウェイトをソール後方に内蔵することで深低重心になっています。中空構造のメリットは中にいろいろ仕掛けを作ることができますし、マッスルバックのようにカッコよくできる点です。

【スポナビGolf】

T//WORLD（ツアーワールド）というアスリートに向けたブランドとしては、形状というのは思った以上に大事。

やさしく見えるものは使うゴルファーに影響する部分もあるので、シャープなものだとシャープに振り抜きたくなります。ただ、このクラブはシャープに作りつつ、少し厚めのソール部分など見えるやさしさの部分もしっかり作られています。カッコよくシンプルですが、よく考えられた形状になっていると思います。

【スポナビGolf】

フェース素材に反発性の優れたC300（マレージング鋼）を採用しているので、薄くして最適な重量配分・重心設計ができています。マレージング鋼の打感の良さも出ています。

試打で感じた特徴

実際打ってみると、この形状から想像するよりもかなり高い球が打てます。

ロフトは7番で30度。今の飛び系のアイアンが大体7番で26度といったロフトがある中で30度ですから極端に立ってるわけではありません。楽に振って距離が出るちょうど良い設計です。

打感も充填剤が入っている効果で、少しフェースに乗るようなズンと少し重い感じが出てるので、そういう演出も形通りできているのかなと思います。