そして再会、交流、そして勝利。充実の日本ツアー【ドルトムント】

ボルシア・ドルトムント
チーム・協会

【@BorussiaDortmund】

クラブ史上3度目のボルシア・ドルトムントの日本ツアーは、セレッソ大阪に対する3-2の勝利でファンの望み通りのフィナーレを迎えた。香川真司との再会を含め忘れられない時間となった今回の訪問を振り返ってみよう。

遠征の最初の目的地だったバンコクでのイベントと親善試合を終えたチームは、月曜日の22日に関西国際空港に到着。初日は主に長旅からの回復に充てられた。その翌日、朝から軽く体を動かしたチームを特別なゲストが訪れた。クラブと日本サッカー界のレジェンドであり、現在はセレッソ大阪に所属する香川真司だ。

2019年にクラブを離れたスターはヌリ・シャヒン、ウカシュ・ピシュチェク、ロマン・ヴァイデンフェラー、セバスティアン・ケール、パトリック・オウォモイエラらと再会し、久々の旧友たちとの時間を楽しんだ。シャヒン監督は「世界のどこから来ようとも、いい仕事をすればこのクラブは決して忘れない。シンジはその最高の例だ」と語り、日本人選手の功績を称えた。

日本滞在中のクラブの活動はレジェンドとの再会だけにとどまらず、精力的にファンとのふれあいや文化交流を行った。火曜日の夜にはヨドコウ桜スタジアムで公開練習を行いトレーニング後にはファンサービスを実施、サインや写真撮影に応えた。また子供向けのサッカークリニックも開催され、ニクラス・ズーレやフェリックス・ヌメチャ、ユスファ・ムココらトップチームの選手たちも参加して楽しいひと時を過ごした。

同じ黄色と黒のチームカラーを持つプロ野球チーム、阪神タイガースからは岩田稔コミュニティ・アンバサダーを招き、互いのスポーツに挑戦。ズーレとアレクサンダー・マイヤーがパワフルなバッティングを披露するなど、親睦を深めた。

そして迎えた水曜日の親善試合セレッソ大阪戦は、カリム・アデイェミが抜群のスピードを披露するなど躍動し2ゴールを決める活躍を見せたほか、ジェイミー・バイノー=ギッテンスが切れ味鋭いドリブルとシュートから得点を挙げるなど、計3ゴールを日本のファンにプレゼントし3-2の勝利で充実した日本ツアーを締めくくった。
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著者プロフィール

ボルシア・ドルトムント(通称:BVB)は、1909年12月19日に誕生し110年以上の歴史を持つドイツのサッカークラブです。ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州・ドルトムントに本拠地を置き、ドイツリーグ1部(サッカー・ブンデスリーガ)に所属しています。ドイツリーグ8回、DFBポカール(カップ戦)3回、DFLスーパーカップ4回、UEFAチャンピオンズリーグ1回、UEFAカップウィナーズカップ1回、インターコンチネンタルカップ1回というタイトルを保持するドイツ屈指の名門チームです。

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