美女3人フルマラソン初挑戦に密着(2) まさかのヒザ痛……美月ピンチ!?
インタバール走の「スピードラン」に挑戦
NRCの森実利ランニングコーチによると、このトレーニングを行うことで異なるペース配分やリカバリーを体で学び、また速く走るための筋肉が刺激されることで、よりアスリートしてバランスの良い体作りにも効果があるとのこと。さらに、スピードランの大きな長所の1つとして、フォームをしっかり作れることが挙げられるそうです。
今回はインタバール走だけで合計3.6キロ、練習場所の代々木公園までの往復を含めると5キロ強の練習となりました。
スタジオでのウォーミングアップで体を温めたところでいざ、代々木公園へ。当たり前の話、先月よりもさらに風の冷たさが身にしみますが、スポナビ3人娘は元気いっぱい。ノリノリのハイテンションでコースに飛び出していきました。
はゆる、ゆかは余力たっぷり 一方の美月は……
「あっという間でした！ 息もそんなに上がらなかったですし、もう少し速いペースで走ってみたいなとも思いました。コーチに教えていただいた通り、基本のこととか大きな腕振りを意識しながら1本1本集中して走ったんですが、私、少しずつランナーに近づいてきてるかも!? 自信もちょっとついたので、またこれからしっかり走りこんで徐々に距離を伸ばしていきたいですね」（原田ゆか）
2人とも今回の練習を終え、フルマラソン完走へまた大きな手応えをつかんだようです。でも、その一方で心配なのが美月ちゃん。「スピードラン」の練習中、徐々にペースダウンし、最後はグループから遅れてのゴールとなってしまいました。
体育大学出身で今までケガらしいケガをしたことがないくらい強い体が自慢だったのに、ここに来てまさかのヒザ痛。「今日は走りこみたいと思っていたのに……」。でも、森コーチのアイシングとマッサージで痛みが和らいだこともあり、持ち前のポジティブさで明るく語ってくれました。
「とりあえず病院か、もしくはスポーツトレーナーに診てもらって、次の練習会までにはきっちり治したい。フルマラソンを完走したいですし、やっぱりこの3人で最後までやり遂げたいですから！」
お誕生日祝いも兼ねて決起集会！
そして練習会後、ちょうど翌日が美月ちゃんの誕生日だったこと、そしてゆかちゃんも12月生まれなので、3人娘はひと足早い2人のお誕生日祝いも兼ねた決起集会で絆をさらに深めたのでした。
（取材・文：森永淳洋／スポーツナビ）