【日本選手権35km競歩/高畠競歩】レポート&コメント:川野が世界記録で東京世界陸上日本代表内定!女子は渕瀬が通算4度目の選手権獲得!
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男子35kmでは、1時間21分47秒の世界記録を樹立して優勝した川野将虎選手(旭化成)が、条件を満たして世界選手権代表に即時内定。2位の丸尾知司選手(愛知製鋼)も日本陸連が定める派遣設定記録を突破したほか、4位までがワールドアスレティックス(WA)の設定する参加標準記録を上回りました。また、男子20kmの部においても、1時間17分56秒で快勝した山西利和選手(愛知製鋼)が派遣設定記録を再びクリア。2位の住所大翔選手(富士通)が新たに参加標準記録突破者に加わるなど好記録が続出しています。
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男子35kmは、川野が世界記録を樹立!
東京世界選手権代表に内定
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そして、午前8時。天候曇り、気温10.9℃、湿度86.90%、西の風1.0mという主催者発表の気象条件のもと、第61回全日本35km競歩は、同種目の第108回日本選手権を兼ねてスタート。それは、来年の東京世界選手権に向けて、いよいよ国内での日本代表選考競技会が始まった瞬間でもありました。
男子35km競歩は、オープン参加の海外選手を含めて36名が出場。この種目の世界選手権参加標準記録は2時間28分00秒、日本陸連が別途定めている派遣設定記録は2時間26分00秒で、今大会では、優勝者が派遣設定記録を上回っていた場合に、日本代表に即時内定することが決まっています。
派遣設定記録をイーブンペースで歩いた場合の1kmの平均ラップは4分10秒で、参加標準記録の場合は4分14秒。また、野田明宏選手(自衛隊体育学校)が保持している日本記録(2時間23分13秒、2023年)だと4分06秒となります。1kmの周回コースで実施される本大会では、これらのタイムを各周回の指標として、まずはレース序盤で、「誰が主導権を握り、どんなペースで、レースを進めていくか」が注目されていました。
しかし、さまざまなパターンが考えられていたなか、実際は、大半が予想していなかった形で進んでいくことになります。号砲が鳴ってすぐに、勝木隼人選手(自衛隊体育学校)が先頭に立ち、1kmを4分05秒で入ると、その後も、4分10秒、4分07秒、4分05秒、4分03秒と刻み、最初の5kmを20分30秒というハイペースで入ったのです。勝木選手は、さらに、次の2周を4分00秒で周り、7~8kmでは3分58秒へとペースアップ。以降も4分を切るラップを叩きだし、10kmを40分25秒(この間の5kmは19分55秒)で通過していきました。
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しかし、7kmを過ぎて、ペースが3分台に上がったあたりで、これについていくのが厳しくなっていく選手が出てきます。9kmに向かう周回で今回が35km初挑戦の大学1年生・逢坂選手が後れ、10kmを過ぎたところで、20kmで世界競歩チーム選手権出場実績(2022年)を持つ諏方選手も突き放されてしまいました。そして、続いて姿を消す形となったのは、なんと勝木選手。ロスオブコンタクトのレッドカードが3回出たことで、12kmを目前にしたところで無念のペナルティゾーン入りとなってしまったのです。勝木選手は、中盤に向かおうとする段階で、ペナルティによって生じた3分30秒のビハインドを負ってレースを進めなければならなくなってしまいました。
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20kmを過ぎてからは、すぐに先頭を奪い返した丸尾選手が4分03秒、4分08秒、4分06秒で周回を重ねていきましたが、23kmを過ぎて最初の折返しを迎える直前で川野選手が吉川選手をかわして2番手に浮上すると、その後、丸尾選手に並びかけるように位置。これに呼応するかのように丸尾選手がペースを上げたことで、24kmに向かう1kmは4分00秒に跳ね上がり、吉川選手は突き放される格好となりました。2人は、次の1kmも4分00秒で刻んで、残り10kmとなる25kmを1時間41分15秒(この間の5kmは20分17秒)で通過。いよいよ両選手による一騎打ちが始まりました。
