【臼井麗香プロ】“擬音”でつくる高再現性スイング【ボールをつかまえる“スッパーン”】
【Regina】
今回はボールをつかまえるときの擬音を紹介。ドローボールを持ち球とする臼井プロですが、インパクトではボールをしっかりつかまえたい。そのためにも、ダウンスイングへの切り返しでは間をつくることが大切。『パーン』の前に『スッ』を入れることで、その間ができるといいます。
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【Regina/ Getty Images】
◆『スッ』をつけると間ができます!
大本コーチ(以下、大本):フェアウェイウッドと同じ『パーン』だと、体が早く開きますからね。そのぶん、フェースが開いてインパクトを迎えるのでボールをつかまえにくくなります。『パーン』の前に『スッ』を入れることで、切り返しの間が生まれます。
臼井:私の持ち球がドローボールなので、ダウンスイングへの切り返しでタメをつくりたいんです。タメがないと、上体と下半身が一緒に回ってしまいますからね。そしてアウトサイドからクラブが下りてしまい、ボールがつかまりません。逆にタメができると、下半身が先行したダウンスイングになり、後からクラブが下りてくるので、インサイドからも下ろしやすくなります。
大本:アベレージゴルファーは、このタメをつくるのが難しいと思います。臼井さんは『スッ』を入れることで対応していますが、『スッ』のときに自分の左後ろに置いた仮想のイスに左のお尻を乗せるイメージを持つといいでしょう。その後、『パーン』の間に立ち上がる感じです。
臼井:私も最初は、そのイメージで練習しました。大げさにやっていたら、いつの間にか無意識でできるようになりました。
◆【ポイント1】『スッ』で間をつくる
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◆【ポイント2】イスに座るイメージ
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◆【ポイント3】『パーン』で立つ
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◆教えてくれたのは…
【Regina】
大本研太郎 おおもと・けんたろう/1974年1月18日生まれ、宮城県出身。PGAティーチングプロA級。スイング解析などの実践的なレッスンを中心に行う。臼井麗香や東浩子らのツアープロコーチとしても活躍。GPC恵比寿ヘッドコーチ。
週刊パーゴルフ 2020VOL.22掲載 取材/構成・山西英希 撮影・鈴木 祥 取材協力・船橋カントリー俱楽部(千葉県)
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