ささみバー、クーガ芋、マヌカハニー……流行るかも!?要チェックのスポーツフード
【スポーツナビDo】
会場のブースには「スポーツフードEXPO」「ホームヘルス&ダイエットEXPO」なんていうちょっと気になる展示やセミナーも。初めて耳にするような食材や、美味しいプロテインドリンク、ちょっとおもしろいプロテインバーなど、スポーツに欠かせない“食と健康”の情報をチェックしてきました!
ささみにかつお、クーガ芋、マヌカハニー……
早速ですが、ちょっと気になったものをご紹介します!
プロテイン代わりに「かつおバー」!? 【スポーツナビDo】
その名のとおり、ゆでた「鶏ささみ」と「かつお」です! 筋肉増強に重要な高タンパク食材のこれらを、携帯しやすいサイズにして真空パックにした食品です。
「トレーニング後にはプロテインドリンク!」という筋トレマニアの方、たまには趣向を変えてタンパク質摂取のため「ささみバー」や「かつおバー」を、ジムに持っていってみてはいかがでしょうか!? サプリやプロテインを好まない方からも好評だそうです。
「ささみバー」もトレンド!? 【スポーツナビDo】
“幻の琉球自然薯”クーガ芋、本格的な商品化はこれから 【スポーツナビDo】
ジャマイカ特産のヤムイモの一種「クーガ芋(トゲドコロ)」。陸上のウサイン・ボルト選手の父親が、ボルト選手の好物としてヤムイモ(クーガ芋と同種)の名前を挙げたことでも、一部で話題になりました。日本では沖縄の一部地域で栽培。近年はタカラバイオ株式会社と富山大学が研究を進めており、クーガ芋に含まれるジオスゲニンという成分が、アルツハイマー症の予防・改善、筋肉減少抑制、滋養強壮、脂肪燃焼などに有効という研究結果を報告しているそう。
今のところは一般の方が手に入れるのはちょっと難しいようですが、展示会では「パウダー状になっていると商品化しやすいな」など、各メーカーが興味を持っていた様子。何年か後には、クーガ芋ブームがきているかも!?
ジョコビッチ選手も愛用の「マヌカハニー」 【スポーツナビDo】
ニュージーランドにしか自生しないハーブ「マヌカ」の花から集められたはちみつです。殺菌作用、整腸作用、抗炎症作用などに優れているため、同国では擦り傷や火傷箇所に塗ったり、虫歯予防目的で“歯磨き後に”歯に塗ったり、口内炎の治療に使ったりしています。テニス世界ランク1位のノバック・ジョコビッチ選手(セルビア)も愛用者で、著書『ジョコビッチの生まれ変わる食事』(三五館)でもマヌカハニーのことに触れているそう。
さらにこのマヌカハニーには「UMF(ユニーク・マヌカ・ファクター)」というピロリ菌除菌にとても有効な成分が含まれています。ピロリ菌は、胃がんや慢性胃炎などの原因になるといわれている菌なので、胃の病気対策としてもこれから注目を浴びる食材になるかもしれませんね。
鹿児島の恵みを活用した「スポーツハイブリッドサプリ」 【スポーツナビDo】
国立鹿屋体育大学と農業生産法人ANETが共同開発した“スタミナアップ”サプリ。地元産(鹿児島県鹿屋市)のサツマイモ「翠王(すいおう)」と、キノコの一種「冬虫夏草」を原料に開発されています。同大学の陸上競技部中長距離選手たちが試したところ、パフォーマンス発揮度が向上したという結果が。一般向けにも発売(62粒入り、3,600円/税込 ※1回2〜4粒摂取目安)されています。
モデルや海外セレブも注目? こちらは水溶性タイプの濃縮ケイ素水、シリカプレミアム 【スポーツナビDo】
会場でいくつか見かけた「ケイ素」の文字。抗酸化作用に優れるほか、栄養素同士の結合を促したり、カルシウムの働きを助けたりと、日本では美容面で注目されており、「モデルたちが話題に!」「海外セレブ注目!」などの記事もいくつか発見(私は知りませんでした……)。スポーツ、健康分野での注目が高まるのはもうすぐかも? もちろん購入も可能で、水溶性タイプであれば飲み物や化粧水、お風呂に混ぜて使ったりと使い方は多様。ゼリータイプの栄養機能食品も発売されています。
(取材・文:小川麻由子/スポーツナビ)
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