San-Ei Gen with B-Max公式テストレポート【全日本スーパーフォーミュラ選手権公式テスト&ルーキーテスト】
小出選手とチームにとって有意義な3日間のテストを終える
3日間のテストにのぞんだ50号車 小出峻選手 【San-Ei Gen with B-Max】
テスト1日目(12月11日(水)午前10時〜12時/午後2時〜4時)
【San-Ei Gen with B-Max】
テスト2日目(12月12日(木)午前10時〜12時/午後2時〜4時)
【San-Ei Gen with B-Max】
修復されたクルマで臨んだ午後のセッションは、開始30分過ぎに1分37秒733をマークし、自身のベストタイムを僅かに更新。ロングランのテストを挟んで、再度のアタックでは、第1〜3セクターの区間タイムはベストをマークしていましたが、最後のシケインで痛恨のスピンを喫してしまい、タイム更新はなりませんでした。
この日で走行を終えるレギュラー陣に挑む形となった、終盤のアタックでは、今回のテストのベストとなる1分36秒803をマークしました。トップタイムは牧野選手の1分35秒597で、これが今回のテストの総合トップタイムでした。
テスト3日目(12月13日(金)午前9時30分〜11時/午後1時〜2時30分)
【San-Ei Gen with B-Max】
最後のセションは、3〜4周してはピットインを繰り返し、最後のアタックに向けてセッティングを進め、残り17分で1分37秒490をマーク、残り5分を切ってから最後のアタックに入りました。しかし、少し前を走っていた車両がS字でクラッシュしてしまい、アタックを中断。走行はこのまま終了となり、やや消化不良な終わり方となってしまいました。それでも、3日間を通して、178周を走り、小出選手はSF車両に対する理解を深め、チームとしてもさまざまなセットをトライして多くのデータを収集することができ、有意義なテストとなりました。
チーム監督 : 本山哲コメント
【San-Ei Gen with B-Max】
ただ、スーパーフォーミュラで戦うためには、もっと貪欲にタイムを出しに行く姿勢など、ドライビングや精神面も含めてスキルアップしなければいけない部分もあるように感じました。早い段階でポイント圏内を走ることができるよう、そして表彰台と目標を高く持って、チームとして積極的にサポートしていきたいと思います。
チーフエンジニア : 宮田雅史コメント
ドライバー : 小出峻選手コメント
【San-Ei Gen with B-Max】
SFはやはり異次元で、エンジン、タイヤ、ダウンフォースなどの、内に秘めたエネルギーが、今まで経験してきたカテゴリーとはレベルが違うと感じました。SFを構成するすべてのものが、高い次元で結集され成り立っている最高のカテゴリーだと思います。
【San-Ei Gen with B-Max】
ロングランに関しては、レースを想定しながら走りましたが、感触は悪くありませんでした。レース中のペースに関しては自信を持つことができました。ただ、上位でフィニッシュするためには、やはり予選が重要ですので、課題はそこですね。ニュータイヤでのアタックをもう一段階、二段階、引き上げたいと思います。
【San-Ei Gen with B-Max】
【San-Ei Gen with B-Max】
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