SPORTS for LIFE #026 吉田夏海 ランニング、ヨガ、登山、そしてプロレス!!

スポーツナビDo

【スポーツナビDo】

――ヨガに関しては?

ヨガは20歳ぐらいからちょいちょいやっていたんですけど、ちゃんと続けるようになったのはここ3年ぐらいですかね。最初はホットヨガをちょこちょこやっていたんですが、ホットヨガが私にはあまり合わなくて。ちゃんと呼吸ができていなかったり、ポーズがとれていなくて効き目がなかったり。でも、常温ヨガに3年ぐらい前に出会ってやってみたら、「うわ、いいじゃん!」って思いました。すごく体幹に効く感じがあって、それからハマってヨガをやり始めたんです。それで、去年の11月にRYT200(全米ヨガアライアンス)を取ってきて……っていう感じで、ヨガはずっとハマってます。

――山登りは?

山にハマっている友達がいて、その人たちが登るグループがあるんです。それで今年の1月頃に、普通にご飯食べているときに「山登ろうよ」って話になって、「うわ、山か」って(笑)。

――そのときは山に対してはそれぐらいの気持ちだったんでしょうか?

山登りってやっぱり辛いだけってイメージがあるじゃないですか。何が楽しいのか分からなかったから、山の話聞いてても「ふーーーーん」「へぇーーーー」って、あんまり興味ない感じだったんですけど、登るってなっちゃって。まぁ運動好きだし、興味はあるから、ひとりじゃ登れないしみんながいるなら登ってみようかなって思って、去年の1月に登ってみたんです。そうしたら、もうねぇ、景色がやっぱりすごいから、達成感がすごくて、「うわーーーー! こんな景色見れちゃうんだー!」って。それで、自分が下りてきて山を見たら、「え? あそこにいたの?」みたいな(笑)。すごい疲れていたんですけど、歩けちゃうもんなんだって思うと、また登りたいって気持ちになるんですよね。「あそこに登ってたのー? すごいじゃん私!」みたいな。

その日初めての登山だったけど、登って下って山の中に10時間ぐらいいたのかな。朝集合して、登って、お昼とか上で食べるじゃないですか。そのご飯もまた、ただのカップラーメンなのに「なんでこんなにおいしいんだ!」って。山頂で食べるカップラーメンは本当においしくて。それだけでもう感動しちゃって。ゆっくりしてたら日が暮れてきて、夕日が、それもまた、林の中からパァーッて。ホントにきれいで、素敵すぎちゃって、すごい楽しくて。その日、「あー、山登りマジ疲れたわ」って思ってたんですけど、次の日にはまた登りたいって気持ちになっていました。

なんですかね、あれは。ホント登ってみないと分からないと思います。だって、山登りしようって言われてもイヤじゃないですか? 辛そうって思って。でも、すごくいいんです。音とかも少ないし、静かだし、人も少ないし、自然の中にいる感じが。それで、こっちに戻ってきて新宿で解散するんですけど、新宿って人が超多いじゃないですか? うわぁ、人多いね……やっぱり山っていいねって(笑)

――それでは、キックボクシングは?

私、K-1を見るのが好きなんです。最近のK-1なんですけど、見ていたらやっぱり選手たち強いじゃないですか? 「私もやりたい!」みたいな(笑)。なぜか私もやりたいってなってきて。運動に対してすごい興味があるんですよね。だから、やってみたいと思って、K-1ジムにそれからちょこちょこ通っていたんですけど、家がジムに近くなったこともあって、今年からけっこう行くようになりました。週1とか、それぐらいのペースでコンスタントに通うようになったんです。メチャ楽しいです。

ミット打ちをさせてもらうんですけど、音がとにかく気持ちいいんですよね。「あれ? 私強いんじゃないかな」って(笑)。そう思わせてくれるぐらいの気持ち良さがあって、30分ぐらいミット打ちをやらせてもらうんですけど、汗が尋常じゃないんですよ。ランニングで汗をかくのとはまた違う感じです。“やってやったぞ感”はハンパないんです。最後「やってやった! 今日もやってやった!」って(笑)。ランニングとかは、はい今日もがんばったねって感じなんですけど、「よし、今日はもうやってやった!」ってのがあって。分からないんですけど、ホントに気持ちいいんですよね。ストレス発散にもなるじゃないですか?

あと、教えてもらってるうちにだんだん分かってくるんですよ。ちゃんと体幹を使って、重心移動して、っていうのがあって、自分でだんだんうまくなってきてる感じがするんです。例えば右足のキックはうまくいくのに、左足がうまくいかないんですね。だから、左足をどううまく蹴れるか、みたいな。そうやってどんどん自分で「あ、こうなんだ」って分かると面白くなってくるんです。

【スポーツナビDo】

――今、ほかに興味のあるスポーツはありますか?

スポーツというか、これスポーツなのか分からないんですけど、今プロレスにすごいハマっています。プロレスやりたいなって思うんですけど(笑)、さすがにそれはスポーツだけどちょっと違うかなって思ってて。「おりゃー!」とかね(笑)。

――見るものをやってみたいと思ってしまう性格なんでしょうか?

