レアルとバルサが勝ち点3差で激突。今季最初の「エル・クラシコ」を制すのはどちらか
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今季のバルセロナはハンジ・フリック新監督の下で多くの若手が躍動し、開幕7連勝という最高のスタートを切った。その間にはバジャドリー戦の7ー0、ジローナ戦の4ー1、ビジャレアル戦の5ー1といった大勝劇をいくつも実現。第8節オサスナ戦で初黒星を喫したものの、その後もアラベス、セビージャに快勝し、9勝1敗の勝ち点27で首位を快走している。さらに水曜のチャンピオンズリーグでは強敵バイエルン・ミュンヘンを4ー1で撃破。この試合では絶好調のラフィーニャがハットトリックを実現している。
フリック監督は多くの若手を起用しながら結果と内容の両立を実現している 【(C)LaLiga】
絶好調のラフィーニャはCLバイエルン戦でハットトリックを達成したばかり。クラシコでのゴールに期待は高まる 【(C)LaLiga】
レアル・マドリーはアトレティコ・デ・マドリーと共に、今季まだ1敗も喫していない。それでもバルセロナに勝ち点3差をつけられているのは、3つのアウェーゲーム(マジョルカ、ラスパルマス、アトレティコ)を引き分けで終えているからだ。
レアル・マドリーが最後にホームで負けたのは2023年4月8日のビジャレアル戦(2ー3)で、以降568日に渡ってベルナベウでは無敗を貫いている。また今回のクラシコで負けなければ、バルセロナが2017〜18年の間に樹立したラリーガ EA SPORTS 最長記録の43戦連続無敗に並ぶことになる。
たとえシーズン序盤の対戦であっても、クラシコでは白熱した激戦が繰り広げられるのが常だ。ラリーガ EA SPORTS での過去8度の対戦では合計29ゴール、1試合平均3.6ゴールが生まれている。今季のバルセロナはリーグ最多33ゴールを量産。レアル・マドリーは同2位の21ゴールを記録し、そのうち14ゴールをホームの5試合で挙げている。
ビニシウスはCLドルトムント戦で3ゴールの活躍。昨季のクラシコでも得点を挙げている 【(C)LaLiga】
昨季のクラシコを決したのはベリンガム。2試合とも終了間際に決勝点を挙げた 【(C)LaLiga】
他にも、絶好調のラフィーニャはここまで5ゴール5アシスト。バロンドールの最有力候補と目されるビニシウスは5ゴール4アシスト、21歳以下の最優秀選手を賞するトロフェオ・コパ候補のラミン・ヤマルは4ゴール6アシストを記録している。
今回はティボ・クルトワ、マルク=アンドレ・テアシュテーゲン両守護神が欠場することもあり、より多くのゴールが飛び交う激戦が予想される。果たして今季最初のクラシコを制し、首位争いで優位に立つのはどちらになるか。
好調のレバンドフスキは10試合で12ゴールを量産している 【(C)LaLiga】
エムバペはここまでチーム最多の6ゴールを記録。初のクラシコでゴールなるか 【(C)LaLiga】
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