ハンドボール全日本インカレ 大阪体育大学男子は中央大学の高い壁に屈し男女同時Vならず
ハンドボールの高松宮記念杯男子第67回・女子第60回全日本学生選手権大会は11月10日(日)午後、広島県立総合体育館で男子の決勝が行われ、大阪体育大学男子は3連覇中だった中央大学に35―37(前半15―18)で敗れ、5大会ぶり11回目の優勝を逃した。筑波大学を降して11連覇を達成した女子に続く男女同時優勝は果たせなかった。
荒瀬廉 【大阪体育大学】
大阪体育大学男子は後半10分、6点差を追いついて23ー23としたが、そこから5連続失点を喫して差を広げられた。荒瀬廉(体育学部4年、神戸国際高校出身)が10得点、下川陽向(体育学部3年、大阪体育大学浪商高校出身)が7得点を挙げるなど粘ったが、及ばなかった。
大阪体育大学男子にとって、中央大学は長年、立ちはだかる高い壁だ。2019年は準々決勝で25―29、2020年のコロナ禍による中止をはさみ、2021年は決勝で28―32、2022年は準々決勝で31―34、昨年は準決勝で32―33。2018年のV10以降はすべての大会で中央大学に敗れた。登録メンバー中190㌢台を3人、180㌢台を14人擁する大型チームの中央大学に対し、大阪体育大学は、180㌢台が4人だけ。160㌢台の8人を含め、小柄な選手がスピーディーに走り切るハンドボールで雪辱を期したが、頂点は奪還できなかった。
下川真良監督に聞いた。
――あと一歩及ばなかった
悔しいが、選手が決勝という最高の舞台まで連れてきてくれたのはうれしい限り。最後まで自分たちの持ち味の「走り切る」ハンドボールをやってくれた。でも、勝たせてあげたかった。
――相手とは体格差があった
大型化したチームが多い中で、関西学生リーグの中でも低い、小さな選手が多いチームがスピードを活かしてここまで勝ち上がることは、あまり予想されていなかったのではないか。自分自身プレーヤーの時に「小さくてもできる」ということを見せたくてプレーしてきた。また、男女同時優勝をしたかったという思いも、女子の楠本先生から受け取ったバトンをつなぎたいという思いもあったので、その点は悔しい。
――頂点奪還のために何が必要か
学生が負けたことを受け止めて、伝承していく。自分たちの悔しさを下に伝えながら「もっとこうせなあかん」とか、学生たちが自分で考えて「こうしよう、ああしよう」というチームになっていったら強くなるし、それはかなりできてきているような気がしている。
荒瀬廉主将
悔しいのひとこと。でも、小さい集まりでやってきて、「小さい奴でもできる」という点は見せられた。自分たちのハンドボールはいつでも走ること。その中で大きな動きをして相手ディフェンスを動かし、すきをついて走り込んでシュートする。今日は、そこは見せられたが、自分たちが守り切れていない部分があり、そこが一番しんどかった。
大会は大学スポーツ専門インターネットライブ配信「ジェイネットTV」で1回戦からライブ中継されています。
男女決勝はBS松竹東急(BS260)でライブ配信されます。BSデジタル放送が見られる方は無料で視聴できます。また、TVでの放送終了後1週間、見逃し配信が視聴可能です。
大阪体育大学男子にとって、中央大学は長年、立ちはだかる高い壁だ。2019年は準々決勝で25―29、2020年のコロナ禍による中止をはさみ、2021年は決勝で28―32、2022年は準々決勝で31―34、昨年は準決勝で32―33。2018年のV10以降はすべての大会で中央大学に敗れた。登録メンバー中190㌢台を3人、180㌢台を14人擁する大型チームの中央大学に対し、大阪体育大学は、180㌢台が4人だけ。160㌢台の8人を含め、小柄な選手がスピーディーに走り切るハンドボールで雪辱を期したが、頂点は奪還できなかった。
下川真良監督に聞いた。
――あと一歩及ばなかった
悔しいが、選手が決勝という最高の舞台まで連れてきてくれたのはうれしい限り。最後まで自分たちの持ち味の「走り切る」ハンドボールをやってくれた。でも、勝たせてあげたかった。
――相手とは体格差があった
大型化したチームが多い中で、関西学生リーグの中でも低い、小さな選手が多いチームがスピードを活かしてここまで勝ち上がることは、あまり予想されていなかったのではないか。自分自身プレーヤーの時に「小さくてもできる」ということを見せたくてプレーしてきた。また、男女同時優勝をしたかったという思いも、女子の楠本先生から受け取ったバトンをつなぎたいという思いもあったので、その点は悔しい。
――頂点奪還のために何が必要か
学生が負けたことを受け止めて、伝承していく。自分たちの悔しさを下に伝えながら「もっとこうせなあかん」とか、学生たちが自分で考えて「こうしよう、ああしよう」というチームになっていったら強くなるし、それはかなりできてきているような気がしている。
荒瀬廉主将
悔しいのひとこと。でも、小さい集まりでやってきて、「小さい奴でもできる」という点は見せられた。自分たちのハンドボールはいつでも走ること。その中で大きな動きをして相手ディフェンスを動かし、すきをついて走り込んでシュートする。今日は、そこは見せられたが、自分たちが守り切れていない部分があり、そこが一番しんどかった。
大会は大学スポーツ専門インターネットライブ配信「ジェイネットTV」で1回戦からライブ中継されています。
男女決勝はBS松竹東急(BS260)でライブ配信されます。BSデジタル放送が見られる方は無料で視聴できます。また、TVでの放送終了後1週間、見逃し配信が視聴可能です。
※リンク先は外部サイトの場合があります
田代優樹 【大阪体育大学】
橘光太郎 【大阪体育大学】
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