「俺にとってザックはスペシャルな存在だ。昔からの友人でもあるけど、コレはビジネスなんだ。アイツはいま“俺が欲しいもの”を持っている」1月5日(日)東京ドームに飛来! “AEW”リコシェ選手に直撃インタビュー!!
【新日本プロレスリング株式会社】
『WRESTLE DYNASTY』でザック・セイバーJr.との一騎打ちを控える“AEWからの刺客”リコシェ選手に直撃!!
撮影/中原義史
撮影協力/空庭温泉
■『JR東海 推し旅 Presents WRESTLE KINGDOM 19 in 東京ドーム』
2025年1月4日(土) 14:45開場17:00試合開始
東京・東京ドーム
※「アリーナA」は残りわずかとなりました
※「ロイヤルシート・最前列」「ロイヤルシート・2列目」「ロイヤルシート・3-6列目」「アリーナA」「バルコニースタンド」「ソファーシート」「ファミリーシート」「逸材シート」は完売。
2025年1月5日 (日) 11:00開場13:00開始
東京・東京ドーム
※「アリーナA」は残りわずかとなりました
※「ロイヤルシート・最前列」「ロイヤルシート・2列目」「ロイヤルシート・3-6列目」「アリーナA」「バルコニースタンド」「ソファーシート」「ファミリーシート」は完売。
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■俺もみんなに驚いて欲しかった。ある種のショックを受けて欲しかった。約7年ぶりの新日本マットだったから、印象的なカムバックにしたかったんだ
【新日本プロレスリング株式会社】
リコシェ フフフ。どうもありがとう。
――まず、11.4大阪大会のメイン終了後、リコシェ選手が突然出現したことに、どんな反応がありましたか?
リコシェ ああ、そうだね。俺が出てくることは本当に誰も知らなかったから、みんなのリアクションは興味深かったよ。サプライズってそうあるべきだからね。それが狙いだったし、俺もみんなに驚いて欲しかった。ある種のショックを受けて欲しかった。約7年ぶりの新日本マットだったから、印象的なカムバックにしたかったんだ。
リコシェ 新日本プロレスのリングに帰ってきた、ということだけで最高の気分だったよ。そしてリングに飛び入った時のファンの歓声を聞くのも素晴らしかった。本当に新日本に帰ってきたというだけで、もう素晴らしかった。俺にとって日本はずっと“第二の故郷”であり、そして新日本は常に最大で最高の団体なんだよ。
だから、ついにここに帰って来れて、自分の愛することをして、俺が帰ってきたことにファンが興奮して楽しんでいる様子が見れて……、最高に素晴らしかった。本当にいい気分だったね。新日本プロレスのリングに立つということは他に比べようがない、まさに唯一無二のものなんだ。
■俺が戻ってきたのは、俺こそが世界最強のプロレスラーであることをファンに思い出させるためなんだ。ザックを倒し、王座を獲ること以上に、それを証明するアイデアはないだろう?
【新日本プロレスリング株式会社】
リコシェ それは簡単な質問だね。俺の目的はたぶん、新日本にやってくる他の誰もが持つ目的と同じで“最強”を目指すこと。そして今、ザック・セイバー Jr.がIWGP世界ヘビー級王座を持っている。オーサカのリングで言った通り、その王座を持っている男は、世界最強のプロレスラーだということが広く知られている。
それと俺が戻ってきたのは、俺こそが世界最強のプロレスラーであることをファンに思い出させるためなんだ。ザック・セイバー Jr.を倒し、王座を獲ること以上に、それを証明するアイデアはないだろう?
――なるほど。11.4大阪でのコメントを聞くと、あなたにとってザック選手は特別な存在だったようですね。
【新日本プロレスリング株式会社】
たしかに、俺たちは友だちだし、俺たちの関係には長い歴史があり、ともに世界中を旅してきた。アメリカ、ヨーロッパ、ドイツ、オーストラリア……そしてここ日本でもね。でも結局のところ、これはビジネスなんだ。そして、アイツは“俺が欲しいもの”を持っている。ただ、それだけのことだ。
――今回、挑戦を表明したIWGP世界ヘビー級のベルトは、あなたにとってどんなものですか?
リコシェ そうだな……。ある意味、俺のすべてだよ。プロレス界で最も権威がある、歴史上で重要な王座の一つだと思う。歴代王者は名だたるレスラーばかりだし、無数のレジェンドたちがこの王座を獲ってきた。プロレス界にいる人間なら、誰でもこの王座の重要性を理解しているハズだ。
俺にとっては、子どもの頃から夢見てきたものだから、今IWGP世界ヘビー級王座を狙えるポジションにいれて最高だよ。プロレス史上最高権威の王座だと信じているし、俺が獲るに値するモノ。それをザックが持っていて、俺はそれが欲しいんだ。
【新日本プロレスリング株式会社】
リコシェ ああ、そうだな……。今、名前が挙がったオカダ、タナ、AJスタイルズ、それにシンスケ(中邑真輔)はみんなレジェンドで、ともにリングで闘ってきたヤツらだ。そして、現在の俺も彼らと同じ階級、同じレベルにいると思う。
でも、いくら俺がそう思っていても、世界に俺がアイツらと同じレベルにいることを証明するには一つしか方法はない。それが、IWGP世界ヘビー級王座を獲ることなんだ。
――ただ、あなたが参戦する前日には、海野翔太選手が1.4東京ドーム大会でザック選手が持つIWGP世界ヘビーに挑戦することになっています。
【新日本プロレスリング株式会社】
――とはいえ闘うのであれば、やはりザック選手が望ましいですか?
