【U18日清食品トップリーグ2024 (女子) 大会レポート】「ディフェンスでチームを引っ張りたい」 昭和学院 #4 月松蒼
【©U18日清食品リーグ】
すでに1勝を挙げている両者は、試合開始から持ち味を発揮しました。京都両洋はインサイドの#14 ヴィクトリア ウビ オコイ選手(2年/187cm)にボールを集めて得点。対する昭和学院は速い展開からパスを回してチャンスを伺うと、#9 藤松柚乃選手(2年/159cm)が3ポイントシュートを連続成功。決められたら決め返すという見応えある展開を披露しました。
第1クォーター終盤に連続得点を挙げた昭和学院が5点リードで第2クォーターを迎えましたが、京都両洋は応援団からの声援を受けて高い集中力でプレー。速攻からポイントを重ねると27-25と一度逆転します。それでも昭和学院は#4 月松蒼選手(3年/167cm)らが3ポイントシュートで得点。33-32と1点差で折り返しました。
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それでも京都両洋は、諦めません。インサイドのオコイ選手、#9 岡田彩葉選手(3年/162cm)のドライブなどで得点。残り40秒には1点差まで迫りましたが、あと一歩足りませんでした。昭和学院は石井選手がチームの危機を救う活躍を見せて69-66で逃げ切り。東海大学付属福岡戦(70-63)に続いて、2勝目を挙げました。
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ベスト4に入ったインターハイでは、ほぼ5人で戦いきった昭和学院が、チーム力向上のために試みているのが、ベンチプレーヤーのレベルアップやビッグラインナップの採用です。「自分だったり、#5 前田(珠涼選手、3年/165cm)と交代で出ている#14 赤尾(さやか選手、3年/167cm)も3ポイントシュートが入ってきたり、どの選手も仕事ができるようになってきています。課題のリバウンドもボックスアウトを徹底できるようになってきているなど、徐々に良くなっているように感じます」と手応えを語った月松選手。その中で、キャプテンとして「全員がいい気持ちでプレーできるように声掛けを心がけたいし、やはり自分はディフェンスが得意なので、そこでチームを引っ張っていきたいです」と意欲を見せました。
月松選手の好ディフェンスからの速攻やアーリーオフェンスというシーンは本日の試合でも数多く見ることができました。「U18日清食品トップリーグ2024」での残り4試合の中でも月松選手のディフェンスは注目となりますし、その中で昭和学院がいかなる成長を見せていくのかも楽しみです。
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