BADMINTON S/J LEAGUE 2024/2025が11月2日（土）にいよいよ開幕する。第1,2日目が11月2日（土）、3日（日）埼玉県さいたま市のサイデン化学アリーナさいたまと山口県山口市の維新大晃アリーナにて開催される。ここでは、さいたま大会について紹介する。

＜11月2日（土）対戦カード＞
10:40～
　1コート 男子Sブロック ジェイテクト vs 東海興業
　2コート 男子Sブロック NTT東日本 vs 大同特殊鋼
　3コート 男子Sブロック 日立情報通信エンジニアリング vs 金沢学院クラブ
13:40～
　1コート 女子Sブロック BIPROGY vs 山陰合同銀行
　2コート 女子Sブロック 岐阜Bluvic vs NTT東日本
　3コート 女子Sブロック 北都銀行 vs レゾナック

＜11月3日（日）対戦カード＞
10:30～
　1コート 男子Sブロック ジェイテクト vs 大同特殊鋼
　2コート 男子Sブロック NTT東日本 vs 金沢学院クラブ
　3コート 男子Sブロック 日立情報通信エンジニアリング vs 東海興業
13:30～
　1コート 女子Sブロック BIPROGY vs レゾナック
　2コート 女子Sブロック 北都銀行 vs NTT東日本
　3コート 女子Sブロック 岐阜Bluvic vs 山陰合同銀行

昨シーズン、ブロック戦2位ながら、TOP4トーナメントを制し悲願のS/Jリーグ初優勝を成し遂げたジェイテクト。今シーズンはブロック1位通過からの完全優勝・連覇を目指した戦いとなる。そんなチームに勢いを与える活躍が期待されるのが、パリオリンピックにも出場した西本 拳太。昨シーズンは海外遠征の関係でブロック戦での出場はなかったが、TOP4の準決勝・決勝でともに白星をあげてチームの初優勝に貢献した。30歳を迎えてもなお成長を続けるJAPANの魂のラリープレーヤーが、シャトルも勝ち星も落とざす、今年も要所で躍動する。
対して、昨シーズン8位の東海興業は、長年チームを引っ張ってきたベテラン選手らの引退により、5年目以下の選手たちによる若いチームで躍進を目指す。主将でありエースの西野 勝志は、シングルスでブロック戦全試合を戦い抜いた昨シーズン同様にチームの柱としての活躍が期待される。リアコートから積極的に強打を打っていく攻撃的プレーで勝利を掴みたい。

S/Jリーグの連覇と既に制した全日本実業団との二冠を目指した戦いとなるBIPROGY。大きな目玉は、オリンピック2大会連続銅メダルの東野 有紗が、専門種目を女子ダブルスに変更して臨んでいることだ。昨シーズンのTOP4決勝戦では、中西貴映と組んでJAPANのエース・シダマツペアを撃破するなど、混合ダブルスで磨いた世界最高峰の実力は折り紙付きの東野だけに、スピード・パワーを活かしたプレーはもちろん、その起用法を含めたすべての動向から目が離せない。
対する山陰合同銀行は、昨シーズンの順位こそ8位だったが、ブロック戦では一度も0-3の負けがなく、強豪相手にも見事に渡り合うなど高い実力を示していた。その原動力となったのは全試合でシングルスを担った三輪 音巴。代表選手など格上を次々と撃破して4勝をあげる活躍だった。今シーズンもスピード感あふれるフットワークでコートを駆けまわり、上位進出を目指すチームに勝利を引き寄せる。