2024年度 東京スポーツ制定 プロレス大賞“MVP”をザック・セイバーJr.選手が初の受賞! 年間最高試合賞は、『NEW JAPAN CUP 2024』決勝戦 後藤洋央紀 vs 辻陽太!新人賞はボルチン・オレッグが受賞!!

チーム・協会

【新日本プロレスリング株式会社】

12月10日(火)東京スポーツ新聞社制定のプロレス大賞選考会議が行われ、『2024年度プロレス大賞』最優秀選手賞(MVP)をザック・セイバーJr.選手が初受賞し、新日本プロレス事務所にて受賞会見が行われた。

また、年間最高試合賞(ベストバウト)は3月20日 (水・祝)新潟・アオーレ長岡で行われた『NEW JAPAN CUP 2024』決勝戦 後藤洋央紀 vs 辻陽太が受賞。さらに、新人賞はボルチン・オレッグ選手が受賞した。

写真提供:東京スポーツ

■ザック・セイバーJr.選手のコメント

【新日本プロレスリング株式会社】

「(岡本記者に)ダレデスカ? (笑) ……ウレシイデス。とても嬉しく思っている。今年いろんなことをやってきたけど、その中でもこのプロレス大賞MVPを獲得できたことは本当にうれしい。こうやってプロレス業界の中でメディアのサポートというものはとても大きいことで、来日してからもそうだけど、来る前からも各プロレスメディアのサポートが僕の活躍を伝えてくれた。そうやって僕はここまで来ることができたと思っている。ありがとう。本当に心からうれしく思っている」

■質疑応答

【新日本プロレスリング株式会社】

――プロレス大賞は51年の歴史があり、外国人選手でMVPに選ばれたのは2002年のボブ・サップ選手以来史上2人目になりますが、どういった感想をお持ちでしょうか?

ザック「ゴメンネ、サップサン。この賞を獲るのは意識していた。ただ一方で新日本プロレスの一員として活躍するということも、とても強く意識した1年だった。まあ史上2人目の外国人選手の受賞というのは本当に偉業だと思っている。この賞を受賞したことを通じて、日本のプロレス業界の一員として認められたと受け止めているし、本当にうれしく思っている」

――改めて、今年1年を振り返って印象に残っていることはありますか?またザック選手にとってどんな1年だったでしょうか?

ザック「マアマア(笑)。キャリアの中で最高の1年で、ほかと比べることが出来ない1年だよ」

――来年の1.4東京ドーム大会では海野翔太選手の一戦を控えていますし、1.5にはリコシェ選手との一戦もあって非常に弾みがついたと思いますが、2025年の目標を教えていただけますか?

【新日本プロレスリング株式会社】

ザック「東京ドームにチャンピオンとして入場するっていうのが今年の目標であり、それを達成できたのはすごくうれしい。今年、外国人としていろんなことを成し遂げた。まず『G1』をイギリス人レスラーとして初優勝した。外国人選手としては初ではないが、IWGP世界ヘビー級王座を獲得した。

外国人初としてこれから成し遂げたいことは1.4『WRESTLE KINGDOM』のメインで勝利を収めること。さらに1.5『WRESTLE DYNASTY』でも勝って、東京ドーム大会2連戦で連勝を収めること。これは誰も成し遂げたことがないと思うのでやってみたい。そうすることで、僕自身だけじゃなくて新日本プロレス全体をもう1つ上のレベルに上げていくことができると思っているし、次の世代にそれを繋げていくことができると思っている」

【新日本プロレスリング株式会社】

――いままでプロレス大賞MVPを獲りたいという気持ちはありましたか?また、どういう気持ちでこの賞を見ていましたか? 

ザック「自分の日本でのキャリア13年という中で、サブミッションを得意とするということで技能賞はもちろん狙っていたことはあった。それ以外で言うと、タイチ選手と最優秀タッグは獲ったことがある。それはとてもうれしいことだった。

今年、IWGP世界ヘビー級王座という新日本、そしてレスリング業界の中で権威のあるベルトを獲れたのは本当にうれしかったし、『G1 CLIMAX』も優勝することができた。この二つが今年のハイライトだと思っていたけど、今年の最後にこういった輝かしい賞、個人として初めて受賞するのが東京スポーツ・プロレス大賞の最高権威のMVPであることは、凄くうれしく思っている」

――あらためて、この1年間を振り返って、もっとも印象に残っている瞬間は?

【新日本プロレスリング株式会社】

ザック「今年、いろいろなことを成し遂げてきたけど、それらはすべて繋がっていて、個別に語るというのは難しいことなんだ。14歳の頃から日本でプロレスをやることをずっと夢見ていた。ただ、その当時の夢は本当にボンヤリしたものだった。それがここまで鮮明になってくるというのは、本当に灌漑深いものがあると思っている。

ただ、これはまだ途中にすぎない、という気持ちもあるんだ。日本のプロレス業界のトップに立つまでの道のりにすぎない、通過点にすぎないと思っているんだ」

――今回の受賞を最初に誰に伝えたい?

ザック「最初に伝えたのは、クリス・ブルックスだよ。クリス・ブルックスからは、『お前が獲るんじゃないか?』と何度も言われて、『いや、そんなことないよ』と返していたんだけど、彼が正しいということになるね。誰に一番先に伝えたいかといえば、クリス・ブルックスだね。ただ、この会見が終わったら、ママには電話をしようと思ってるよ」

【新日本プロレスリング株式会社】

【ベストバウト】  3月20日アオーレ長岡『NEW JAPAN CUP 2024』決勝戦 後藤洋央紀 vs 辻陽太

【新日本プロレスリング株式会社】

【新日本プロレスリング株式会社】

■後藤洋央紀選手のコメント
「ベストバウト賞ありがとうございます。負けた試合ではありますが、この賞を今年2月に亡くなった父に捧げます」

■辻陽太選手のコメント 
「私たちプロレスラーはそれぞれの思い、主張、夢を背負いながら試合をしています。それは芸術となり希望となり伝わります。そんなたくさんの名勝負が生まれたこの1年で『NEW JAPAN CUP決勝』 後藤vs辻が選ばれたことを誇りに思います。あの試合で新時代の扉を拓きました。新たな冒険へと歩みを進めましょう。そこにはどんな景色が待っているのか。みなさんが歴史の証人になってくれることを嬉しく思います。覚悟はいいか?」

【新人賞】 ボルチン・オレッグ

【新日本プロレスリング株式会社】

■ボルチン・オレッグ選手のコメント
「この度は新人賞を受賞しまして、本当にありがとうございます。NEVER無差別級6人タッグ王者になったことや、『G1』初出場での活躍が評価されたのかとは思いますが、次はIWGP世界ヘビー級王座のベルトや『G1』優勝を狙って、そして東スポ大賞のMVPを狙っていきますのでこれからもよろしくお願いいたします!」

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著者プロフィール

1972年3月6日に創業者のアントニオ猪木が旗揚げ。「キング・オブ・スポーツ」を旗頭にストロングスタイルを掲げ、1980年代-1990年代と一大ブームを巻き起こして、数多くの名選手を輩出した。2010年代以降は、棚橋弘至、中邑真輔、オカダ・カズチカらの台頭で再び隆盛を迎えて、現在は日本だけでなく海外からも多くのファンの支持を集めている。

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