勝ちっぷり◎イルヴェントドーロに★6つ 母と祖母が重賞勝ち馬で大化けもあるか?

競馬専門紙「優馬」

新馬惜敗の鬱憤を晴らす快勝劇 ミッキーブリランテ

1番人気ミッキーブリランテが2戦目で初勝利(撮影:日刊ゲンダイ) 【(C)競馬専門紙「優馬」】

12/16(日) 阪神4R 2歳未勝利 芝1800m外
ミッキーブリランテ 牡 馬体重:458kg(±0)
★★★★★★ 6点
騎手:坂井瑠 厩舎:(栗) 矢作
生産:ノーザンファーム
馬主:野田みづき
父:ディープブリランテ
母:エピックラヴ(Dansili)

 初戦はダービー馬の全弟ウーリリ(★7つ)にクビ差屈したが、最後は勝ち馬を上回る末脚を見せていた。今回は早めに進出していく積極的な競馬で、楽に抜け出しての完勝。内の窮屈な位置取りだったこともあってか、少し頭を上げるシーンもあったが、全体的にはスムーズなレースぶり。決め手もあり、レースセンスも十分。上のクラスでも素質は通用するだろう。

馬体診断
 初戦時からキッチリと仕上がっていたが、それは中2週の今回も変わらず。ボリューム感たっぷりで見栄えのする馬体は弾力性、バネを感じさせ、高い瞬発力が備わっているのが分かる。距離は延びてもOKだが、マイル戦もこなせそうな体付き。まだ上積みの見込めそうなシルエットも、今後に向けて楽しみな材料だ。

血統診断
 母はフランスでGIIを勝ち、GIでも2着に好走した実績を持つ。母父DansiliはGI勝ちこそないが、兄弟馬にはGI馬がズラリと並ぶ良血馬。種牡馬として成功を収め、レイルリンクが凱旋門賞を勝ち、ハービンジャーはキングジョージを勝って日本でも種牡馬としてブレイク中。父の産駒の傾向とも合わせると、高いスピードで中距離戦を押し切る競馬のイメージか。

馬券の狙い目→芝の中距離戦が主戦場だが、条件を問わず走れるタイプ。理想はスピードの持続力が問われる展開で、一例として京都新聞杯(京都芝2200m外)など。

2/3ページ

著者プロフィール

競馬専門紙「優馬」のスペシャル競馬サイト。トレセンや競馬場という現場で記者やトラックマン達が仕入れてきた生情報を元に、予想記事やコラム記事を掲載しています。さらに、競馬ファンのニーズに対しダイレクトに応えていくようなコンテンツも展開。

新着記事

編集部ピックアップ

コラムランキング

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント