早大パリ2024オリンピック・パラリンピック報告会 代表選手が大会振り返る

チーム・協会
パリ2024オリンピック・パラリンピック報告会 10月26日 早稲田キャンパス8号館106教室
【早稲田スポーツ新聞会】取材・記事 太田さくら

 早大の在学生、卒業生38名が出場したパリ2024五輪・パラリンピック。その報告会が早稲田キャンパスで行われ、代表選手6名が大会を振り返った。

 報告会に参加したのは、五輪フェンシング代表の加納虹輝(令2スポ卒=現日本航空)、松山恭助(令2スポ卒=現JTB)、水泳代表の松本信歩(スポ4=東学大付)、パラリンピック水泳代表の鈴木孝幸(平21教卒=現ゴールドウイン)、卓球代表の岩渕幸洋(平29教卒=現協和キリン)、バスケットボール代表の石川優衣(平31人卒=現三鷹市役所)。

報告会に出席した選手たち 【早稲田スポーツ新聞会】

 応援部のステージの後には田中愛治総長が登壇し、世界で戦った代表選手の努力と精神力をたたえた。また「たゆまぬ努力を続けられたことに心から敬意を表したい」と、今後にも期待を寄せた。

 続いて登壇した稲門体育会会長の河野洋平氏は、「早大の体育会からこのような選手が出たことを誇りに思う」と述べ、早大卒業後も競技を続けた選手を労った。

 選手へのメッセージ動画が放映された後は、事前に寄せられた質問に選手が回答。応援が力になった瞬間はあったかと問われた石川は、「連日多くの方にメッセージをいただいて、緊張の中でも自分のパフォーマンスを出すことにつながったと思う」、松本は「会場では他国の方も含め、大きな声援をいただく中で泳ぐことができて力になった」と感謝を述べた。

応援への感謝を述べる石川 【早稲田スポーツ新聞会】

 また、今後について問われると、岩渕は「選手活動は継続したいと思っている。今より成長できるように頑張りたい」、鈴木は「現役はもう少し続けると思うので、応援していただけたらうれしい。その後は今とは違ったかたちで、選手をサポートできたらと思っている」と先を見据えた。

今後について語る鈴木 【早稲田スポーツ新聞会】

記念品を受け取る松山 【早稲田スポーツ新聞会】

 競技スポーツセンターと学生プロジェクトVIVASEDAの主催で行われた今回の報告会。4年に1度の大舞台で躍動した選手たちに、会場からは大きな拍手が送られた。
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著者プロフィール

「エンジの誇りよ、加速しろ。」 1897年の「早稲田大学体育部」発足から2022年で125年。スポーツを好み、運動を奨励した創設者・大隈重信が唱えた「人生125歳説」にちなみ、早稲田大学は次の125年を「早稲田スポーツ新世紀」として位置づけ、BEYOND125プロジェクトをスタートさせました。 ステークホルダーの喜び(バリュー)を最大化するため、学内外の一体感を醸成し、「早稲田スポーツ」の基盤を強化して、大学スポーツの新たなモデルを作っていきます。

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