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日本の米国行きを阻む強豪たち
WBC2次ラウンドE組の見どころ
日本が強豪ひしめく2次ラウンドを突破するには投手力が生命線となる
日本が強豪ひしめく2次ラウンドを突破するには投手力が生命線となる【写真は共同】

 3月12日から始まる2次ラウンドE組は1次ラウンドA組を3連勝で1位通過したイスラエル、同2勝1敗の2位オランダ、B組3連勝の1位・日本、同2勝1敗の2位・キューバの4チームで行われる。


 A組では日本最大のライバルと目されていた韓国が敗退し、世界ランキング41位で初出場のイスラエルが1位通過と、予想だにしない展開となった。2次ラウンドでもイスラエル旋風が巻き起こるのか。日本はアメリカ行きの切符を手にすることはできるのか。その見どころは!?

E組戦力分析

2次ラウンドE組の戦力分析(10段階評価/データ提供:世界の野球)
2次ラウンドE組の戦力分析(10段階評価/データ提供:世界の野球)【スポーツナビ】

モチベーション高いイスラエル

1次ラウンドA組を3連勝で通過したイスラエル。2次ラウンドも怖い存在だ
1次ラウンドA組を3連勝で通過したイスラエル。2次ラウンドも怖い存在だ【Photo by Chung Sung-Jun/Getty Images】

 大会前からイスラエルをダークホースとして挙げる声自体はあったものの、誰もここまでの快進撃を予想することは出来なかっただろう。初戦の韓国との延長戦を制すると、そのまま台湾、オランダにも勝利し全勝で2次ラウンド進出を決めた。


 ユダヤ系選手で構成されていると聞くと寄せ集めのような印象を抱いてしまいがちだが、彼らにとっての「祖国」であるイスラエルへの思いは強く、同じユダヤ教徒として結束力は高い。特に開催国として初戦で戦った韓国は、野球界では聞きなれない国名のチームと戦う重圧と、実際に相対した戦力とのギャップに苦しんでいた印象で、同様にホームで戦う日本にとっても難しい戦いを強いられるだろう。「メジャーリーガー未満のマイナーリーガー」の集団が高いモチベーションで戦うチームの怖さをこのラウンドでも見せてくれるはずだ。

投手陣の頑張りが重要なオランダ

日本でもおなじみのバンデンハーク以外の投手力がカギを握るオランダ
日本でもおなじみのバンデンハーク以外の投手力がカギを握るオランダ【Photo by Chung Sung-Jun/Getty Images】

 オランダは最終戦でこそイスラエルに敗れたものの、韓国と台湾を下して順当に勝ち上がってきた。過密な日程のなかで1試合を残して勝ち抜けを決めたことも、投手層が厚くないことを考えれば大きい。メジャーリーガーがそろう強力打線が機能するのは前提として、エースであるバンデンハーク(福岡ソフトバンク)以外の投手の頑張りが重要となってくる。


 国内組の投手は4年前より確実に底上げされており、前回大会で大量失点を許した日本戦はそれを証明する絶好の機会と言っていい。昨年11月の強化試合からも選手は入れ替わっており、バンデンハーク以外ならいつでも大量点が奪えるようなイメージだけはしない方がいいかもしれない。

日本は生命線の投手力が機能するか

 B組を順当に全勝で勝ち上がった日本は、生命線である投手力がここでも機能するか。A組からやってくるオランダとイスラエルの打線は、1次ラウンドの対戦国よりもワンランクかツーランク上。2次ラウンドではごまかしは効かないだろう。

打線活発なキューバは4番手

E組の中で4番手として位置付けられるキューバだが、1次ラウンド2本塁打のデスパイネを中心とした強力打線は侮れない
E組の中で4番手として位置付けられるキューバだが、1次ラウンド2本塁打のデスパイネを中心とした強力打線は侮れない【Photo by Matt Roberts/Getty Images】

 オーストラリアとの直接対決を制し1次ラウンド敗退は免れたキューバはやはり4番手の位置付けとなるが、打線はある程度活発なところを見せている。どこの国もある程度序列の低い投手を起用してくることが予想されるが、その隙につけ込むことが出来ればチャンスは出てくるはずだ。

世界の野球

2005年秋の第1回アジアシリーズ、翌春の第1回WBC開催をきっかけに世界の野球事情を知る喜びに目覚めた国際野球オタク。これまで寄稿した媒体に『Number』『EX大衆』など。国内外を問わずさまざまなジャンルの野球を見ているが、情報量の少ないマイナー国の野球を中心に、ペンネームと同名のブログ『世界の野球』で情報発信することを日課としている。

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