【BOATRACE】「いいバッテリーが組めました」と群馬代表・毒島誠が夏のボートレース甲子園制覇

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 ボートレース津の「G2第6回全国ボートレース甲子園」(優勝賞金500万円)は15日、12Rで優勝戦が行われた。最終日も1R開始時は晴れていたが、2Rから雲が広がり4~9Rは雨が降るコンディション。10Rからは曇りになり、12Rは無風の静水面で深紅の大優勝旗が争われた。

 優勝戦本番はスタート展示同様に3枠の豊田健士郎が3カドに持ち出し、枠なりの2対4でスタート。地元の気鋭が3カドからコンマ11のフルダッシュで襲いかかろうとしたが、SG8冠の毒島誠とグランプリ覇者の白井英治が断固としてまくらせない構え。1コースからコンマ04のトップショットを踏み込んだ毒島誠(群馬代表・群馬支部40歳)【写真4枚】が先手を渡さず突き放した。

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 バックストレッチは毒島を先頭に、外から豊田、白井、そしてまくり差した池永太が絡んでの2、3着争い。2マークで白井が外の豊田をけん制しつつ、池永を冷静に差して2着を確保。3着は池永が粘り込んだ。3連単は1-2-5で1570円の8番人気だった。

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 優勝した毒島は「最終日は一日、すごく緊張しました」とレースを終えてホッとした表情。「久しぶりにグレードレースの1号艇でしたからね。展示よりも少し早く仕掛けた分、スタートは様子を見ました。3番(豊田)が展示から伸びていたし、ドキドキしたけど、1マークは冷静に回ることができました」と振り返った。

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 今シリーズの毒島は前検から戦える手応えを感じていたが「日に日に仕上がりは良くなって3日目からは行き足がついてきました。それで5、6日目は出足に寄せました。3日目に勝って得点率1位が見えてきて、そこからは(優勝が)頭にありました」と3走目からは6連勝でVロードを歩んだ。今年はSGクラシックをはじめ4回目の優勝、通算では79回目の優勝劇とした毒島。全国ボートレース甲子園は、3年前の丸亀以来、2回目の優勝を飾った。

 「3年前は“怪物バッテリー”だった。今回は怪物とまではいかなかったけれど、19号機も優秀でいいバッテリーが組めました」とパートナーをねぎらった。この優勝で今年の獲得賞金を8460万500円まで伸ばし、独走態勢に。群馬支部は賞金ランキングで、毒島を筆頭に5位に土屋智則、13位に関浩哉と活躍が光っている。

 毒島は「いいムードだと思います。若手が活躍して突き上げも感じます」と胸の内を明かした。次走は23日に開幕する第29回オーシャンカップ(大村)で、SG9Vへチャレンジする。

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