寝てるだけで運動量がハンパない! コアバランスストレッチを体験

池田園子

ヨガでもこういうポーズがありますが…伸ばしてもらうとこんなに広がるなんて! 【池田園子】

 太ももを自分の上半身方向に折り曲げて、脚全体を横にひねり、太ももの横側を伸ばすストレッチでは「キャー! キツいです!」と叫んでいました。プロの手によって、自分ひとりではあり得ないくらいの範囲にまで、体がじわじわと伸びている――日常伸ばすことのなかった筋肉が驚いているように感じました。

筆者のこのひどい顔を見よ! キツすぎて無言に… 【池田園子】

「一般的に筋肉量が少ない女性の方が、筋肉量が多い男性よりも伸びやすいんです。特に昔スポーツをしていた男性で、今はスポーツをやめてしまった方だと、筋肉が硬くなっているので、伸ばすのはなかなか大変。女性だと週1ペースで、3カ月通っていただきながら、自宅でもストレッチをしていただくと、個人差はありますが改善されますよ」(川道さん)

「池田さんの弱点は前ももとお尻ですね。そこを改善すれば体はかなり変わるはず」と川道さん 【池田園子】

 ストレッチを繰り返すときには、川道さんが「1、2、3……」と数えてくれるのに合わせて、自然な呼吸をキープします。全身の血の巡りがよくなったのか、10分ほど経つと暑くてたまりません。しばらくすると、背中が汗でびっしょりになっているのに気づいてびっくり。「ストレッチだから」と甘く見ていた自分がいました。

ストレッチ後は可動域が広がっているのを実感

今度はうつ伏せの状態で前ももを伸ばしています 【池田園子】

「40分程度のストレッチは、15分程度のウォーキングに相当する」と聞いて納得。川道さんが最初におっしゃった通り、正直なところ「リラックスしている感覚」はありません。ただし、体をプロに委ねて、無理のないギリギリの範囲まで伸ばしてもらえるので、筋肉そのものがリラックスしている感覚なのです。

胸をぐっと広げるストレッチも自分でするのとは全く違います 【池田園子】

「ストレッチで得られるのはコリや疲労、姿勢の改善はもちろん、やわらかい筋肉です。筋肉が硬いと血管を押しつぶす形になり、代謝が悪くなってしまいがち。筋肉がやわらかくなって代謝がよくなると、栄養が循環しやすくなり、酸素が体中に行き渡りやすくなります」(川道さん)

体の動く範囲が広がりました 【池田園子】

 上半身も肩甲骨、腕周りのストレッチをしてもらいました。自力では伸ばせない範囲にまで、関節を動かすことによって、縮んだ筋肉が伸びていく感覚が最高に気持ちいいです。
 最後に、ストレッチ前に試した柔軟性のチェックを行うと、明らかに可動域が広がっているのを実感。筆者の肩に手を置き、後ろに立つ川道さんの方向を見るときにも、最初よりも見える範囲が広がったことにびっくり。

「コリや疲労を放っておくと、関節や体全体までもが硬くなってしまいます。関節を動かし筋肉を伸ばすストレッチで、筋肉のメンテナンスをすることが大事です。無料体験も実施しているので、ぜひお店に足を運んでみてください」(川道さん)

 コアバランスストレッチは、凝り固まりやすい筋肉を伸ばし、代謝を上げることで、女子の体を内側からも外側からも美しくしてくれるはず。40分間でたっぷり汗をかいたように、運動効果も高めです。体を改善して、柔軟に動けるようになりたい人は試してみてはいかがですか。

■Dr.ストレッチ
独自の手技「コアバランスストレッチ」を用いたストレッチを提供している、ストレッチの専門店。「コアバランスストレッチ」は、プロスポーツトレーナー監修の独自手技で、パートナーと行うことで一人で行うストレッチやマッサージでは届かない不快ポイントにアプローチしたり、体幹や左右の筋肉バランスを整えるなど筋肉をケアします。

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著者プロフィール

ライター/編集者。1986年生まれ。R25、ITmedia、マイナビなどのWebメディア、企業のオウンドメディアを中心に執筆。得意ジャンルはIT、アプリ、恋愛、人物取材など。妊婦向け雑誌『妊すぐ』ではタレントインタビューを担当。著書に『フリーランスで食っていきたい!』がある。2013年11月から週3で通うヨガレッスンが至福の時間

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