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川野選手がこのことを知らされたのは、レース後に行われていた取材のとき。記録に関する質問に「アジア記録までは考えていなかったが、記録が出たことは率直に嬉しい。これまでの取り組みが間違っていなかったことを記録として証明できてよかったなと思う」と答えていましたが、その流れで、自身の出した記録が世界記録になることを伝えられると、「え? そうなんですか。知らなかったです」と驚いた表情を見せました。感想を求められると、少し戸惑ったような様子で「いやあ、なんて言ったらいいんですかね…」と思いを巡らして言葉を探したうえで、指導を仰ぐ酒井瑞穂コーチや周囲のサポートについて語り、「今回の記録は、周りの人の力…チーム旭化成と練習拠点の東洋大のおかげで出すことができた記録。感謝の気持ちでいっぱいです」と、競技中とは全く異なる穏やかな表情で、スタッフへの思いを口にしていました(川野選手のコメントは、別記、ご参照ください)。
28km過ぎで川野選手に突き放されてしまった丸尾選手は、25~30kmを20分45秒、最後の5kmは22分24秒までペースを落としたものの、2時間24分24秒・2位でフィニッシュ。昨年マークした自己記録(2時間25分49秒)を大きく更新し、自身が保持していた日本歴代3位記録を引き上げるとともに、派遣設定記録もあっさりとクリアしました。レース後は、「ここで内定したかったので非常に悔しい思いが強いけれど、“川野くんが強かったな”というのが感想」とコメント。「今後は、まずは代表権を確保することが必須となる。毎回、このパターンがイヤなのだが…」と苦笑いして、「最後の枠を取るのは非常に得意なので、枠を取ることに関しての心配はしていないけれど」と述べたうえで、「川野くんは銀メダルを取っているわけだが、世界でメダルを取るということは、やっぱりあそこの位置にいないといけないんだということを改めて感じた。自分自身も強くなっている部分はたくさんあるので、今日感じたことや取り組みをもう一度見直してやっていきたい」と力強い口調とともに、前を向きました。
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なお、このレースでは、30kmの途中計時においても、川野選手が2時間01分26秒、丸尾選手が2時間02分00秒をマーク。野田選手が2023年の日本選手権35km競歩の途中計時で樹立した日本記録(2時間02分43秒)を更新しました。
ベテラン渕瀬、女子35kmを制す
3種目で日本選手権通算4回目のV
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ペースが異なる男子選手に交じっての難しいレースとなったなか、序盤から果敢に飛びだしていく展開を見せたのは、このところ5000m、10000m、20kmで著しい進境をみせてきた下岡仁美選手(極東油業)。35kmはこれが初めての挑戦ですが、社会人1年目となった今季は、35kmで結果を残すことを目指して、トレーニングに取り組んできた選手です。下岡選手は、最初の1kmこそ4分56秒と、2番手の吉住友希選手(船橋整形外科、4分57秒)と僅差で入りましたが、そこから一気にペースを引き上げ、後続との差を広げます。1km4分45秒を切る周回も出て、5kmは23分45秒と、参加標準記録をイーブンにした場合の参考タイム(24分00秒)を上回るペースで通過すると、10kmも47分36秒(この間の5kmは23分51秒)と、依然として参加標準記録ペース(48分00秒)よりも速いタイムで通過していきまました。
しかし、その後は、徐々にペースダウン。10~15kmの5kmは24分34秒となり、15kmは1時間12分10秒で通過。次の5kmでは24分53秒まで落ち込み、20kmは1時間37分03秒での通過に、20~25kmは25分25秒を要して、25kmは2時間01分42秒での通過となってしまいました。
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「だんだん前(を行く下岡選手)が見えて、近づいてきたので、“これは行けるかもしれない。行けるからには勝ちたい”という気持ちが強まってきた」と振り返った渕瀬選手は、自身もペースダウンが大きくなった25~30kmは下岡選手の背中に迫ることで懸命にカバーして、29kmで下岡選手に追いつくと逆転。ここで初めてトップに立ちます。30kmを2時間26分44秒(この間の5kmは24分55秒)で通過したあとは、残り5kmを25分54秒までペースを落とす苦しい戦いとなりましたが、2時間52分38秒でフィニッシュ。この種目は初優勝ながら、20km競歩で優勝した2007年・2009年、50km競歩を4時間19分56秒の現日本記録で制した2019年に続いて、4回目となる日本選手権タイトルの獲得を果たしました(渕瀬選手のコメントは、別記ご参照ください)。
下岡選手は、30kmを2時間26分47秒で通過したものの、31km手前の辺りから左足を気にして立ち止まったり、歩いたりする様子が増え、32kmを通過したのちに、その周回で途中棄権。2位には吉住選手が2時間58分21秒で続き、20kmを過ぎてから順位を上げてきた矢来舞香選手(千葉興業銀行)が30~31kmの周回でチームメイトの松本紗依選手をかわし、3時間01分08秒で3位を占めました。
