【Tリーグ日本ペイントマレッツ】スタッフコラム#9 暖かい声援を受け、開幕9連勝!!

日本ペイントマレッツ
チーム・協会

【T.LEAGUE/AFLO SPORT】

11/3(祝日) 日本ペイントマレッツ 3-1 九州アスティーダ
【第1マッチ(ダブルス)】芝田 沙季・伊藤 詩菜 1-2 出澤 杏佳・首藤 成美(3-11/11-8/10-12)
【第2マッチ(シングルス)】芝田 沙季3-0 栗山 優菜(11-7/11-9/11-9)
【第3マッチ(シングルス)】佐藤 瞳 3-1 今枝 愛美(6-11/11-8/11-5/11-5)
【第4マッチ(シングルス)】橋本 帆乃香 3-0 出澤 杏佳(11-5/11-3/11-6)

今シーズン、またもや台風に悩まされながら開催地への移動を余儀なくされた。搭乗予定の飛行機は豪雨の影響で遅延し現地に1時間遅れでの到着となった。後続の飛行機が欠航となったこと、本州各地での雨量を考えると開催地に移動できただけでも良かったと思ったと同時に、全員が無事到着できたことで安堵した。

延岡の試合会場は竣工して約1年。檜の匂いがするとても綺麗な会場だった。公式練習中に九州スティーダのMC(司会進行役)が観客に対し、マレッツについて所属選手の世界での活躍ぶり、開幕8連勝中のうち、4ゲームが4点獲得ゲームであるというTリーグでのチーム状況、更にはTリーグ初選手のLINEスタンプがあるというような事業面の状況まで、マレッツを褒め称える説明 をしてくれ、チーム全体がとても心地の良い状態で試合前準備が出来た。ゲームが進行していくと、アウェイの地にも関わらずホームような暖かい雰囲気に包まれた。観客の声援も敵味方関係なくファインプレーがあると両者に称賛に価する拍手喝采があり、会場一体となってプレーする選手を応援してくれていたと感じるゲームであった。選手にとってこれほどベストな状態で戦える空間はあまりないだろうと思えた。特にカットマンの佐藤選手、橋本選手は打たれても打たれても返球し続けるプレーにはたくさんの感嘆の声があがり、カットマンの魅力に気付き、ファンが増えたに違いない。

ヒロインインタビューに応じる佐藤瞳選手 【T.LEAGUE/AFLO SPORT】

試合後、両選手に話を聞いてみた。
「応援と言うか観戦と言うか、盛り上がってくれたなぁ!という印象です。1本1本しっかり観てくれているなぁと感じたポイントがあって、めっちゃ歓声があるんだけど、サーブを構えた瞬間に静まる。ファンの方がさ!次はどんなプレーするの!と言うように集中して観戦してくれているなぁ。と勝手に思っていました」と佐藤選手。
橋本選手は「良い雰囲気だったからこそなのか、試合中はゾーンに入っているような感覚がありました。アウェイ感がなく試合が出来たからこそ最高のパフォーマンスを出すことができたのかもしれません。試合後、小さいお子さんからシルバーの方々にいつも応援しています!とお声がけしてもらいとても嬉しかったです」と話してくれた。両選手は2021-2022の1シーズン九州アスティーダに所属していた。その当時から応援してくれているファンがチーム関係なく応援してくれたからこそ、選手たちが最高のパフォーマンスを発揮することが出来たのであろう。

Text by Ocan / Photo by T.LEAGUE/AFLO SPORT

ガッツポーズをみせる橋本帆乃香選手 【T.LEAGUE/AFLO SPORT】

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著者プロフィール

日本ペイントグループ女子卓球チーム「日本ペイントマレッツ」は、2017年4月に誕生し、2018年に卓球のTリーグが発足すると同時にTリーグに参画しました。 世界で活躍できるトップ水準の選手育成と排出を目標に掲げ、各地域での子ども向け卓球教室の開催やこども卓球台の寄贈などを通じて「卓球」の魅力と可能性を広げ、更なる発展に貢献しています。また、卓球で“ヒト”と“ヒト”をつなぎ、ホームタウンである大阪の街や生活に活力と夢、彩を与えています。

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