【大学サッカー】リーグ戦6位で中断期間、9月4日開幕の総理大臣杯へ

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 8月3日(土)関東大学サッカーリーグ戦1部第13節の中央大学戦が味の素フィールド西が丘で行われ、日本大学サッカー部は、FW熊倉弘達(法学部4年/前橋育英)の開始早々の得点でチームに勢いをもたらしす、直後に追いつかれ前半を1−1で折り返すも、後半にMF大久保帆人(法学部2年/前橋育英)のゴールにより、勝ち越しに成功し、2−1で勝利した。8月11日(土)には延期となっていた第6節の明治大学戦が行われ、MF大久保帆人(法学部2年/前橋育英)が先制を挙げるも、前半で2失点を許し逆転で敗れ(1-2)、6位で中断期間に入る形となった。
 中断期間中、9月4日から15日にかけて第48回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントが開催される。日本大学サッカー部の初戦は14日、遠野運動公園多目的運動場にて高松大学との1回戦が行われる。

第13節 大久保帆人の今シーズン初ゴールにより勝ち越しに成功、中央大学にシーズンW獲得

自身の今シーズン待望の初ゴールにより、仲間と嬉しさを分かち合うMF大久保帆人(法学部2年/前橋育英) 【日本大学サッカー部】

8月3日(土)に味の素フィールド西が丘で行われた、関東大学サッカーリーグ戦1部第13節の中央大学戦。日本大学サッカー部は、前節行われた関東学院大学戦でドローとなり、連勝を飾ることは出来ず、中々上位に食い込むことができない状況。一方の中央大学は現在リーグ戦首位の筑波大学に敗れたものの、上位4校が抜け出しており、変わらず上位をキープしていた。

日本大学は前節からスターティングメンバーとしてDF桑原晃大(スポーツ科学部2年/千葉U-18)、MF平賀禎大(文理学部4年/佐野日大)、FW関日向多(危機管理学部2年/JFAアカデミー)を3人変更した。DF桑原は1.2年生主体で構成されているインペンデスリーグを主戦場とし、キャプテンを務め、チームを牽引してきた。また、FW関は同じくインペンデスリーグを主戦場とし、8ゴールを挙げ、暫定得点ランキング1位となっている。若いメンバーの起用で、チームを活性化させる。

日本大学ボールでキックオフすると、前半2分に開始早々1本目のFKを獲得。キッカーのFW関がMF熊倉弘貴(法学部4年/前橋育英)に預け、グラウンドパスでFW熊倉(達)に供給すると、ワンタッチでミドルシュートを放ち、クロスバーに当たり、ゴールを決めた(0−1)。MF熊倉(貴)のアシスト、FW熊倉(達)のゴールにより、“兄弟プレー”が実現し先制に成功。

しかし、前半10分、DF原圭佑選手が前線にロングボールを送ると、DF家坂選手が足元で収めて横パスでFW星野創輝選手にボールを供給、そのままシュートを狙うかと思いきや、再びDF家坂選手に供給し、浮き球のシュートを放ちゴール(1−1)、早々に追いつかれてしまう。

1-1で迎えた後半10分に、中央大学の右スローインからFW熊倉(達)が足元で収めて、MF熊倉(貴)に繋ぎ、横パスでMF植木颯(経済学部3年/日大藤沢)に供給、華麗な足さばきでスルーパスを選択。ペナルティエリア手前でパスを受けたMF大久保が単独でペナルティエリア内まで持ち込み、値千金のゴール(1−2)。
その後はしっかり守り切り、試合終了のホイッスル。

勝ち点18とし、順位を1つ上げ、5位に浮上した。

第3節 「アミノバイタル®」カップの借りを返すことはできず、またもや明治大学に惜敗

暑さに負けまいと総力戦で闘ってくれる仲間のもとに挨拶【日本大学サッカー部】 【日本大学サッカー部】

8月11日(土)に行われた、関東大学サッカーリーグ戦1部第6節の明治大学戦。第6節は明治大学が「天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会」の出場に伴い延期。さらに「アミノバイタル®」カップ2024に伴い再延期されていた。

明治大学は、6月に行われた「アミノバイタル®」カップ2024では決勝で1−3で敗れた相手。そんな苦い記憶のある厳しい相手ではあるが、上位進出に加え、「アミノバイタル®」カップ2024決勝の借りを返すためには、必ず勝ち点3がほしいところ。

気温は34度近くに達する中、明治大学ボールでキックオフした試合は、日本大学と明治大学の両者とも一歩も引かない展開が続く。
前半10分、日本大学に均衡が傾く。スローインからのボールをFW関日向多(危機管理学部2年/JFAアカデミー)がワンタッチで浮かせ相手をかわしクロス、ゴール付近に位置していたFW平尾勇人(文理学部2年/四日市中央工業)がトラップから体勢を崩しながら打ったシュート、それが相手DFに当たり、ディフレクション先にいたMF大久保が右足でゴール隅に突き刺し、先制に成功(1-0)。

幸先のいいスタートを切ったと思われたが、前半23分に左サイドのMF島野選手がクロスを上げると、FW熊取谷選手に頭で合わせられ失点(1-1)。明治大学の流れは続き、前半37分にはFW中村選手が自身でペナルティエリア内まで侵入しシュート、こぼれ球をMF島野選手に押し込まれ逆転されてしまう(1-2)。

ハーフタイムが終了し、後半開始早々には大雨が降り出し、荒れたピッチコンディションでの試合を余儀なくされた中でも、観客の応援は途切れることなく、雨音に負けない大きな声援が選手たちを鼓舞した。選手たちはこの応援に応えるべく、懸命にプレーを続け、ピッチ上での激しい攻防が展開され、雨による滑りやすいグラウンド状況にも適応しながら、全力で勝利を目指したが、相手ゴールを割ることはなく、1-2で敗戦となった。他の会場の結果を受け、順位は一つ落とし6位となった。

3大会ぶり5回目の出場となる総理大臣杯

日本大学サッカー部は関東第2代表として、9月4日(火)から岩手県及び宮城県で開催される「2024年度 第48回 総理大臣杯 全日本大学サッカートーナメント」に出場する。
3大会ぶり5回目の出場となり、昨年の全日本大学サッカー選手権に続き2年連続での全国大会出場となる。

関東ナンバー2という立場で挑む全国大会。日本大学サッカー部は一丸となり「超戦」する。


『2024年度 第48回 総理大臣杯 全日本大学サッカートーナメント』
【1回戦】
9月4日(水)14:00KO
vs高松大学(四国地区代表)@遠野運動公園 多目的運動場

【2回戦】
9月6日(金)14:00KO
日本文理大学(九州地区第3代表)vs札幌大学(北海道地区第2代表)の勝者@遠野運動公園 陸上競技場

【3回戦】
9月9日(月)14:00KO @いわぎんスタジアム Bグラウンド

【準決勝】
9月12日(木)13:00KO @いわぎんスタジアム Bグラウンド

【決勝】
9月15日(日)13:00KO @いわぎんスタジアム Aグラウンド
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著者プロフィール

日本大学は「日本大学競技スポーツ宣言」を競技部活動の根幹に据え,競技部に関わる者が行動規範を遵守し,活動を通じた人間形成の場を提供してきました。 今後も引き続き,日本オリンピック委員会を始めとする各中央競技団体と連携を図り,学生アスリートとともに本学の競技スポーツの発展に向けて積極的なコミュニケーションおよび情報共有,指導体制の見直しおよび向上を目的とした研修会の実施,学生の生活・健康・就学面のサポート強化,地域やスポーツ界等の社会への貢献を行っていきます

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