アトレティコ、久保建英の奮闘を受けつつも勝ち点1を手に

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オブラクの好守が光るもソシエダの反撃を止められず、ドローに終わる

【©️Atleti】

10月6日に行われたラ・リーガ第9節、アトレティコ・デ・マドリーはレアル・ソシエダとのアウェイ戦で1-1の引き分けに終わった。試合は開始直後からドラマティックな展開を見せ、アトレティがリードを奪ったものの、勝ち点3を逃す結果となった。

試合の幕開けは非常に早かった。1分、アトレティコのボール所持からハビ・ガランが背後への浮いたロングパスを供給。ボックス内へ走り込んだグリーズマンがこれに追いつき、華麗なヒールで折り返すと、アルバレスが左足でフィニッシュを決めた。これが決まり、アトレティコが理想的な形で先制点を奪取。この初速のゴールで試合の流れを掌握しようと試みた。

アトレティコ・デ・マドリーは序盤にリードを奪ったものの、12分にはレアル・ソシエダが左コーナーキックから反撃の機会を作った。セルヒオ・ゴメスのクロスがファーサイドに送られ、スビメンディがヘディングで狙ってきたが、GKオブラクがこれをしっかりと防いだ。その後のこぼれ球に対してもアゲルドが押し込もうとしたが、オブラクが再びビッグセーブを見せ、チームを救った。

その後もホームチームが徐々にボール支配を増やしていったが、アトレティの堅固な守備を崩すことはできなかった。42分には日本代表の久保建英が右サイドからドリブルで2人を追い抜き、見事なカットインから左足でゴールを狙ってきたが、オブラクは冷静にこのボールを受け止めた。

【©️Atleti】

1点リードしたまま後半に入ると、レアル・ソシエダは攻撃のギアを上げ、特に久保建英のプレーが目立ち始めた。彼の仕掛けやパスがアトレティ守備陣を苦しめ、徐々にソシエダが優勢に立ち始める。

そして84分、レアル・ソシエダに同点弾を叩き込まれる。スチッチがエリア付近でボールを受け取り、ドリブルで一気に守備陣を突破。強烈なシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。このゴールにより試合は振り出しに戻った。

その後、アウェイチームは再びリードを奪うべく攻撃を展開するが、決定機を生かしきれなかった。試合終盤に何度か相手ゴール前まで迫るシーンを作ったものの、レミロの好セーブやディフェンスの体を張った守備に阻まれた。そして、最終的には1-1のスコアのまま試合終了のホイッスルが鳴り、アトレティにとっては悔しい引き分けに終わった。

アトレティコ・デ・マドリーの次節は、代表ウィーク明けの20日。シビタス・メトロポリターノにてレガネス戦が控えている。
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著者プロフィール

アトレティコ・デ・マドリーは、スペインのマドリーを本拠地とし、ラ・リーガに所属するサッカークラブです。1903年に創立し、プリメーラ・ディビシオン(1部)優勝11回、コパ・デル・レイ優勝10回、UEFAヨーロッパリーグ優勝3回、UEFAチャンピオンズリーグ準優勝3回を誇り、ヨーロッパを代表する歴史あるクラブです。

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