1. FCケルン | 1. FCケルンのホームタウン、ケルンが誇るクリスマスマーケット!

1.FCケルン
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【©︎1FCKoeln】

ケルンのクリスマスマーケット

1. FCケルンのホームタウン、ドイツの大都市ケルン。「ケルン」と聞いて思い浮かべるものは多くあるかもしれない。ケルンが世界一を誇るのはサッカー、大聖堂、香水、そして何よりクリスマスマーケットだ。日本では「クリスマスマーケット」として親しまれるが、ドイツでは「Weihnachtsmarkt(聖夜のマーケット)」と呼ばれ、国民に親しまれる。

ケルン市内に7つ以上存在し、11月下旬ごろからクリスマスまで(場所によっては1月まで)開催される。本記事ではケルンのクリスマスマーケットの歴史と、代表的なマーケットをいくつか紹介していく。

ケルンのクリスマスマーケットの歴史

ケルンのクリスマスマーケットの歴史は1820年まで遡る。約200年もの歴史があるものの、ドイツ国内では比較的新しいマーケットに分類される。ミュンヘンやフランクフルトでは14世紀ごろから開催されている。

元々クリスマスマーケットは、厳しい冬に向けて必要な食料や物資を購入するための市場として発展していた。当初は商人たちにのみ販売する権限が与えられていた。しかし時代とともに変化し、グリューワインやシュトーレンをはじめ、職人たちが手作りをした工芸品やお菓子が販売されるようになった。現在は地元民だけでなく、観光客にとってもクリスマスを家族や友人たちと祝う場として毎年400万人を超える人々が駆けつけている。

クリスマスマーケットにはそれぞれ特色があり、100を超える屋台に加え、ステージ、観覧車、スケートリンクがある場所も存在する。
1. ケルン大聖堂前のクリスマスマーケット

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巨大なクリスマスツリーを囲むように屋台が並ぶこのマーケットでは、世界遺産のケルン大聖堂を背景にグリューワインを楽しむことができる。ツリーの下にはステージが設置され、合唱団がクリスマスソングを歌っていたり、子どもたちによるパフォーマンスも行われる。また、大聖堂をモチーフにしたガラス細工や木彫りのオーナメントも多くみられ、唯一無二のお土産を手に入れるにはぴったりの場所だ。子どもたちがアクティビティを行えるエリアもあり、フェイスペイントやクラフト作りを体験できるスペースも用意されている。
2. 小人のクリスマスマーケット

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大聖堂前のクリスマスマーケットを出て南へ5分歩くと、2つ目のクリスマスマーケット「Heinzels Wintermärchen(小人の冬の物語)」が顔をだす。位置としてはアルターマルクトからホイマルクトまでの100メートルの道を屋台とスケートリンクが埋め尽くしている。ここでは音楽だけでなく、アイスダンスやアイスリンクでのアクティビティを体験することができる。ヨーロッパから集まった職人たちの工芸品から出来立てのシュトゥルーデルやワッフルも、このクリスマスマーケットで楽しむことができる。
3. 天使のクリスマスマーケット

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ケルンの中心部、ノイマルクトに位置するこちらのクリスマスマーケットは、名前の通り天井の星型のイルミネーションで美しく幻想的な雰囲気が味わえる。まるで天使が舞っているかのような空間でグリューワインを楽しむことができるだろう。白馬に乗った天使が見られるのもこのクリスマスマーケットの特徴だ。グリューワインをはじめ、カクテルバーも併設されており、さまざまなドリンクを堪能できる。
4. ニコラウスドルフ村のクリスマスマーケット

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他のクリスマスマーケットと比べて比較的規模は小さい、メルヘンな童話のような世界が広がり、木製の小屋が連なる子どもたちに大人気なクリスマスマーケット。毎日16:00-16:30の間にサンタクロースが訪れ一緒に写真を撮ることができる素敵なイベントも開催されている。クリスマスマーケットの入り口には1. FCケルンのマフラーを巻いたトナカイが話しかけてくれるという面白い工夫も施されている。木製のおもちゃや動物やサンタクロースをモチーフにしたこやのデザインも多い。

グリューワインとご当地マグカップ

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また、各クリスマスマーケットによってグリューワインのご当地マグカップが存在することをご存知だろうか?毎年デザインは異なるが、2024年のニコラウスドルフ村のクリスマスマーケットのマグカップはブーツの形をしており、ブーツの表面にはことわざが書いてある。大聖堂前のクリスマスマーケットのマグカップには可愛らしいタッチでクリスマスマーケットの様子が描かれている。そして天使のクリスマスマーケットのマグカップには天使が描かれ、小人のクリスマスマーケットでは小人が描かれ、それぞれ個性豊かだ。グリューワインの他にもノンアルコールやホットチョコレートを選択もでき、一杯900円ほどするが、マグカップを返却すると400円ほど帰ってくる仕組みになっている。お土産に最適な一品で多くの人がマグカップ目当てに訪れることもあるという。

今回は、ケルンスタッフが実際に訪れたクリスマスマーケットを中心に紹介したが、ケルンを訪れた際にはぜひ他の場所も訪れてみてほしい。1. FCケルンの試合観戦はもちろん、ぜひケルンの文化に触れて、1. FCケルンの勝利とケルシュ(地元のビール)とグリューワインとレーブクーヘンを堪能してほしい。
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著者プロフィール

1.FCケルンは1948年に設立された、ドイツ西部の大都市ケルンに本拠地を置くサッカークラブで、ブンデスリーガに所属しています。1963年に発足したドイツ・ブンデスリーガの初代王者であり、日本人海外移籍の先駆者である奥寺康彦が所属していた頃には2度目のリーグ優勝を成し遂げました。また近年では、槙野智章や鄭大世、大迫勇也も所属していました。

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