ラ・リーガ第2節、開幕節をビジャレアルと引き分けたアトレティコ・デ・マドリーは、昨季3位と大躍進を遂げた強豪ジローナと対戦。大一番を迎えたシメオネ監督はエースのアントワーヌ・グリーズマンや、マンチェスター・シティから移籍したフリアン・アルバレス、ソシエダから加入したル・ノルマンを先発に起用した。

試合が動いたのは39分、ペナルティーエリア手前で直接フリーキックのチャンスを得ると、グリーズマンがライナー性のシュートをゴール左隅に叩き込む。相手GKガッサニーガの意表を突いたシュートで今季初ゴールをマークする。

前半を1点リードで折り返したアトレティコが追加点を加えたのは後半開始から3分。マルコス・ジョレンテが自陣右サイドでボールを受け取ると、前線に勢いよく走り込むアルバレスを視野に入れながらバイタルエリアまでボールを運ぶ。

アトレティコの背番号14は、相手のプレスが甘い一瞬の隙を突いて、豪快に右足を強振。GKの頭上を破る強烈なミドルシュートがゴールに突き刺さった。ジョレンテは開幕から2試合連続ゴールと好調ぶりを見せつける。

シメオネ監督は58分にコケやチェルシーから加入したコナー・ギャラガーをピッチに投入。するとキャプテンがジローナに止めを刺す。

時間はアディショナルタイム、カウンターでパブロ・バリオスが自陣から相手のペナルティーエリアまでボールを運ぶと、潰れながらジョレンテにパス。ジョレンテがゴール中央にボールを折り返すと、走り込んだコケがワンタッチで合わせ、スコアを3-0とした。

ホームのシビタス・メトロポリターノで今季初勝利を挙げたアトレティコ・デ・マドリー。1勝1分の勝ち点4でラ・リーガ3位に浮上している。