【Tリーグ日本ペイントマレッツ】スタッフコラム#19『粘り』

日本ペイントマレッツ
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【Ⓒ日本ペイントマレッツ】

2/16(日) 日本ペイントマレッツ 3-1 木下アビエル神奈川
【第1マッチ(ダブルス)】横井咲桜・大藤 沙月2-1 リジンシカ・チュチョンヒ(11-10/5-11/11-9)
【第2マッチ(シングルス)】佐藤 瞳 3-1 平野 美宇 (11-7/5-11/11-6/11-5)
【第3マッチ(シングルス)】大藤 沙月 3-2木原 美悠(9-11/11-4/6-11/11-10/12-10)
【第4マッチ(シングルス)】橋本 帆乃香1-3張本 美和 (8-11/6-11/11-8/9-11)
2月16日、守口市民体育館――1984年の開館以来、多くのスポーツの舞台となってきたこの場所が、この日は日本ペイントマレッツのホームゲームの熱狂に包まれた。
約1,000人の観客が詰めかけた会場は、2月の寒空の中、試合前から駅まで人の列が続くほどの活気。
Tリーグの1位、2位を争うマレッツと木下アビエル神奈川、両チームとも主要選手を揃えた今日の激突は、卓球ファンなら見逃すことのできない一戦だった。
注目は第2マッチ、佐藤瞳と平野美宇のシングルス対決。

佐藤選手は今シーズン、シングルスでキャリアハイの10勝、ダブルス無敗(4勝0敗)、一方、平野美宇は世界ランキング13位に位置し、Tリーグでは14戦全勝、勝率10割という驚異的な記録を引っ提げて登場。
勢いそのままに、平野選手が試合開始直後5連続ポイントを奪い主導権を握り、一気に試合を自分のペースに持ち込む展開。
ここで佐藤の「粘り」が牙をむく。得意のカットプレーで平野の猛攻を封じつつ、守備だけに頼らない積極的なストレート攻撃を織り交ぜて反撃。
11-7で第1ゲームを奪取した。続くゲームでも、激しいラリーが長引く場面では、佐藤が徐々に主導権を握り、相手選手にわずかなミスを誘発。特にラリーの最中に突然放たれるストレート攻撃は、相手選手のリズムを何度も崩した。最終的に佐藤が粘りのゲームを重ね、3-1で勝利。
この瞬間、平野選手のシーズン無敗記録はついに止められた。

今シーズンのTリーグに新たなドラマを生み出した瞬間でもあった。

守口市民体育館を拠点にした熱い声援と応援を背に、マレッツは木下アビエル神奈川を3-1で下し、マレッツのプレーオフ進出を決定づける貴重な勝利を収め、

今日の試合がマレッツにとってシーズンを象徴する一戦となった。

(Text by Marina.A / Photo by Yusuke Nakanishi)
☆Today's ONE Shot☆photo by Yusuke Nakanishi
第3マッチの勝利直後に大藤選手がベンチに向かって左手を挙げた瞬間を撮影した。
ベンチ、観客と選手が一体になる瞬間を狙い通りの1枚に収めることができた。

【Ⓒ日本ペイントマレッツ】

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著者プロフィール

日本ペイントグループ女子卓球チーム「日本ペイントマレッツ」は、2017年4月に誕生し、2018年に卓球のTリーグが発足すると同時にTリーグに参画しました。 世界で活躍できるトップ水準の選手育成と排出を目標に掲げ、各地域での子ども向け卓球教室の開催やこども卓球台の寄贈などを通じて「卓球」の魅力と可能性を広げ、更なる発展に貢献しています。また、卓球で“ヒト”と“ヒト”をつなぎ、ホームタウンである大阪の街や生活に活力と夢、彩を与えています。

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