男子20kmは山西が1時間17分台で快勝
女子20km優勝の梅野も自己記録を大幅に更新
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1周目で抜けだす形となった2人は、山西選手が先頭に立ち、その後ろに住所選手がぴたりとつく並びで、1km3分55秒前後のペースで周回を重ねていきます。最初の5kmを19分35秒(住所選手は19分36秒)で入ると、その後も3分54秒前後のペースを維持して、10kmはともに39分06秒で通過していきました。しかし、11周目に入るとすぐに山西選手が、前の周回(3分57秒)から一気に3分44秒までペースアップ。その後は3分51~52秒で歩を進めたことで、住所選手との差は次第に広がっていきました。10~15kmの5kmを19分15秒で通過した山西選手は、ラスト5kmはややペースを落としたものの19分35秒でカバー。大会新記録となる1時間17分56秒で快勝するとともに、すでにクリア済みの派遣設定記録(1時間18分30秒)を再び上回りました。
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一方の住所選手は、10~15kmを19分26秒でカバー。17km以降はさすがに3分台の維持はできなくなりましたが、最後までよく粘って、こちらも大会新記録となる1時間18分46秒(2位)でフィニッシュしました。派遣設定記録突破には16秒届かなかったものの順天堂大4年の2021年にマークした自己記録(1時間20分14秒)を大幅に更新。1時間19分台を飛び越して1時間18分台で、この種目9人目の参加標準記録(1時間19分20秒)突破者リストに、その名を連ねる結果を手にしています。
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※本文中の記録および5kmごとの通過タイムは公式発表の記録。ただし、各1kmの通過およびラップタイムは、レース中の速報や手元の計時を採用している。
【全日本競歩高畠大会男女優勝者コメント】
川野将虎(旭化成)
優勝 2時間21分47秒
=世界記録、アジア新記録、日本新記録、東京世界選手権派遣設定記録突破
※東京世界選手権日本代表内定
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(得意とする35kmのレースに再び挑戦して)「楽しかったな」と、本当に率直に感じた。苦しい種目ではあるけれど、35kmのような長い距離を歩くためには、技術とか体力とかだけでなく、人間味や心の部分も重要になってくる。そういう35kmの面白さや楽しさが、少しでも多くの方に伝わっていたらいいなと思う。また、今年は1月に能登地方で震災があり、輪島で行われるはずだった4月の日本選手権が中止となった。さらにその後、大雨の被害にも見舞われて、輪島の皆さんは大変な思いをされている。そういったこともあり、今回は、輪島の方々に、自分の歩きを通じて(1日も早い復興への)思いを届けられたらと思いながら歩いた。
今回は、優勝にこだわって、中盤までは集団のなかで落ち着いて入り、ラストの勝負所で行ききることだけに集中した。正直なところ、ここまでハイペースになるとは思っていなかったが、スローペースになってもハイペースになっても対応できる準備はしてきた。その練習の成果を出すことができたと思う。
<24km以降は、丸尾知司選手(愛知製鋼)との一騎打ちとなったが…の問いかけに>
丸尾選手も力のある選手。今回は(トラックの10000mに出場した)全日本実業団、国民スポーツ大会で2レース続けて38分台で歩かれていて、スピードがあると思っていたので、「勝負所を間違えてはいけない」という気持ちで臨んでいた。残り7kmで仕掛けたが、勝負所をその辺りにすることは、(酒井)瑞穂コーチとも事前に話し合って大まかに決め、そのための練習もしてきていたから。練習をやっていくなかで、残り7kmでのスパートであれば、最後まで耐えられるだろうとわかったので、自分では、そこで行くと決めていた。(ラップが1km3分52秒に上がった28~29kmの周回は)自分ではそこまで上げられるとは思っていなかった。しかし、「行くなら行くしかない。ここを逃したら勝てない」と思ったので(スピードを緩めず)行ききった。丸尾さんが離れてからは、優勝(=代表)はある程度見えていたが、そこで落ち着いてしまうのではなく、東京世界陸上での勝負を見据えて、「1秒でも速く」を意識した。
