中日・山井、ノーヒットノーラン目前で逃す=8月18日のプロ野球結果

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西武が逆転勝ち!石井一は約3カ月ぶりの白星

西 4−3 ソ
勝:石井一(7勝4敗0S)
S:シコースキー(1勝2敗30S)
敗:和田(14勝6敗0S)

石井一が復活勝利 渡辺監督は「チームにとって大きな戦力」
 埼玉西武は18日、福岡ソフトバンクに4対3と逆転勝ちした。0対1で迎えた4回1死二、三塁で、和田毅から平尾博嗣が2点タイムリーを放ち逆転すると、2死満塁から栗山巧の2点タイムリーで追加点を奪った。先発の石井一久は10安打を浴びたものの、7回途中3失点で約3カ月ぶりの7勝目を挙げた。
 約2カ月ぶりの登板となった石井だが、「久しぶりとか言っていられる状況ではなかった。調子うんぬんじゃなく、結果を求められてマウンドに上がった。チームを勝たせるピッチングをしたいと思っていた」と語ったように、求められていたのは前日の敗戦で8連勝が止まったチームをもう一度勢いづける投球だった。「監督に『7回まで頑張れ』と言われたけど、約束を果たせなかったのは男として悔しい」と、勝利にも納得のいかない様子だった。
 渡辺久信監督は、粘りの投球を見せた石井について、「素晴らしいピッチングだった」と称えた。「ひとりのローテーションピッチャーが戻ってきたのは、チームにとって大きな戦力」と、頼もしいベテランの復活に笑顔だった。

日本ハムが打ち勝つ!糸数は今季初勝利

日 7−5 ロ
勝:糸数(1勝1敗0S)
S:武田久(0勝5敗10S)
敗:渡辺俊(8勝6敗0S)
本塁打:福浦9号(ロ)、糸井14号(日)

梨田監督、タイムリーの中田に「うまく打った」
 北海道日本ハムは18日、千葉ロッテに7対5と打ち勝った。初回に糸井嘉男の2ランなどで3点を奪い、3回には中田翔のタイムリーなどで3点を加えた。リリーフ陣が6回以降を無失点に抑える好救援を見せた。
 梨田昌孝監督は不調だった中田のタイムリーについて、「引っ張らずにうまく打った。あそこで1点取れたことが大きかった」と高く評価。「惜しいファウルもあったし、そういうことを経験してくれればいい」と苦しみながら成長する中田を見守っていた。試合は6回以降を無失点に抑えて何とか逃げ切り、「救援陣は難しい状況だったけど、いい仕事をしてくれた」と梨田監督は満足げだった。

楽天が16安打で大勝!オリックスは見せ場なく完敗

オ 1−11 楽
勝:川井(2勝3敗0S)
敗:近藤(5勝8敗0S)
本塁打:山崎22号(楽)

岡田監督、大敗に「力が足らんということや!」
 オリックスは18日、東北楽天に1対11と大敗した。先発の近藤一樹が6回途中7失点と崩れると、9回には菊地原毅が4点を失った。
 近藤は「昨日の金子(千尋)に続いていけるようにマウンドに上がったのですが、ビッグイニングを2度もつくってしまい、リズムをつかむことができませんでした」と肩を落とした。岡田彰布監督は3失策と守備が乱れたこともあり、「防げるミスばっかりやったな。大事なところでミスが出るということは、まだまだ力が足らんということや!」と怒りが収まらなかった。

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