「約15年の絆を見せつけたうえで優勝してみせるぜ」内藤がヒロムとのタッグで堂々の優勝宣言も……奇襲を仕掛けたゲイブ&SANADAは「こんな茶番は終わりだ。明日、俺たちが勝つ!」と一蹴‼【12.7会見】

チーム・協会

【新日本プロレスリング株式会社】

12月7日 (土)くまもと森都心プラザ プラザホールにて『レック Presents WORLD TAG LEAGUE 2024』優勝決定戦の前日会見がおこなわれ、明日の優勝決定戦で激突する内藤哲也&高橋ヒロム組とゲイブ・キッド&SANADA組が出席した。

■『レック Presents WORLD TAG LEAGUE 2024』
12月8日(日) 13:30開場 15:00開始
熊本・グランメッセ熊本
※「ロイヤルシート」は完売となりました
※チケットはプレイガイド各社・コンビニ店頭端末にて、当日16:00まで販売します
※会場の当日券売場では、12:00から発売します

※リンク先は外部サイトの場合があります

■ゲイブ・キッド&SANADA組のコメント

ゲイブ「この会見を通して明日の試合に対するエナジーとか、興奮とか、そういったモノを期待しているだろうけど、まずそれより前に言いたいことがある。俺が言いたいのはこの(『WORLD TAG LEAGUE』の)過密スケジュール。それを淡々とこなしている“良い子ちゃん”のレスラーたちについてだ。それはタナハシ、お前も含んでいる。この現状を見て、お前らは何も感じないのか? ただ次の給料日を待っているだけなのか? そんな良い子ぶっているお前らに、俺は飽き飽きしているんだ。

【新日本プロレスリング株式会社】

この新日本プロレスは世界最高の団体である。この最高の団体で最高の試合をみせる。俺はそれがプロフェッショナルだと思っているが、お前らは何だ!? まるでサラリーマンじゃないか! 俺はそんなお前ら見ているのが本当にイヤでイヤで仕方ないんだ。俺らWAR DOGSがお前らの頭を刈り取ってディナーとして食ってやるよ。俺らWAR DOGSがパッションを見せてやる。それはショータではない。他でもない俺、ゲイブ・キッドである!

【新日本プロレスリング株式会社】

2022年はいまだかつてないワーストの成績で『WORLD TAG LEAGUE』を終えた。そして2023年は準決勝で毘沙門に負けた。だが今年2024年は俺たちが必ず勝つ。それ以外のオプションは無い。そして俺は(1.5)東京ドームに行く。明日それを証明する」

【新日本プロレスリング株式会社】

SANADA「控え目に言って言いですか? LOS INGOBERNABLES de JAPONが一番嫌いなSANADAです。嫌いと言いつつも人気、支持率は業界トップだと思っておりますが……今年1年、何のインパクトもなかったかなと思います。そんなことよりも、SANADA&ゲイブ組の刺激的なタッグチームにすごくワクワクしていますし……優勝します」

■内藤哲也&高橋ヒロム組のコメント

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ヒロム「(※立ち上がって)よーし! 正直言って、メチャクチャ疲れている。ゲイブの言っていること、よくわかるよ。このスケジュール、たしかにメチャクチャ疲れてるね。今こうやって立って、必死に立ち上がって無理矢理元気を出すことが精一杯だ。そしてね、こうやって毎日、ヘビー級の刺激を感じていますよ、ジュニアヘビー級のこの俺が。

【新日本プロレスリング株式会社】

ヘビー級のパワー、体重の違いだとかを毎日身体で感じて、正直……全身痛いです。でもこのジュニアヘビー級の人間が、この『WORLD TAG LEAGUE』を獲ったら、これは新日本プロレス史上初の快挙だと。いい意味でも悪い意味でも、快挙なのかなと思っています。俺は昨日(※12.6薩摩川内大会のコメントで)、内藤さんとのタッグを“1+1=1”だと言いました。

【新日本プロレスリング株式会社】

それは(※胸を指しながら)俺と内藤さんのココが繋がって、1つになるからという意味です。(※引き続き胸を指しながら)ココが繋がっているタッグとココが繋がっていないであろうタッグ、どちらが強いでしょうか? みなさん、お楽しみにしていてください」

【新日本プロレスリング株式会社】

内藤「オラ アミーゴス! コモ エスタス? LOS INGOBERNABLES de JAPONの内藤哲也です。俺と高橋ヒロムでエントリーした今年の『WORLD TAG LEAGUE』、Bブロックを1位で通過し、そして優勝決定戦に進出することになりました。あとは、ゲイブ・キッド&SANADA組に勝利して優勝するのみ。

【新日本プロレスリング株式会社】

優勝決定戦がおこなわれるグランメッセ熊本、この会場はかつて俺が“一歩踏み出す勇気”という言葉を使った思い入れのある会場。そんなグランメッセ熊本でおこなわれるこの今年の『WORLD TAG LEAGUE』優勝決定戦。内藤哲也&高橋ヒロム、約15年の絆を見せつけたうえで優勝してみせるぜ。カブロン!」

■質疑応答

――対戦相手の公式戦などをご覧になっての印象、警戒する点は?

