【秋華賞 × 過去データ分析】春二冠の結果が明暗を分ける!?
【データ分析】
優勝馬は4番人気以内
■表1 【人気別成績】
近年は前走オークス組が主力
■表2 【前走クラス別成績】
オークス好走からの直行馬は安定感抜群
■表3 【前走オークスからの好走馬】
なお、オークス3着以内から秋華賞に直行した馬は【5.1.2.3】複勝率72.7%。馬券圏外に敗れた3頭のうちウインマリリン(15着)とユーバーレーベン(13着)はどちらも桜花賞不出走で秋華賞は5番人気だった。秋華賞4番人気以内にかぎれば【5.1.2.1】複勝率88.9%と非常に優秀だ。馬券圏外の残る1頭・ラッキーライラック(2番人気9着)は桜花賞2着→オークス3着とオークスで着順を下げていた。
ローズS組は同レース優勝馬か春のG1連対馬
■表4 【前走ローズSからの好走馬】
紫苑Sなら優勝馬かオークス連対馬
■表5 【前走紫苑Sからの好走馬】
【結論】
オークス馬・チェルヴィニアの二冠達成か!?
オークス組以外ではローズS優勝馬のクイーンズウォークと、紫苑Sを制したクリスマスパレードがデータをクリアしてくる。特にクイーンズウォークは上記2頭とさほど差のない支持を集めそうだ。ただ、表4、5にあったようにローズS組は勝率が低い上に近年は3着止まりが多いのに対し、紫苑S組は好走すれば連対まで届いている。今年は人気サイド中心の狙いになるため、このあたりの傾向も踏まえて3連単の買い目を絞っていきたい。
ライタープロフィール
浅田知広(あさだ ともひろ)
1970年12月、埼玉県生まれ。立命館大学文学部中退後、夕刊紙レース部のアルバイト、競馬データベース会社を経て、現在はフリー。パソコンが広く普及する以前から、パソコン通信でデータ手入力方式の競馬予想ソフトを公開するなど、競馬のみならずPCやネットワークにも精通。その知識を活かし、Webや雑誌で競馬ライターとして活躍するかたわら、ネットワークの専門誌にも連載を持つ。
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