ラ・リーガ開幕戦、新戦力が躍動もビジャレアルとドロー決着

チーム・協会

セルロートのデビューゴールが勝ち点1をもたらす

【©️Atleti】

ディエゴ・シメオネ監督率いるアトレティコ・デ・マドリーは、ラ・リーガ開幕戦のビジャレアルとの一戦を2-2の引き分けで終えた。

アルバロ・モラタ、ステファン・サヴィッチ、メンフィス・デパイらがチームを去った一方で、アトレティコはフリアン・アルバレス、アレクサンダー・セルロート、ロビン・ル・ノルマンを新たに獲得し、いずれもデビューを果たした。セルロートとル・ノルマンの2人は先発出場し、ノルウェーのストライカーであるセルロートがゴールを決め、チームに勝ち点1をもたらした。

ビジャレアルは18分にダンジュマのゴールで先制した。オランダ人ウインガーはヴィツェルをトップスピードで抜き去り、パスを足元に収めると、ゴールを横切る低いシュートでファーサイドに決めた。

そのわずか1分後、アトレティコ・デ・マドリーはすぐさま反撃に出た。グリーズマンからパスを受けたジョレンテが、右サイドからフリーでペナルティエリア内に侵入し、ゴールネットの上部に強烈なシュートを決めた。

同点に追いついたアトレティコ・デ・マドリーだったが、再びビジャレアルに得点を許す。37分、サミュエル・リノのシュートがポストを叩き、その後オブラクがクロスを捕え損ね、ボールが不運にもコケに当たってゴールに入り、再びリードを奪われた。

1点ビハインドで迎えた前半アディショナルタイムの6分、ビジャレアルでチーム得点王として素晴らしいシーズンを過ごした後にアトレティコデビューを果たしたセルロートが、バリオスのクロスにヘディングで合わせ、同点ゴールを決めた。

【©️Atleti】

アトレティコ・デ・マドリーは、元マンチェスター・シティのストライカー、アルバレスを拮抗した後半終盤に投入。彼もアトレティデビューを果たしたが、逆転シュートの機会は訪れなかった。

そして、試合終盤にビジャレアルのニコラ・ペペがループするフリーキックを放ち、クロスバーを叩いたが得点には至らず、2-2で試合は終了した。

開幕戦を引き分けに終わったアトレティコ・デ・マドリーは、8月26日月曜日に昨シーズン驚異的な躍進を遂げたジローナとのホーム戦を控えている。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

アトレティコ・デ・マドリーは、スペインのマドリーを本拠地とし、ラ・リーガに所属するサッカークラブです。1903年に創立し、プリメーラ・ディビシオン(1部)優勝11回、コパ・デル・レイ優勝10回、UEFAヨーロッパリーグ優勝3回、UEFAチャンピオンズリーグ準優勝3回を誇り、ヨーロッパを代表する歴史あるクラブです。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント