ヘッドのラケットを使用しているプレーヤーは数多くいますが、誰と聞かれれば誰しもが思い浮かべるのはジョコビッチではないでしょうか。

　ジョコビッチが使用しているラケットが、スピードシリーズになりました。スピードシリーズは面の安定性が高く、打った時の面のブレが少なくなり、コントロールの向上を助けるラケットです。

　しっかりと振り切っても、スイングスピードを落として振ってもラケット面が安定してくれるのでリラックスして打てるのが特徴です。

2020グラフィン360+ スピードMP

　2020年からスピードシリーズが新しくなりました。前作も、面の安定性とボールに伝えるパワーをメインに宣伝されてました。しかしさらに性能向上した今作、2020グラフィン360+ スピードMPは、16×19のストリングパターンでボールの反発スピードだけでなく、回転量も両立して向上してくれます。

　しかも、前作にあった硬い感触がなくなっており、柔らかい感じがします。先に書いているように選手モデルというイメージでしたが、使えるプレーヤーの層が広がった感じがします。誰もが簡単に使える選手モデルという印象です。

2019グラフィン360 スピードX MP

　2019グラフィン360 スピードX MPは、スピードシリーズが発売されてから10周年の記念モデルとして発売されました。

　性能は2018グラフィン360 スピードシリーズと変化ありませんが、限定カラーとして今までのブラック×ホワイトの2色だったものをブラック1色のカラーリングを追加しました。

　みんなとラケットが被ってしまうのが嫌だと思う方はいかがでしょうか。黒色1色は高級車を思わせるイメージです。

2018グラフィン360 スピードMP

　前作の2018グラフィン360 スピードMPは、新作とカラーリングが逆パターンになっています。新作と少し打球感が違い、硬い印象です。ガツンと打つ人には好まれます。

　あとは同じシリーズのラケットなので振り心地、操作性など大きくは変わりません。価格も安くなっているので試しに買いたい方、もう1本を考えてるいる方はこのラケットでも良いと思います。

　ポリエステルのガットを張るとスイングスピードが必要になるので、ハイブリッドなどがいいかもしれません。

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