ヒロム「この4年間、待ち続けていました」内藤「良い状態で彼の目の前には立ちたいと。だから手術を決意しました」1.4東京ドームで初の一騎打ち!『WORLD TAG』覇者が胸中を語る!IWGPタッグ挑戦に関しては「今はシングルに集中したい」【12.9一夜明け会見】
【新日本プロレスリング株式会社】
撮影/山本正二
■『JR東海 推し旅 Presents WRESTLE KINGDOM 19 in 東京ドーム』
2025年1月4日(土) 14:45開場17:00試合開始
東京・東京ドーム
※「アリーナA」は残りわずかとなりました。
※「ロイヤルシート・最前列」「ロイヤルシート・2列目」「ロイヤルシート・3-6列目」「アリーナA」「バルコニースタンド」「ソファーシート」「ファミリーシート」「逸材シート」は完売。
2025年1月5日 (日) 11:00開場13:00開始
東京・東京ドーム
☆チケット情報 ☆対戦カード
※「アリーナA」は残りわずかとなりました。
※「ロイヤルシート・最前列」「ロイヤルシート・2列目」「ロイヤルシート・3-6列目」「アリーナA」「バルコニースタンド」「ソファーシート」「ファミリーシート」は完売。
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■内藤哲也&高橋ヒロムのコメント
【新日本プロレスリング株式会社】
内藤「じゃあ俺、先行しようか?」
ヒロム「いやいや大丈夫ですよ。別に俺、もう、ぜんぜん。今日はすごく記者の方が多いなあと、緊張しております。まあ……そんなくらいですかね……」
内藤「質問、何でしたっけ?」
ヒロム「何でしたっけ?」
司会「喜びのコメントを……」
【新日本プロレスリング株式会社】
内藤「ないんでしょ? もういいよ、考えなくて」
ヒロム「今、考えているんですよ、一生懸命」
内藤「ないんでしょ?」
ヒロム「すっごいイイの出てこないかな……」
内藤「俺、先行、いこうか?」
ヒロム「ちょっと待ってください。今出そうなんで」
内藤「出そう?」
ヒロム「……(※沈黙が続く)」
内藤「出ない?」
ヒロム「あっ、ちょっと待ってください……(※しばらく沈黙が続く)」
内藤「出ないね。俺が……」
ヒロム「きたっ! きました!」
内藤「きた? ああ、よかった」
ヒロム「このね、内藤さんと今回こうやって一緒に組めて、まあ内藤さんからこうやって誘ってもらって、こうやって組んだカタチになって、こう出れてホントに嬉しかったですね。で、まあこうやって結果もついてきて。階級も違いますしね。ジュニアヘビー級とヘビー級で階級を越えたタッグで優勝と。コレ、ジュニアの選手が優勝したのは、新日本プロレスの歴史上でも初めての快挙だと言ってもらえました。結果になっちゃうんですけど、2人で優勝できて良かったなと。以上です」
■質疑応答
内藤「代表してヒロム選手お願いします」
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内藤「俺のぶんも言ってくれるんじゃなかったの?」
ヒロム「言ったほうがいいですよ。俺もう頭がまわらないです(笑)」
内藤「俺も正直、頭まわってないですけどね。やっぱりそれぐらい、『WORLD TAG LEAGUE』ってものに集中してましたよ。たしかに優勝したあと、『シングルマッチやろうぜ』と言いましたけど、そのつもりで『WORLD TAG LEAGUE』出てたワケじゃないし、『WORLD TAG LEAGUE』中は2人のタッグのことしか考えてなかったので。だから……だからってワケじゃないんですけど、非常に充実した3週間でしたよ。で、質問なんでしたっけ?」
ヒロム「『昨日なんか良いことありましたか?』って」
内藤「昨日? えっ、そんな質問だった?」
――1.4東京ドーム大会でお二人のシングル戦が組まれたという……
【新日本プロレスリング株式会社】
なかなかコレって新日本プロレスにおいて稀なケースだと思うんですよね。彼がヤングライオン時代も当たってない。そして今のこの関係性からして初シングルマッチっていうのは、すごく注目されると思うので。まあ昨日も言いましたが、その注目される舞台で思い切り悔しがらせたいですね、彼を。悔しがらせることが彼をより成長させるのかなと思うので、師匠の意地を見せてやりたいですね」
ヒロム「いや、今日だったら勝てたッスわ。余裕で」
内藤「いや、もう俺、動けない今日は」
ヒロム「やっぱり昨日の試合の流れの中で、こうですからね。今日がシングルマッチだったら、これはもう、“2分45秒 TIME BOMB II”ですね」
内藤「2分45秒かかる? 岡本エキスパートだったら俺のこと16秒くらいで倒せるんじゃない?」
ヒロム「そんな弱いんですか!?」
内藤「俺もう疲労困憊だもん……」
ヒロム「エキスパートそんな強いんですか?」
内藤「エキスパート強いよ!」
ヒロム「じゃあ来年の『G1』とか出るんじゃないですかね?」
内藤「出ちゃうかもしんないね。それぐらい疲労困憊よ、今は」
ヒロム「まあたしかにそれはホントに……ホントに疲労を感じてますね」
――両選手にお聞きますが、このタッグリーグを通じておたがいの新たな発見などはありましたか?
