錦織圭、クレー2戦目はリオOP 早めの対策は全仏優勝を本気で狙う証
ATPツアーはここを押さえろ
大会のグレードはグランドスラムが最も高く、ピラミッド型に6つに分かれている 【写真:ロイター/アフロ】
大会グレードはピラミッド型に6つに分かれ、頂点にはグランドスラムと呼ばれる全豪、全仏、全英、全米OPが君臨する。その下にあるのがATPワールドツアー・ファイナルズ、そしてATPマスターズ1000(9大会)、ATP500(13大会)および250(40大会)。また、ATPワールドツアーの下にはATPチャレンジャーツアーやITFフューチャーズシリーズといったカテゴリーもあり、プロデビュー間もない若手や下位ランクの選手がコツコツとポイントを積み上げ、ATPワールドツアー参戦のチャンスを狙う。
参考までに日本で開かれる唯一のATPワールドツアー、楽天ジャパンOPはATP500。また、錦織が出場している南米2連戦はアルゼンチンOPがATP250、リオOPがATP500に格付けされている。
世界ランキングはこうして決まる
全豪OPではフェデラー(右)に敗れた。ライバルたちより早く対策を始めた錦織は、全仏OPで悲願を達成できるか 【写真:ロイター/アフロ】
こうして見ていくとグランドスラムでの獲得ポイントがいかに高いか、おわかりいただけるだろう。それと同時に、優勝の可能性もあったメンフィスOPを捨てて、ライバルたちより早めにクレー対策を始めた錦織がいかに本気で全仏OPでの優勝=悲願のグランドスラム初制覇を狙っているかも分かる。
◆リオ・オープン配信予定◆
日本時間2月21日(火) の1回戦から27日(月)の決勝までLIVE配信
さらに2月21日(火) 〜24日(金) 1回戦、2回戦は無料配信