リコシェ そうだな……。できれば、ザックからあの王座を獲ってやりたい。でも、ショータでもいいさ。その他の誰かだっていい。だけど、次の王者となるのは俺だ。次のIWGP世界ヘビー級王者になりたい。だからどちらでも俺は構わない。誰が相手でも俺は勝つ。
■BULLET CLUB、ヤング・バックス、それにreDRagon、みんなずっと昔から知っていて共にリングで闘ってきた。
【新日本プロレスリング株式会社】
リコシェ もちろん、これまで闘ってきた中で最高の会場の一つだよ。あの会場でいくつもの歴史的な瞬間が生まれてきた。そんな東京ドームでリコシェが新日本マット復帰を果たし、そしてIWGP世界ヘビー級王座を獲るという新たな歴史期的瞬間を作るなんて最高じゃないか? 子どもの頃、夢見ることしかできなかったことを、数日後には現実のモノにするんだ。
――余談ですが、実は11.4大阪大会の試合開始前にリコシェ選手のVTRが会場内で流れていたことはご存じでしたか? 2015年の『SUPER Jr. TAG TOURNAMENT』決勝戦のVTRです。
【新日本プロレスリング株式会社】
――ハイ。そうです。
リコシェ それは知らなかったな。だけど、ちょうど他のヤツらともマット・サイダルとタッグを組んでいた頃の思い出を話していたよ。そして、その後IWGPジュニアタッグ王者になったのは人生の中でとても特別な瞬間で、特別な時期だった。
マット・サイダルはいつも良きメンターでプロレスラーとして尊敬できる、見習うべき存在だった。プロレスを初めてからずっと彼のファンだったんだ。だから彼と共に『SUPER Jr. TAG』を制覇し、ジュニアタッグ王座を獲得できたことは素晴らしい経験だったよ。
――「当時、一緒に新日本で闘っていたBULLET CLUB、ヤング・バックス、ロッキー・ロメロ選手たちとの試合はとても楽しかった」というあなたのインタビューを読んだことがあるんですが、その頃の思い出は?
【新日本プロレスリング株式会社】
これまでずっと、彼らは俺の技術を磨く手助けをしてくれた。俺もみんなの技術を磨く手助けができていたらいいんだけど、俺たちは単純に、最強になるために、世界に自分たちが最強だということを証明しようと励んでいた。最高の仲間だったよ。俺たちがプロレスというスポーツを進化させたとも思うしね。でも結局は……俺とマット・サイダルが最強だったということだ。
■1.5では、リコシェという男がどんなヤツかを見せたい。リコシェという男は何ができるのか? 俺はファンをワクワクさせる。そして言うまでもなくハイフライヤーだ。
【新日本プロレスリング株式会社】
リコシェ WWEは世界最大の団体だ。だから数年間、そんな団体に所属できたことは、ある種の“特権”だったと思う。WWEに所属できたこと、そしてWWEファンの前で記憶に残る瞬間や思い出をつくれたことは光栄なことだったよ。
でも、一番の学びは“プロフェッショナルでいること”だったかもしれない。あとは、いかなる状況であっても、「自分にとって何が幸せなのか」を見つけないといけないということ。WWE時代は楽しかったし、幸せも感じていたけれど、新日本プロレスのリングに立つこと以上に幸福を感じることはなかったね。
――なるほど。リコシェ選手としては、新日本のほうが好みだった?
【新日本プロレスリング株式会社】
――そうなんですね。新日本時代のリコシェ選手しか知らないファンもいると思いますが、今回はどのような姿を見せたいですか?
リコシェ リコシェという男がどんなヤツかを見せたい。リコシェという男は何ができるのか……? 俺はファンをワクワクさせる。そして言うまでもなくハイフライヤーだ。ファンのアドレナリンを出し、興奮させる。俺はこれを長いことやってきたんだ。
どんな対戦でも、俺はファンが楽しかったと満足する試合を心がけている。そしたらファンは、リコシェがやったことを覚えてくれるんだ。スパイダーマンやスーパーマンみたいなスーパーヒーローのようにね。リコシェをあまり知らない新しいファンにとっても、「リコシェのおかげで楽しい時間が過ごせた」「見れて良かった」って感じてもらえると思う。なぜなら……、俺は常に圧巻のパフォーマンスを見せるから。1月5日には、その意味がわかるだろう。
【新日本プロレスリング株式会社】
リコシェ 素晴らしいことだね。プロレスラーとしてのタナハシも本当に素晴らしいけど、何年もの間、大変なことを成し遂げて、全ての試合、防衛戦に身体の全てを捧げてきて、今も自分の100パーセントを出し尽くしている。社長に就任した今、社長業にも同じだけの力を入れていると思う。
社長としても同じだけの献身的努力を捧げて、新日本を最高のモノにしていくだろうね。新日本プロレスの顔としてヒロシ・タナハシ以上に適任者はいないと思うね。アイツはカッコイイ、まさに真の男だね。素晴らしいよ(了)
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