【新日本プロレスリング株式会社】
内藤「俺から言っていい?」
ヒロム「先行ですか?いいですよ」
内藤「彼は凄い選手ですよ。元々、ジュニアで活躍してましたし、存在感であったり、プロレスラーとして実力なんかも含めて、凄いレスラーだなと思ってましたけど、タッグリーグにエントリーして間近で彼のことを見てて、もうちょっと距離があるところから見てた時よりも、さらに彼の凄さ、強さ、そういうのを感じたっすね。
そして、昨日の優勝決定戦では、ほとんど彼がリングにいましたからね。なんか、随分負担をかけてしまったなという申し訳なさとともに、なんか『こんなに頼りになるパートナーもいないな』と改めて思いました。だから、今回『WORLD TAG LEAGUE』内藤哲也&高橋ヒロム組が優勝できたのは、85パーセントぐらい高橋ヒロムのおかげなんじゃないですか。彼がいたから、彼をパートナーに選んだから、優勝できたと思ってますよ」
ヒロム「内藤さんの凄いところは、これは前から思ってて今回も改めて思ったんですけど、これは良い意味でですよ。これは聞き取り方によって悪い意味に取れてしまうかもしれないですけど、良いところを持っていくのがうまいなと。おいしいところを見つけて、それをこう探って、パクっと食いつくのがプロフェッショナルだなと思いましたね。
ちょっと言い方が悪いかもしれないですけど、大事にこっちが育ててきたものをパクって食べて、『ほら、俺が食べてやったぜ。スゲーだろ』っていうのを凄くうまくやる選手だなと。これはね、ホントに凄い良い意味なんですよ、内藤さん」
内藤「ありがとう」
ヒロム「これは凄く褒めてるんですよ。で、昨日なんですけど、自分がほぼほぼ出てるっていう風に言ったじゃないですか?粘り強いなと言ってくれたじゃないですか。凄いなと言ってくれたじゃないですか。もちろん昨日、優勝したかったですけど、『どうしても俺が獲りたいな』と思った理由が試合中にもあったんですよ」
内藤「はい」
ヒロム「序盤ですよね。たしか内藤さんはパワーボムかなんかやられましたよね?」
内藤「はい」
ヒロム「たぶんそのあとぐらい。内藤さんは自分がやられてて、助けてくれなかった時ですね。雛壇の方に連れて行かれたんですよ。で、ボコボコにされて頑張って戻ろうとしてる時にですね、『ヒロム、頑張れ』『ヒロムちゃん、頑張れ』っていうのがあったんですよ。その中でですね、凄く熱い男性ファンの方がいたんですよ。『ヒロム!頼む、立ってくれ!頑張れー!』ってメチャクチャ熱い人がいて、『これは嬉しいな。力出るな』と思ったんですよ。その後にですね、『大合唱してーんだよ!』って。『そっちか』と」
内藤「ヒロム式大合唱じゃないの?」
【新日本プロレスリング株式会社】
内藤「ある意味、あそこまで粘れたのはその方のおかげかもしれないね」
ヒロム「その方だけじゃないですけど、応援してくれた人もですけど、あの言葉が突き刺さったんですよ。『誰が大合唱させるか!』っていうアレです。すいません、こんな感じです」
内藤「このね、ふざけたコメントを」
ヒロム「ふざけてないですよ!いまメチャクチャ良いこと言いましたからね」
内藤「一字一句、文字起こししてる人も大変よ」
ヒロム「一字一句なんて大丈夫ですよ、適当でホントに」
清野アナ「ハイ。それでは質疑応答は以上とさせていただきます」
ヒロム「エッ!? 以上なんですか?」
清野アナ「文字起こしするのが大変ですから」
内藤「大変ですよ」
ヒロム「エッ!? せっかくいらしたんだから、なんかあるんじゃないですか? 大丈夫ですか? なんかないんですか? せっかくですよ」