そうなんです。見るものすべてかもしれないです。やってみたいと思っちゃうし、興味があるんです。最近やったスポーツでいうと、ボルダリングとか面白かったので、また今度みんなで行こうよって言ってるんですけど、そういうのも楽しいですよね。みんなでやるのもそうだし、新しいことにチャレンジするのも楽しくて。

――逆に、やってみたけどハマらなかったスポーツはありますか?

んーーーー……あんまりないかも。やったら楽しいんですよ。スポーツをやってみたら、何でも楽しいって思います。とりあえず。

――体育の成績は良かった?

体育の成績は良いです! そのほかは良くないです(笑)。

――もともとスポーツが向いているんでしょうね。

そうなんです。スポーツはまあまあ何でもやれちゃう感じはありますね、自分で言うのもなんですけど……(笑)。クライミングもこないだ久々にやって、意外と私はスイスイ行けるけど、周りの子はあれ?ってなってる感じの子もいて、「あれ? 私、意外とできるんじゃん」みたいなのは再確認しました(笑)。

【スポーツナビDo】

――では、スポーツをやっていてテンションを上げたいときに聞きたい曲ってありますか?

私って……LUNA SEAが好きなんですよ(笑)。最初はあんまり興味がなかったんですけど、20歳の頃に知り合いに川村隆一さんのソロライブに連れて行ってもらって見に行ったんですね。そしたらメッチャ歌うまいし、かっこいいし、なんだ!って思って。そのあとにLUNA SEAのDVDを見せてもらって、そこからハマっちゃったんです。いったん落ち着いてる時期もあったんですけど、最近また盛り上がってきました。

――LUNA SEAの中でも一番テンションが上がる曲は?

もうねー、選べないぐらいで(笑)。やばいヤツみたいになっちゃってますね。テンポが速くてテンションが上がる曲でいうと、「TONIGHT」とか。あー、でももっとテンションが上がる曲っていっぱいあると思うんですよね。なんだろうな。メッチャ聞いてるんだけど……。あーーー、はいはい(笑)アブないですよね(笑)「IN FUTURE」とか好きです。

――好きな曲を聴くとテンションは上がりますか?

上がります。走ってるときも、それ聞いてるだけで、歌いながら走っちゃいます(笑)。

――では、スポーツをしているときのマストアイテムは?

ヨガだったらかわいいウェアを着たいなってのはあるし、ランニングだったら音楽聴きたいから音楽プレイヤーがほしいですね。何もない感じだと走りづらい。ランニングのときは音楽プレイヤーしか持って行かないんです。ウェアを着て、iphoneだけ持って、イヤホンして、サササササって感じで。

――ウェアでテンションが上がったりもしますか?

それはもう、ありますね。新しいウェアを買ったときとか、かわいいウェアを着てるときとかテンション上がります。でも、家の周りを走るときとか、夜とかだと、たまに「なんでもいいや」ってなるんですけどね(笑)。

――どういうときにスポーツをしたくなりますか?

身体が伸びていないなって思うときですね。縮こまってるみたいな。そういうときは「ヨガしたーい」って、身体を伸ばしたくなります。ヨガすると、ホントに背筋ピン!って、開くというか。あとは、ただ単に食べ過ぎちゃったなって罪悪感を感じるときとかは、今日は帰ったあとに走ろうかなとか思います。でも、走るのとかは思い立ったときに走るんで、日常になってる感じはありますね。生活の一部になってます。

――スポーツをしている中で印象に残っているシーンは?

山だと、天狗岳っていう2000m級の山に登ったときですね。初めて2000m超えの登山をしたんですけど、けっこう上まで行くと、稜線が見える開けた景色の中を登っていて、後ろを振り返ったらもう景色がパーーーッて。振り返ったら「きれーーーい!」ってなりました。最近登った山では景色的にも一番楽しかったし、山的にも飽きることなく登れた山で、すごく感動しましたね。またこの山に登りたいなって思っちゃいますもん。

あと、フルマラソンはやっぱり印象的ですね。どのぐらい辛いかも分からなかったし、まして12kmぐらいしか走ったことない人が走れると思わないじゃないですか。だからやればできるんだなって思ったし、走り終わってからもホント感動したのは覚えてます。でも泣くとかじゃなくて、笑顔でした。達成感のほうが強くて、「えーーん」ってなる人も多いじゃないですか。でも私は「イエーーーイ!」って。「私できるんだー」って感じでした。

――フルマラソンをまた走りたいと思いましたか?

いやぁー、それを聞かれちゃってみたら、ちょっと考えるんですけど。でも、機会があればやりたいなとは思います。あんまり大会に出ていないんで、ハーフとかあれば全然やりたいんですけど、フルは慣らしてからやりたいですね。

【スポーツナビDo】

――スポーツしている異性の萌えポイントは? スポーツしてる人は好きですか?

