ベニテス監督「南米のチームは決勝になると目が覚める」=クラブW杯・コリンチャンス戦後、監督会見
トーレスはフィジカル面で改善している
選手に対してはあっただろうが、こちらには経験があった。レフェリーは非常にうまくコントロールしていたと思う。
――3つのチャンスをトーレスが逃してしまった。この大事な試合で得点できなかったことについては?
この状況でポジティブに考えないといけない。得点はなかったが、チャンスを作ったのはポジティブなことで、これは大変重要なことだ。たくさんチャンスを作るというのは、簡単なことではない。もちろん得点しないといけないが、少なくとも彼はフィジカル面でも改善しているし、チャンスを作った。これは大事なことだ。
――ブラジルのウェブサイトによれば、オスカルは「なぜ(スタメンで)プレーしないのか?」と問われて「クレイジーだ」と答えたそうだが?
ツイッターとかフェイスブック、ブログといったものを、わたしはあまり信用していない。出られないということで、がっかりするというのは理解できるが。
――日本まで来てトロフィーを獲れなかった。帰国後、2〜3日で試合があるが、ののしられるのではないか?
そうは思わない。モンテレイ相手にもいい試合をしたし、今日も最後までやるべきことをやって、しっかり試合ができていた。ただ就任直後なので、毎週改善しているという実感がある。来年もそれを続けて勝ち続ければいいと思う。
――間もなく2013年になるが、シーズンの残りでどんな実績を残せると思うか?
5つのトロフィーのうち、残りは4つとなった。今日もいい材料があった。もちろん、さらにブラッシュアップする必要はあるが、そのやり方はあると思う。
<了>