家族で楽しむライフスポーツ柔術を目指して 愛好家たちの祭典「DUMAU九州」
ゆるキャラ、ご当地アイドルも一役
大会のエグゼクティブ・プロデューサー、井手智広さん 【長谷川亮】
そんなOJJの代表であり、大会のエグゼクティブ・プロデューサーを務めるのが「パラエストラなかがわ イデDOJO」代表でもある井手智広さん。他地区と比べ、格段にお祭り色の強い大会について聞いた。
基山町の特産品を扱ったブースも並んでいる 【長谷川亮】
そう井手代表が話す通り、会場には道着など柔術関連用品の物販はもちろん、基山町の特産品を扱ったブースが並び、表彰式やパフォーマンスに地元アイドルが参加し、インターネット中継も実施するなど、参加者だけでなく応援者も楽しませるための工夫がなされている。
開会式にて。アイドル「Zero-dash」(左)とゆるキャラ「きやまん」、「Tick☆tik」(右)が勢ぞろい 【長谷川亮】
大会後もスタッフだけでなく残った人たちが“今後も基山町総合体育館で大会を続けるために”と率先してゴミ拾いを行ったり、みなでDUMAU九州を大事にしようという温かさが感じられた。
表彰式ではきやまんとご当地アイドルがメダルを授与するなど大会盛り上げに一役買っていた 【長谷川亮】
周囲も巻き込み、みなが楽しめる大会へ
2階級制覇を達成した“シュレック”こと関根秀樹選手もDUMAU九州を愛する一人だ 【長谷川亮】
「ここは特別で独特の雰囲気があるんです。スタッフだけじゃなく、選手・観客もみんなでいい大会にしようと、全員で作り上げている感じがあって、初めて来た時それに感動して、僕もお手伝いしたいなと思いました。だからDUMAU九州と山梨学院(大学=出身校)のOB会だけは何はともあれ行かないとと思っています(笑)」
【長谷川亮】
「よく『温かみがある』って言われるんですけど、そういうのがまだ九州には残っているというか。そういう風土とブラジリアン柔術が合わさり、いい方向に行っている気がします」(井手代表)
キッズ柔術も大盛り上がり! 【長谷川亮】