好きです! 筋肉好きです。筋肉はやっぱりあったほうがいいし、男の人だからこそ男らしさを感じるじゃないですか、筋肉って。ってか、今はプロレスのことしか考えてないんですけど(笑)、だから今プロレスラーを思い浮かべながら言ってたんですけど(笑)、私、細マッチョとかじゃなくて、プロレスラーみたいな体型も好きなんです。まあ、やりすぎてるのはちょっとイヤですけど、華奢すぎると男の人の魅力が減っちゃうんです。自分が運動してるからってのもあるんですけど、運動してる人だと一緒に運動できるっていうのもいいですね。

――スポーツをしていて自慢できることは?

なんでもできる(笑)。意外となんでもできる。運動神経いいって思っちゃってるんです(笑)。実際は自慢するようなことはないんですけど……根性はあります。なんていうのかな……とにかく負けず嫌いなので、やり遂げるってことはしたいし、根性ですね。根性はありますね。自分に負けないです、私。

――スポーツをしている自分へのごほうびは?

肉。お肉大好きです。お肉以外食べてないぐらい……じゃないけど、魚とかはほとんど食べないです。その中でもやっぱり焼肉。焼肉は週5で食べるぐらいの勢いで食べてたときもありますし、ほんとにお肉が大好きです。

――食べることも好きなんですか?

そうなんです。ホントに食べることが大好きです。だからごほうびというか、今日は運動したからいいでしょ、とか、おいしいものを食べたから運動しようとか、セットです。ちょっとダイエットするときはやっぱり食事を軽くしてとかはありますけど、だいたいは「食べたいから運動する。」です。
――マイブームはありますか?

やばい、それはやっぱりプロレスなんですけど(笑)。

――プロレスはなぜハマったんでしょうか?

それはですね、2カ月前のことなんですけど「WRESTLE-1」(レッスル・ワン)っていうプロレス団体があって、まだプロレス団体の中では新しいらしいんですけど、そこに友達が見に行くから一緒に行こうよってなって行ったんです。そのときに私「プロレスってどうせヤラセだろ」って思ってたんで、別に楽しくないだろうなぁと思いきや、100kg級の人たちがホントに「おりゃー!」って(ラリアットの動作で)。やっぱり痛いじゃないですか。痛いし、100kgを持ち上げてガーン!とかやるじゃないですか。もうそれで「こんなのヤラセだろ」って思ってた私が申し訳ないと思って……。すごいガチなんですけど、エンターテインメントしてるじゃないですか。それがすごいなんかググッと来ちゃって。K-1はもともと好きで見ていたんですけど、K-1とはまた違う面白さがあるじゃないですか。K-1はすごいホント真剣勝負で面白いっていうか、かっこいいし見てて面白いし、すごいなって思うんですけど、今はプロレスが面白いなって思っちゃって。やばいですー(笑)。

で、この前、プロレス見に行ったんですよ。見終わった後に『リベラ』っていうプロレス選手の写真がいっぱい飾ってあるステーキ屋さんがあるんですけど、そこで普通にステーキを食べながらプロレスの話をしてたんですよ。そしたら、まさかの、隣の隣の席にオカダ・カズチカ選手がいてーーーー!!!! 最近ハマったばっかりだから新日本プロレスは見たことないんですけど、顔は知ってるじゃないですか。プロレスに超ハマってるし、今見てきたばっかりだし、「えーーーっ!」てなって、「やばーい、まさか!」ってなって、一緒に写真を撮ってもらって、っていう最高の1日を過ごしたんですよ、この前。もう大興奮しちゃってってぐらい、今プロレスが好きです。YouTubeとかで見ちゃってますもん、昔のプロレス。見てほしいです。ハマってください! そしたら、またプロレスの話しましょ。 次にお会いしたら、「技覚えました!」とか言っちゃってるかもしれないですよね(笑)。

――はい、楽しみにしています(笑)。それでは最後の質問です。好きな言葉は?

なんだろう……。「ありがとう」「感謝」ですかね。感謝の気持ちを忘れないことは大事にしています。

吉田夏海(よしだ・なつみ)

【スポーツナビDo】

1987年生まれ、東京都出身。
「BLENDA」の専属モデルを経て、その後は数々の雑誌やカタログなどに出演する。
マラソン・スポーツ・トレーニングなどを日々行い、いくつかのマラソン大会の出場経験もある。「全米ヨガアランス」も取得しており、現在はヘルシーモデルとしてファッション誌やスポーツ誌など幅広くの活躍中。
衣装協力:
・ノースリーブシャツ(+me(プラスミー))/¥3,500(税別)
・ショートパンツ(+me(プラスミー))/¥4,500(税別)
・一分丈タイツ(+me(プラスミー))/¥4,500(税別)
・ランニングシューズ「ウエーブシャドウ」(ミズノ)/¥11,900(税別)

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著者プロフィール

習慣的にスポーツをしている人やスポーツを始めようと思っている20代後半から40代前半のビジネスパーソンをメインターゲットに、スポーツを“気軽に、楽しく、続ける”ためのきっかけづくりとなる、魅力的なコンテンツを提供していきます。

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