アトレティコ、久保建英の奮闘を受けつつも勝ち点1を手に
オブラクの好守が光るもソシエダの反撃を止められず、ドローに終わる
【©️Atleti】
試合の幕開けは非常に早かった。1分、アトレティコのボール所持からハビ・ガランが背後への浮いたロングパスを供給。ボックス内へ走り込んだグリーズマンがこれに追いつき、華麗なヒールで折り返すと、アルバレスが左足でフィニッシュを決めた。これが決まり、アトレティコが理想的な形で先制点を奪取。この初速のゴールで試合の流れを掌握しようと試みた。
アトレティコ・デ・マドリーは序盤にリードを奪ったものの、12分にはレアル・ソシエダが左コーナーキックから反撃の機会を作った。セルヒオ・ゴメスのクロスがファーサイドに送られ、スビメンディがヘディングで狙ってきたが、GKオブラクがこれをしっかりと防いだ。その後のこぼれ球に対してもアゲルドが押し込もうとしたが、オブラクが再びビッグセーブを見せ、チームを救った。
その後もホームチームが徐々にボール支配を増やしていったが、アトレティの堅固な守備を崩すことはできなかった。42分には日本代表の久保建英が右サイドからドリブルで2人を追い抜き、見事なカットインから左足でゴールを狙ってきたが、オブラクは冷静にこのボールを受け止めた。
【©️Atleti】
そして84分、レアル・ソシエダに同点弾を叩き込まれる。スチッチがエリア付近でボールを受け取り、ドリブルで一気に守備陣を突破。強烈なシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。このゴールにより試合は振り出しに戻った。
その後、アウェイチームは再びリードを奪うべく攻撃を展開するが、決定機を生かしきれなかった。試合終盤に何度か相手ゴール前まで迫るシーンを作ったものの、レミロの好セーブやディフェンスの体を張った守備に阻まれた。そして、最終的には1-1のスコアのまま試合終了のホイッスルが鳴り、アトレティにとっては悔しい引き分けに終わった。
アトレティコ・デ・マドリーの次節は、代表ウィーク明けの20日。シビタス・メトロポリターノにてレガネス戦が控えている。
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