【徳島ヴォルティス】第17節いわき戦に向けて

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前節の熊本戦、前半は相手の激しいプレスに苦戦すると、ゴール前で与えた直接FKを決められて先制を許し、1点ビハインドで折り返す。後半開始早々、森選手の縦パスから西野選手がPKを獲得。「自信もありましたし、決められて良かった」とチアゴアウベス選手の加入後初ゴールで同点に追いつく。

【ⒸTOKUSHIMA VORTIS】

ハーフタイムで修正し、後半はいい形の守備から主導権を握り、テンポの良い攻撃からチャンスを作り続けることに成功した。しかし決め切ることができず、74分にカウンターから勝ち越しゴールを決められて1-2での敗戦となった。

2日間のオフを挟み、いわき戦に向けて再始動する中で「どちらかと言えば相手の事よりもまずは自分達がやるべき事をもう一回振り返って練習してきました」(増田監督)と、4日間のトレーニングでは自分たちに矢印を向けた。

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切り替えや球際の強度を上げるために、トレーニングでは選手間で互いに要求し、激しくぶつかり合う。スタッフ陣からも「まだ距離が遠い」「クロスを上げきろう」など、積極性のあるプレーや1つ1つのプレー精度を細かいコーチングで求めた。そして、いいプレーに対してはチーム全体から自然と「ナイス!」「素晴らしい」と声が上がった。

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今節対戦するいわきFCは、走り、戦う部分を徹底してくるチームだ。さらに「今年は後ろからのビルドアップを付け加えているので、非常に手強い相手」と増田監督が分析するように、昨季より進化した戦い方で現在7位につけてる。

そんな相手に対して、「背後に蹴られるにしてもしっかりとプレッシャーをかけたい」(西野選手)と、チーム全体で連動した守備で自由にプレーさせないことがポイントだ。西野選手は第11節藤枝戦での負傷から復帰し、前節の熊本戦で5試合ぶりに出場。「コンディションも100%に近いくらいまで上がってきている。結果を出したい」と、強く語る。

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そして、今季ここまでリーグ戦全試合に出場している髙田颯也選手。特徴である"ドリブル"の力強さが増し、リードしている場面、得点が必要な場面、どんなシチュエーションでも起用され続けている。「人に厳しく来ると思いますが剥がせれば一気に崩れると思います。1対1での突破は自分の武器なので攻撃では自分の特徴を積極的に出していきたい」(髙田颯也選手)と、失点数がリーグ2番目に少ない いわきの牙城を崩して得点に繋げるプレーに期待がかかる。

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リーグ前半戦は今節を含めて残り3試合。
上を目指すために、上位相手に勝点3を掴み取ろう。
現地で、DAZNで共に戦いましょう。

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著者プロフィール

1955年創設、2005年にJリーグに加盟。ヴォルティスはイタリア語で「渦」を意味する「VORTICE」から生まれた造語。鳴門の渦潮にあやかり、パワー、スピード、結束力を備え、観客を興奮の渦に巻き込む想いが込められている。2014年には四国初のJ1昇格。2020年にはJ2初優勝を果たした。

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