福岡ソフトバンクは2019年以来9度目となる交流戦優勝へ【6/16 パ見どころ】

パ・リーグインサイト
チーム・協会

福岡ソフトバンクホークス・石川柊太投手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 6月16日、「日本生命セ・パ交流戦2024」6試合が行われる。

交流戦9度目の優勝がかかる大一番 相手先発・才木浩人は29.1回連続無失点中

 みずほPayPayドームでは14時から、福岡ソフトバンクと阪神の「日本生命セ・パ交流戦2024」第3回戦が行われる。

【対戦成績】福岡ソフトバンク(パ・1位)対阪神(セ・4位)2勝0敗

【予告先発】
福岡ソフトバンク:石川柊太投手 8試合2勝1敗、防御率2.49
阪神:才木浩人投手 11試合7勝(1位タイ)1敗、防御率1.19(2位)

 12勝5敗で東北楽天と並び、交流戦首位に立つ福岡ソフトバンク。東北楽天の結果次第だが、今試合で勝利すれば2019年以来9度目となる交流戦の優勝が大きく近づく。

 先発の石川柊太投手は、前回登板(6日・中日戦)で緊急降板した東浜巨投手の後を受け、3回2安打2四球1失点と役割を果たした。大一番での快投に期待したい。打線では柳町達選手が交流戦打率.351と依然として好調。29.1イニング連続無失点中の相手先発・才木浩人投手を攻略するきっかけとなれるか。

交流戦歴代最高打率も射程圏内。水谷瞬はどこまで数字を残せるか

北海道日本ハムファイターズ・水谷瞬選手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 エスコンフィールドでは14時から、北海道日本ハムと巨人の「日本生命セ・パ交流戦2024」第3回戦が行われる。

【対戦成績】北海道日本ハム(パ・2位)対巨人(セ・2位)0勝2敗

【予告先発】
北海道日本ハム:加藤貴之投手 11試合3勝4敗、防御率2.17
巨人:菅野智之投手 9試合5勝1敗、防御率1.53

 北海道日本ハムの先発は加藤貴之投手。通算1000投球回に到達した前回登板(9日・東京ヤクルト戦)で7回無失点と好投するなど、直近3試合はいずれもQS達成、与四死球0と持ち味を発揮している。

 加藤貴投手を援護する打線では、水谷瞬選手が交流戦打率.450と首位打者をほぼ手中に収めている。交流戦歴代最高打率は、2015年に秋山翔吾選手が記録した打率.432。15日は無安打に抑えられ、5月29日の阪神戦から続く連続安打は止まってしまったが、残り2試合でどこまで数字を残せるか。

松井友飛は今季2度目の先発登板 村林一輝は攻守において躍動できるか

東北楽天ゴールデンイーグルス・松井友飛投手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 楽天モバイルパーク宮城では13時から、東北楽天と広島の「日本生命セ・パ交流戦2024」第3回戦が行われる。

【対戦成績】東北楽天(パ・4位)対広島(セ・1位)0勝2敗

【予告先発】
東北楽天:松井友飛投手 4試合1勝0敗、防御率3.45
広島:アドゥワ誠投手 9試合5勝1敗、防御率2.98

 東北楽天は、松井友飛投手が今季2度目の先発マウンドに上がる。前回の先発登板(1日・東京ヤクルト戦)では、6回82球2安打2四球5奪三振1失点の好投で今季初勝利をマーク。8日の中日戦では3番手として登板すると、1回無失点のリリーフを見せている。この試合でも粘り強い投球で、交流戦最終戦を勝利で飾れるか。

 打線は村林一輝選手に注目。同カードでは2試合ともに安打を記録し、前試合では守備でも存在感を示した。今季ここまで全試合に出場すると、攻守にわたって躍動し、チームには欠かせない存在になっている。この試合でも走攻守において結果を残し、交流戦初優勝に貢献したい。