――じゃあ……
内藤「『じゃあ』ってなに?」
――聞きたいなと思いまして……。『WORLD TAG LEAGUE』優勝チームは例年で言うと、IWGPタッグ王座に挑戦するというケースが多かったですが、お二人は東京ドームでシングルマッチをやるということで、IWGPタッグ王座への興味がいかがですか?
【新日本プロレスリング株式会社】
ヒロム「だって、内藤さんが俺にこうリング上で言ってきてくれたわけですから。ご興味は?」
――師弟タッグとしての今後というのはどのように考えていますか?
ヒロム「俺は正直『WORLD TAG LEAGUE』のことしか考えていなかったので……。例年挑戦する?リーグ戦終わった後に挑戦者なきゃいけない雰囲気っていうものが、そもそも間違ってたんじゃないかなと思っちゃいましたね。まあ、『SUPER Jr.』もそうですし、『SUPER Jr. TAG LEAGUE』もそうですけど。だって、それはそれですからね。
『WORLD TAG LEAGUE』一番強いタッグチームは誰だ?を決めてるわけで、今回優勝して、実際トロフィーも持ってるわけで、もうここで一つの物語は完結してるわけですよ。そのうえで欲しければ挑戦すればいいですし、たしかに挑戦権的なものはあるかもしれない。でも、挑戦しないといけないというルールはないですし、『WORLD TAG LEAGUE』で優勝したら東京ドームでの挑戦権を与えられますとも言われてるわけではないので、もう『WORLD TAG LEAGUE』は自分と内藤さんが優勝しました。
もうここで完結してしまっているわけで、欲しいか、欲しくないかは別っていう話ですよね。まあ、興味があるか、ないかで言ったら、それはなくはないですよ。もちろん俺はタッグのベルトというものを獲ったことがないですし、ましてやヘビーに仮に挑戦するっていうのは自分の中で考えたこともなかったので、それはそれで興味はありますね。内藤さんはどうですか?」
内藤「IWGPタッグ王座を持っているHENAREとオーカーン、その2人とのリーグ戦が今回できなかったので。しかもチャンピオンチームの2人ですし、その2人とは対戦してみたいなという気持ちはあります。
ただ、タッグリーグを優勝し終わった後に、すぐ俺の中でパッと浮かんできたのが『これはまず高橋ヒロムとのシングルをやりたいな』と思ったので、今現在はそこに集中したいですし、そのシングルマッチが終わった後、『さあ、タッグ王座行こうぜ』ってなったらタッグ王座に行くし、『いや、違う方に行きたいね』ってなったらタッグ王座に挑戦しないでしょうし、その時の気分というか、今現在は高橋ヒロムとの初めてのシングルマッチに俺は集中したいなと思います」
清野アナ「それでは、質疑応答は以上となります」
ヒロム「エッ!? もう終わっちゃうんですか?」
清野アナ「このあとも詰まっていますので」
ヒロム「エッ!? 詰まってるんですか?」
内藤「これで皆さん満足なんですか? なんか言えって言ったら、この男はいろいろ出てきますよ」
ヒロム「まあ、思い出でも語ります?『WORLD TAG LEAGUE』の初戦から語っていきます?」
清野アナ「大丈夫です」
ヒロム「エェーーー!聞きたくないんですか?最後の方とかですか、EVILあたりとか?」
内藤「あれね」
ヒロム「あれは良い作戦でしたね」
内藤「あの作戦で蹴った瞬間の真相とかね、気になるよ」
ヒロム「なんもないですけどね、別に」
内藤「蹴りごたえがあったとか」