今回、一定ではなく、かなり揺さぶりの強いレースのなかでも対応できたことは、世界陸上に繋がるかなと思っている。また、ジャッジで、注意(イエローパドル)は出てしまったが、警告(レッドカード)はゼロでまとめることができた。これも世界陸上に繋がることだと思う。一方で、ラスト7km以降で(1kmのラップを)3分台に2回上げることはできたものの、それ以降、(ペースが落ち)4分06秒あたりで維持するので精いっぱいになってしまった。ここで3分台を維持できれば、世界の舞台でもメダルが狙えるようになる。粘って終わるのではなく、そこでさらに勝負をしにいけるような力がないと戦えない。今後は、その点を次の目標として取り組んでいきたい。
高畠の段階で、内定を決められたことは本当によかったと思う。(本番までに)1年弱の準備期間があるということは、ほかの選手に比べてもアドバンテージになる。それを世界陸上の舞台で生かせるように準備していきたい。今後のことは、瑞穂コーチとしっかりと話し合って決めていくつもりだが、(来年)2月には20kmの日本選手権がある。もし、今回内定が取れていなかったら、3月の能美大会(第109回日本選手権35m競歩を実施)に出なければならなかったので、20kmの挑戦はちょっと難しいかなと考えていたけれど、(内定が取れたので)スピードでも対応できる選手を目指すうえでも、もし、狙えるのであれば、状況を見ながら20kmにチャレンジしていくことも検討したい。(20kmについては)これから代表権獲得の戦いがあるので、今の段階で「(世界選手権は)2種目に出ます」とは言えない。ただ、世界の主流は、長くても短くてもどの距離でも安定して歩ける選手がレジェンドとして存在している。自分も、そういうものを見据えながら、挑戦していけたらいいなと思う。
渕瀬真寿美(建装工業)
優勝 2時間52分38秒
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レースに向けては、夏場に距離もしっかりと踏んで、よい練習をすることができていた。ただ、10月に入ったあたりで、左かかと付近に少し気になるところが出てきて、「回避したほうがいいのかな」と迷う時期が生じた。それでも、気持ちは切らすことなく、歩かずにできることに取り組み、心肺(機能)は落とさずに練習することができていたし、練習(量)を落としていくなかで悪化していくことはなかったので、「これなら出られるかも」という状況で迎えた大会だった。
<20km、50kmに続き、35kmでも日本選手権を獲得した感想を問われて>
(これで4回目の日本選手権獲得となるが)優勝できるとは思っていなかったというのが正直なところ。もちろん、勝ちにこだわらないといけないのだが、万全でなかったこともあり、ほかの強い選手が行くだろうと考えていた。ただ、レース中に、だんだん前(を歩いていた下岡選手)が見えて、近づいてきたので、「これは行けるかもしれない。行けるからには勝ちたい」という気持ちが強まってきた。(トップと)並んだときには下岡選手もまだ食らいついてくるような感じだったので、残り5kmは競り合っての戦いになっていくのかなと思ったのだが、その後、下岡選手がすぐに離れたので、そのまま優勝できてしまったという感じ。男子のようにいい記録を出してこそ、「勝ちとった」という気持ちにもなれるもの。優勝はできたけれど、タイムがついてきていないという点で、まだまだ喜べない思いがある。
(東京世界選手権の代表選考は)3月の能美(で実施される第109回日本選手権35km競歩)が最後の選考大会となる。今回、誰も決まらなかったことで、能美大会で3枠が決まることになる。ここまで距離はしっかり踏むことはできたものの、ペース自体が速くなかった部分もあるので、距離の練習とともに、派遣設定記録に必要なペースでのスピード練習も、もう少ししっかりとやっていきたい。
私の世界大会出場は、(龍谷)大学2年の2007年に、大阪(世界選手権)で始まった。そして、来年、自国の東京で世界陸上があるので、「(アスリートとしてのキャリアの)最初の世界大会が大阪で、最後の締めくくりが東京になればいいな」という思いを強く持っている。ただ、出たいと思っても、まず出場権を確実に獲得するためには、2時間45分、さらには日本記録(2時間44分11秒、岡田久美子)を更新していくくらいでないと、本当に代表になれるかわからないと思っているので、今は、日本記録を切らないと代表には選んでもらえないという気持ちで臨んでいる。
次のレースは、来年2月の神戸(日本選手権20km競歩)となる見込み。やはり20kmを歩けないことには、35kmは歩けない。2時間48分00秒で歩くなら、20kmは1時間36分で通過しなければならないので、20kmのレースでは当然それ以上のタイムが出せるようでなければならないはずなのに、近年は1時間36分以上かかってしまっている。20kmを1時間30分前半で行けるくらいでないと、2時間44~45分は見えてこないと痛感した。寒くなってくるとケガもしやすくなってくるので、練習量と体調との兼ね合いにも考慮しつつ、これからしっかりと取り組んでいきたい。
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