渡邉勇太朗は好調・横浜DeNA打線を封じ今季初白星なるか

埼玉西武ライオンズ・渡邉勇太朗投手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 ベルーナドームでは13時から、埼玉西武と横浜DeNAの「日本生命セ・パ交流戦2024」第3回戦が行われる。

【対戦成績】埼玉西武(パ・6位)対横浜DeNA(セ・3位)0勝2敗

【予告先発】
埼玉西武:渡邉勇太朗投手 4試合0勝1敗、防御率3.28
横浜DeNA:石田裕太郎投手 1試合1勝0敗、防御率1.80

 埼玉西武の先発は渡邉勇太朗投手。前回登板(9日・阪神戦)では、6回までを無失点に抑えたものの、7回裏に集中打を浴びて3失点を喫し、敗戦投手となってしまった。一軍再昇格後5試合連続打点の度会隆輝選手ら、好調の横浜DeNA打線を相手に、今試合では終盤まで粘り強い投球を披露し、今季初勝利をつかむことができるか。

 一方の打線は、8日に一軍再登録となった陽川尚将選手に注目。9日から3試合連続安打を放ったが、今カードは計8打数無安打と当たりが止まっている。連敗脱出のきっかけとなる一打が生まれるか。

防御率1.45のメルセデスが先発 交流戦2試合で14回2失点と快投続く

千葉ロッテマリーンズ・メルセデス投手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 ZOZOマリンスタジアムでは14時から、千葉ロッテと中日の「日本生命セ・パ交流戦2024」第3回戦が行われる。

【対戦成績】千葉ロッテ(パ・3位)対中日(セ・5位)1勝1敗

【予告先発】
千葉ロッテ:メルセデス投手 10試合1勝2敗、防御率1.45(1位)
中日:柳裕也投手 10試合4勝3敗、防御率3.06

 千葉ロッテの先発は、パ・リーグ防御率1位を記録しているメルセデス投手。今季の交流戦では2試合に先発し、14イニング2失点と快投を続けている。安定感抜群の左腕は、チームを連勝に導けるか。打線では14日に一軍復帰した藤岡裕大選手が、2試合で8打数3安打1本塁打3打点と、起用に応えている。

◇メルセデス投手 コメント
「いつも通り100%の力を出して、アグレッシブさを忘れずに自分のベストなピッチングでチームの勝ちに貢献できるように必死にやるだけです」

山下舜平大が約2カ月ぶりの一軍登板 茶野篤政は前試合3安打1打点2盗塁

オリックス・バファローズ 山下舜平大投手 【(C)パーソル パ・リーグTV】

 京セラドーム大阪では13時から、オリックスと東京ヤクルトの「日本生命セ・パ交流戦2024」第3回戦が行われる。

【対戦成績】オリックス(パ・5位)対東京ヤクルト(セ・6位)1勝1敗

【予告先発】
オリックス:山下舜平大投手 3試合0勝2敗、防御率6.43
東京ヤクルト:ヤフーレ投手 10試合4勝5敗、防御率2.89

 オリックスの先発・山下舜平大投手は、前回登板(4月19日・福岡ソフトバンク戦)で4回8失点の内容。2本塁打を含む8安打を浴び、5四死球を与えるなど、本来の力を発揮できなかった。しかし、以降は二軍で調整を行い、5月10日の福岡ソフトバンク戦では7回無失点の好投を披露するなど、本来の投球を取り戻しつつある。この試合では、持ち前の安定感ある投球で、約2カ月ぶりの白星を手にしたい。

 茶野篤政選手は前試合で一軍再昇格を果たすと、「1番・右翼手」として先発出場。3安打1打点2盗塁の活躍を見せ、スタメン起用に応えた。この試合でも持ち味の打撃と俊足を生かし、交流戦最終試合を勝利で収めたい。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

「パ・リーグインサイト」は、ニュース、ゲームレビュー、選手情報、スポーツビジネスなど、パシフィックリーグ6球団にまつわる様々な情報を展開する、リーグ公式ウェブマガジンです。「パーソル パ・リーグTV」を運営する、パシフィックリーグマーケティング株式会社が運営しています。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント