ボルシア・ドルトムントがアジアでの国際的存在感を高めた10年間
【@BorussiaDortmund】
2014年の開設以来、シンガポールのオフィスは現地の従業員や世界中のサッカーファンを繋ぐことを目的とするDFLドイチェ・フースバル・リーガ(DFL)の子会社ブンデスリーガ・インターナショナルと協力しながら、地域における数々のプロジェクトの実現において重要な役割を果たしてきました。これらの活動はBVBのアジアにおける存在感を高めるだけでなく、クラブの価値とスピリットをドイツ国外に広めてきました。
10年間のマイルストーンと成果
シンガポールオフィスの開設はBVBの歴史において、国際的成長とコミュニティの形成へのクラブのコミットメントを強調する重要な瞬間となりました。10年間の間にユース成長プログラムやファンとのエンゲージメント活動、商業的パートナーシップを含む数々のキャンペーンを成功に導いてきました。アジア地域においてクラブの野心を主導しブランドを成長させるため、BVBは現地シンガポールのドクター・スレシュワラン・レッチマナンを雇いました。2014年の開設以降、シンガポールオフィスはトップチームのツアー、レジェンドマッチ、ファンクラブイベント、試合観戦会を開催し、モンゴルやラオス、カンボジアといった市場でもBVBのブランドを確立するなど、15か国以上で多くのパートナーシップとアクティビティを確保してきました。
特筆すべき成果の一つが2020年のCOVID-19流行中に開催された『バーチャル・アジアツアー』です。ボルシア・ドルトムントは責任ある行動を取ると同時に、国際的なファンとの交流も図りたいと思っていました。BVBは対面での活動が許されないイベントを行う初めての国際的クラブとなり、創造的かつバーチャルな活動を通して多くの人々にリーチすることに成功しました。これをきっかけにクラブはシンガポールと上海のオフィスとの協力のもと、ドルトムントからアジアへのデジタルコミュニケーションを強化しました。
アジア市場との関係の強化
ブンデスリーガ・インターナショナルとのコラボレーションはBVBのアジアにおける存在感をさらに高めるものでした。両者の協力はアジアの選手たちにブンデスリーガのトップアカデミーで練習する機会を提供するブンデスリーガ・ドリームや、様々なイベントを通してアジア地域のファンと交流を図るブンデスリーガ・エクスペリエンス、複数回のトップチームのアジアツアーなどの大規模イベントの開催に繋がりました。これらのイベントはブンデスリーガの競争力とBVBのユニークなサッカーブランドを示すために非常に重要なものでした。
BVB のアジアでの未来
今回重要なマイルストーンを迎えたボルシア・ドルトムントは、今後もアジアにおける足跡を拡大するビジョンにコミットしています。ファンと交流しインスピレーションを与える新たな活動の計画が現在すでに進行中です。クラブの理事会メンバーであるカルステン・クラマーはこのマイルストーンを誇りに感じるとともに、以下のようにコメントしています。「10年間の優秀な仕事、チームワーク、素晴らしい成果を祝うシンガポールのアジアオフィスは、私たちの確固としたコミットメントとグローバルなビジョンを象徴するものです。アジア太平洋地域の15か国以上で存在感を示し我々の世界を広げるだけでなく、数えきれない素晴らしい思い出とストーリーを作り出してきました。私たちが共有してきた壮大な旅と、今後の限りない可能性に祝いたいと思います」
BVBアジア太平洋のマネージング・ディレクター、ドクター・スレシュ・レッチマナンは以下のように語りました。「過去10年以上に渡り、私たちはBVBがアジアにおいてその存在を大きく拡大するのを目撃することができました。この旅は強いパートナーシップの形成から多様な文化を持つ情熱的なファンとの交流まで、忘れられない経験に満ちた者でした。この地域における成功は私たちの現地チームの献身と、サポーターたちとの深い関係のおかげです。将来を見据えて、私たちは境界を押し広げ新たな関係を築き、BVBのスピリットをより多くのアジアのコミュニティーに届けることを楽しみにしています」
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