1. FCケルン | DFBポカール2回戦、キール戦を制す

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優勢に試合を進めたケルン

1. FCケルンは10月29日にDFBポカール2回戦で町野修斗有するホルシュタイン・キールとホームで対戦した。リーグ戦で不調のケルンだったが、巻き返しを見せることができた一戦となった。ストルバー監督は、パーダーボルン戦の先発メンバーから2枚変更した。ヨナス・ウアビヒとルカ・ヴァルドシュミッドに代えて、マルヴィン・シュヴェーベとドミニク・ハインツを起用した。

ケルンは前半から勢いよく攻撃を仕掛けた。8分、レアト・パカラダのクロスボールに反応したティム・レンペレがヘディングシュートをゴールの下隅に突き刺し、先制点を獲得した。直近の試合展開からは安心しきれないケルンだが、その後ケルンにもキールにもチャンスが訪れなかった。

後半もケルンが試合を優勢に進めた。ボールを支配する時間が多かったキールだが、なかなかシュートまで持ち込むことができなかった。ティム・レンペレのシュートのシュートもあったが、両チームとも目立つようなプレーがなかった。キールは町野修斗がコーナーキックからクロスバーを割ってゴールに迫るも、得点にはならなかった。

84分、ケルンに大きな好機が訪れる。左サイドを駆け上がったレンペレがデニス・フセインバシッチに巧みなパスを送り、そこからリントン・マイナへボールを送った。マイナはルカにボールを出し、エリア手前からカーブのかかったボールを放ち見事なシュートを決めることに成功した。

時間的に勝利に近づいてはいたが、ケルンは止まらなかった。97分、リントン・マイナとヤン・ティールマンが90ヤードの距離から駆け上がり、2人が繋いだパスをルカが再びゴールに流し込んだ。直後、主審のバスティアン・ダンケルトが試合終了の笛を鳴らし、スタジアム全体が大きな歓声に包まれた。

見事DFBポカールでベスト16に駒を進めたケルン。次節はリーグ戦で11月3日日曜日に、ヘルタBSCと対戦する。
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著者プロフィール

1.FCケルンは1948年に設立された、ドイツ西部の大都市ケルンに本拠地を置くサッカークラブで、ブンデスリーガに所属しています。1963年に発足したドイツ・ブンデスリーガの初代王者であり、日本人海外移籍の先駆者である奥寺康彦が所属していた頃には2度目のリーグ優勝を成し遂げました。また近年では、槙野智章や鄭大世、大迫勇也も所属していました。

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