これぞハーフマラソンの最高峰!? ブルックリンハーフの魅力とは
今年は2万7410人のランナーが参加
ちなみに全米のハーフマラソンの参加者数ベスト5は下記の通り。いずれも2万人を超えており、日本の著名なフルマラソン並みのランナーがエントリーしており、ハーフマラソンの高い人気を証明している。
2015年全米ハーフマラソン完走者数ベスト5(Running USA調べ)
1 Brooklyn Half 2万6479人
2 Nike Women’s Half Marathon San Francisco 2万5100人
3 Rock ‘n’ Roll Las Vegas 2万3092人
4 One America 500 Festival Mini-Marathon 2万2466人
5 Walt Disney World Marathon Weekend 2万2083人
記念Tシャツなどの大会グッズがカッコいい!
Airbnb Brooklyn Half Pre-Party Presented by New Balanceと名付けられたエクスポはマンハッタンのビル街を対岸に臨むブルックリンブリッジパークで開催された。ゼッケンをピックアップしたランナーはこんな感じでマンハッタンを背景に写真を撮る光景が頻繁に見られた。 【南井正弘】
オフィシャルスポンサーであるニューバランスがクリエイトする記念Tシャツなどの大会グッズは日本のそれと比較して明らかに洗練されていてカッコいい。またニューバランス製の吸汗速乾性に優れたマテリアルを使用した参加賞Tシャツはデザインもスタイリッシュ。筆者も含め数多くのランナーがレース当日着用して走った。また、この参加賞TシャツにMAX10文字程度の名前やメッセージをプリントしてくれるサービスも行われ、こちらもランナーから好評であった。
オープンスペースではミュージシャンによるライブも行われた。レース前々日のオープニングアクトは実際にレースも走ったスウェーデンのIda Redig。彼女は1時間59分46秒でゴールし、初のハーフマラソンで見事2時間切りを達成している。 【南井正弘】
参加賞Tシャツはニューバランス製の吸汗速乾性に優れたマテリアルを使用。デザインもカッコよく、レース当日の着用率がとても高かった。写真のように名前やメッセージをプリントしてくれるサービスも行われ、ランナーから好評であった。 【南井正弘】
2016年を意味する16のナンバーをフロントに大きくプリントするなど、パフォーマンスタイプのシングレットもファッション要素がたっぷりプラスされている。 【南井正弘】
カジュアルシーンに最適な大会記念Tシャツもスタイリッシュ。日本の大会にも見習ってほしいところだ。 【南井正弘】
レース当日着用する人も多かった人気アイテムがこのソックス。 【南井正弘】
他の大会以上に快適、フィニッシュは粋な演出
AAのエリートランナーがスタートライン最前列に陣取る。 【南井正弘】
当日は雨の予報もあったが、幸運なことにスタート時に雨は降らず。7時に号砲一発WAVE 1がスタート。筆者はコラルHだったので7時45分にスタート。スタートから7マイルほどはブルックリンのランナーの聖地であるプロスペクトパークを周回。沿道の応援も多く、元気をもらえる。公園内は意外とアップタウンがあるので、ここで体力を使いすぎると後半スピードに乗れなくなるので、体力を温存したほうがタイムは出るだろう。
7マイルを過ぎると幹線道路のオーシャンパークウェイをゴールのコニーアイランドまでひた走る。ゴールまではほぼなだらかな下りなので、スピードに自身のあるランナーはここでタイムを稼ぐことができるだろう。このオーシャンパークウェイでは豊富な給水所のほか、ニューヨークシティマラソンでも設置されたEnergy Bar社のエナジージェルの補給ポイントもあり、ランナーは他の大会以上に快適に走ることができたはずだ。
そしてゴールのコニーアイランドでは木製のボードウォーク上でフィニッシュするという粋な演出が。これまで100を超える大会を走ってきた筆者もボードウォークでのゴールは初めてだった。
ニューバランスがスポンサードするセントラルパークトラッククラブのメンバーたち。 【南井正弘】
7マイルまではプロスペクトパーク周辺の周回コース。意外とアップダウンがある。 【南井正弘】
フレッシュフォーム搭載モデルを始めとしてニューバランスの着用率が高かった。 【南井正弘】
何度でも走りたいと思えた大会のひとつ
【南井正弘】
正直言うと「一度走ったら二度目はもういいかな?」と思う海外レースも少なくないが、この大会はニューヨークシティマラソンと同様に何度でも走りたいと思えた大会のひとつである。
フィニッシュはニューヨーク市民の憩いの場であるコニーアイランド。ボードウォーク上でのフィニッシュは本当に珍しい。 【南井正弘】
車いすでの参加者もボードウォークをラストスパート! 【南井正弘】
ボードウォーク上でのゴール、多くの声援にテンションがマックスになり、筆者も両手を広げフィニッシュした。 【南井正弘】
こんな感じで仮装して走るランナーもチラホラ。みんなこの大会を思い思いに楽しんでいたのが印象的だった。 【南井正弘】
完走メダルはプロスペクトパークの凱旋門etc.をモチーフに。ちなみにこの凱旋門は南北戦争の北軍の勝利を記念して1892年に除幕された。 【南井正弘】