【新日本プロレスリング株式会社】

ヒロム「まあ、警戒する点ですか。正直、どちらもいわゆるタッグ屋と言われる長年組んでるようなタッグではないので、正直、何が出てくるかわからないっていうところが、いま一番の警戒点なのかなと。まあ、この優勝決定戦でもしかしたら新しい必殺技を持ち込んでくるかもしれない。新しい何かを持ち込んでくるかもしれないといいうのは、怖さの一つですね。
でも、本当に俺が怖いことをいまここで言ったら、2人にバレちゃうじゃないですか。だから、俺は言いませんよ。心の中にある本当の警戒してることは言わないです。それがあるかないかも言わないです」

【新日本プロレスリング株式会社】

内藤「ゲイブ・キッド、SANADA組。もちろん力があるからこそ、Aブロック1位で通過したわけで、実力は間違いないでしょう。そのへんはもちろん警戒しますが、一番警戒すべき選手は……高橋ヒロムでしょ。彼がどの程度、暴走するか。彼テンション上がると、どこまでも行っちゃうんでね。そのへんを警戒しつつ、でも一番おいしいところを俺が持っていけるように、そこを注意しながら明日の優勝決定戦闘いたいと思います」

【新日本プロレスリング株式会社】

ゲイブ「俺はこのあと飲みに行くんだ。こんなことしてる時間はない」

SANADA「対戦相手の試合は正直いうと観てないんですけども……自分もこのあと飲みに行きたいので、このへんでお願い致します」

――ゲイブ選手に伺います。シリーズ序盤からSANADA選手とはチームワークなど不安定な部分が見受けられましたが、改めて現在の関係性はいかがですか?

【新日本プロレスリング株式会社】

ゲイブ「俺とSANADAが上手くいってない?そういう質問だが、俺とSANADAは何の問題ない。明日、俺たちが勝つ、それだけだ。次にこんなくだらない質問をしたら、そこまで降りて行って、お前のことをぶっ倒してやるよ!ハリーポッターみたいなメガネをしやがって」

――内藤選手とヒロム選手に伺いますが、対戦相手の……。

【新日本プロレスリング株式会社】

内藤「もういいから!媒体名は?もうわかってるでしょ?ツッコみ待ち?もう飽きられてるから。名前は?」

――東京スポーツの岡本です。

内藤「誕生日は?お父さんの名前は?お母さんの名前は?生年月日は?ハイ、質問をどうぞ」

――お二人にお伺いしたんですが、対戦相手にSANADA選手がいます。かつてはL・I・Jで共闘した仲間であり、最近ではBULLET CLUB WAR DOGSへの加入もありました。WAR DOGSのSANADA選手というのはどのようにご覧になっていますか?

【新日本プロレスリング株式会社】

内藤「そうっすね。まあ、彼は気分屋なんでしょ。あっち行ったり、こっち行ったり、落ち着かないようで、もしかしたら明日、WAR DOGSを出ちゃうんじゃないの?そんな心配を俺はしてますよ」

ヒロム「WAR DOGSを出るとなると、どこに行くんですかね。もしかしたら、『エッ!? L・I・Jに帰って来るとか?』あるかもしれないかなあ。まあ、そんなことはないと思いますけどね……。どうなんでしょう、岡本さん?」

岡本記者「それはないんじゃないですか」

――SANADA選手、いまのお二人のコメントを受けていかがですか?

SANADA「普通に考えて、こんなに裏切ってたら、そういう意見になりますよね……ハイ」

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※両チーム、コメント後のフォトセッションに移ると、ゲイブ&SANADAが内藤&ヒロムを襲撃し、ゲイブが「こんな茶番は終わりだ。明日、俺たちが勝つ!」と罵倒。最後は、倒れる内藤とヒロムをバックに2人で記念撮影し、会見場を去って行った。
■『レック Presents WORLD TAG LEAGUE 2024』
12月8日(日) 13:30開場 15:00開始
熊本・グランメッセ熊本
※「ロイヤルシート」は完売となりました
※チケットはプレイガイド各社・コンビニ店頭端末にて、当日16:00まで販売します
※会場の当日券売場では、12:00から発売します

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著者プロフィール

1972年3月6日に創業者のアントニオ猪木が旗揚げ。「キング・オブ・スポーツ」を旗頭にストロングスタイルを掲げ、1980年代-1990年代と一大ブームを巻き起こして、数多くの名選手を輩出した。2010年代以降は、棚橋弘至、中邑真輔、オカダ・カズチカらの台頭で再び隆盛を迎えて、現在は日本だけでなく海外からも多くのファンの支持を集めている。

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