【Tリーグ日本ペイントマレッツ】スタッフコラム#11『良い緊張感』
【T.LEAGUE/AFLO SPORT】
【第1マッチ(ダブルス)】大藤 沙月 ・横井 咲桜 2-0 三村 優果・永尾 尭子(11-8/11-7)
【第2マッチ(シングルス)】大藤 沙月 3-1木村 香純(11-9/11-2/7-11/11-10)
【第3マッチ(シングルス)】佐藤 瞳 3-2 安藤 みなみ(11-8/11-5/8-11/2-11/11-9)
【第4マッチ(シングルス)】橋本 帆乃香 2-3 南波 侑里香(8-11/11-8/11-8/8-11/10-12)
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フルセットになった時点で何を意識したのか佐藤選手に聞くと「過去に2-0リードから追いつかれてそこから流れを引き戻すことができなかった経験があり、今回もこの流れではいつも通りになって負けてしまうと思っていました。2-2になってしまったけど勝てばいいんだ!と一旦気持ちをリセットして5ゲーム目では良いスタートをきることができたのが良かったと思います」と教えてくれた。気持ちのリセットをしたことで体の力が抜け、質の良いカットや積極的な攻撃をすることができたのではないだろうか。そのくらい、気持ちが大事なのだと再確認することができた。
佐藤選手はマレッツの勝利に貢献するだけでなく、キャプテンという重要な役割も果たしている。チームの試合に入るまでのタイムスケジュールやイベント等の連絡も全てキャプテンが行っている。昨シーズンからキャプテンを務めているが、試合に敗戦した時や疲れている状況でも「いつもサポートありがとうございます」と声をかけてくれる等、スタッフへの気遣いが非常に丁寧だ。イベントにも多数参加してくれているが、文句ひとつ言わず積極的に参加者と交流しようとしてくれ、マレッツの為に…という気持ちが伝わってくる。そんな気遣いができるキャプテンだからこそ、周りの選手もついていこう、頑張ろうと思えるのではないだろうか。
キャプテン目線としてチームの雰囲気を聞いてみると「今シーズンはベストメンバーで挑めないことも多いので、それぞれが出場した時にしっかり自分が勝つという意識がより強くなっていると思います。お互いカバーしながらチームで戦っているような感覚が強いです!」と良い緊張感で挑めているようだ。お互いが信用しているからこそ、このようなコメントができるに違いない。
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Text by Y.Uchinami / Photo by T.LEAGUE/AFLO SPORT
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