ヒロム「あれは凄かったですよ」
内藤「狙ったんですか?」
ヒロム「あれは思いっ切りブチかまさないと、向こうは信じないですから」
内藤「蹴った時の気持ちは?『やってやったぜ』っていう気持ちだった?」
ヒロム「これ決まったぜ。これでフォールしたら3カウント取れるんじゃないかなと思いましたもん」
内藤「それぐらい蹴りごたえあったと」
ヒロム「あれは最高でした」
内藤「私もやられごたえありましたよ」
ヒロム「あれは凄かったですね」
内藤「記憶が飛びそうでした」
ヒロム「ありがとうございます」
清野アナ「観ていない方は見逃し配信もありますので、NJPW WORLDで観ていただきたいと思います。それでは写真撮影に移りたいと思います」
ヒロム「今日の内藤さんの記事を読みましたよ」
内藤「読みました?エキスパートが書いたやつ」
ヒロム「読みましたよ」
内藤「ありがとう」
ヒロム「大丈夫ですか?」
内藤「なにが?」
ヒロム「目です」
内藤「目?ダメだよ。でも、できるっちゃできるんだよね。じゃなきゃ、だって実際タッグリーグ優勝なんかできないわけだから」
ヒロム「俺がかなりヘルプしましたからね」
内藤「いや、ホントね、高橋ヒロムのおかげよ。で、高橋ヒロムにかなり借りを作っちまったよ」
ヒロム「でしょうね」
内藤「でも、俺は師匠だから、一応ね」
ヒロム「そういえば、なんか優勝したら誕生日なんとかやるみたいな」
内藤「ちょっとまず喋っていい?」
ヒロム「もうおしまいですよ。もう次があるんですよ」
【新日本プロレスリング株式会社】
ヒロム「こっちがこうなってるわけじゃないですか。こっちの正常な目をこっちにするわけじゃないですか。そしたら、こっちにならないんですか?」
内藤「いや、ならないみたいよ。でも、片目ずつで見てるとちゃんと見えてるから。でも、両目で見ようとするとこうなるんだよね。ちょっと難しい」
ヒロム「よくそんな状態で闘ってましたね」
内藤「だから、もうリーダーのおかげよ」
ヒロム「ハイ」
内藤「ありがとう。照れちゃった?」
ヒロム「そうですね、ちょっと照れちゃいました」
内藤「早くしろって。ちょっと雰囲気感じるんだけど、もういいっていう」
ヒロム「まあでも、3WAYタッグ戦の決勝進出みたいな時、あれ見ました?あれマジでBUSHIさんいなかったら俺たち危なかったですからね」
内藤「BUSHIね」
ヒロム「だって、カギ持って来たというか、東郷が持っててそれを奪ってくれたのがBUSHIさんですから、あれは俺、助けられましたよ」
内藤「じゃあ、その感謝の意味を込めて丸武商店行く?」
ヒロム「行きますか」
内藤「唐揚げいっぱい買いに行く?」
ヒロム「一緒に行きますか」
内藤「売上貢献する?」
ヒロム「もう早くしろみたいな」
清野アナ「もうここでずっと次の人が待っていますので、記念撮影をお願いします」
ヒロム「これって昨日、優勝して控室で話したんですよ。こうなるわけですよね、そもそも。でも、これ(トロフィーの正面のシリーズロゴ)がこっちにないとダメですよねっていう……凄く気になったんですよ。誰一人としてこうやって撮らないですよね?だって、あの前日会見の時も(トロフィーを横に並べて)こう置いてましたよね。あの時にも言ってたんですよね。これこう合わせるだろって昨日優勝して、実際に合わせてみたら、『そういうこと』みたいな。以上です」
内藤「(カメラマンが)スタンバってるから、怒ってるよ」
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