アンヘル・コレアが92分に決めた一撃で劇的勝利!

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アスレティック・クルブ戦で貴重な勝ち点3

【©️Atleti】

ラリーガ第4節、アスレティック・クルブとの一戦は、両チームが激しい攻防を繰り広げ、結果的にアトレティコ・デ・マドリーが後半アディショナルタイムに劇的なゴールを決めて勝利を収めた。

試合の序盤はアスレティック・クルブが主導権を握り、アトレティコ・デ・マドリーを押し込んでいた。ホームチームはハイプレスを仕掛け、アトレティのビルドアップを効果的に妨害していた。それに対してシメオネ率いるチームは堅い守備で対抗し、カウンターを狙う展開が続いた。

13分、まずはアトレティコ・デ・マドリーがチャンスを作る。アルバレスが中盤でボールを奪って、素早く左サイドを駆け上がり、シュートを放ったが、相手DFのブロックに阻まれた。その後も、両チームは一進一退の攻防を繰り広げ、なかなか得点には至らなかった。

【©️Atleti】

試合の均衡が破れそうになったのは後半開始直後。アスレティック・クルブのウィリアムズ兄弟が連携し、巧みな攻撃を展開。ニコ・ウィリアムズがボックス内でラストパスを送り、イニャキ・ウィリアムズがゴールに押し込んでフィニッシュを決めたが、シュートはオフサイドの判定で取り消された。

67分、アスレティック・クルブが再びチャンスを作った。サンセトが強烈なミドルシュートを放ったが、これをオブラクに代わって先発出場していたGKムッソがビッグセーブし、得点を許さなかった。

そのままアトレティも反撃を試みたものの、チームでの攻撃タイミングが合わず、アスレティック・クルブの守備を崩せなかった。

時間が経つにつれて、試合は膠着状態に陥り、互いに選手交代を繰り返しながらも、決定的なチャンスを作れないまま、試合は終盤へと進んでいった。

このままスコアレスで終わるかと思われたが、後半アディショナルタイムについにアトレティコ・デ・マドリーが決勝点を奪った。92分、セルロートが中盤でボールを奪い、前線へスルーパスを供給。これを受けたコレアが飛び出したGKを冷静にかわし、空いていたゴールにボールを流し込んだ。

アンヘル・コレアが決めたこの劇的なゴールが試合の決定打となり、アトレティコ・デ・マドリーはアウェイの地で貴重な勝ち点3を手に入れた。これでリーグ戦2勝2敗となり、開幕から無敗を維持している。
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著者プロフィール

アトレティコ・デ・マドリーは、スペインのマドリーを本拠地とし、ラ・リーガに所属するサッカークラブです。1903年に創立し、プリメーラ・ディビシオン(1部)優勝11回、コパ・デル・レイ優勝10回、UEFAヨーロッパリーグ優勝3回、UEFAチャンピオンズリーグ準優勝3回を誇り、ヨーロッパを代表する歴史あるクラブです。

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