[ガンバ大阪]3度目の正直で掴み取る3連勝。勢いのある東京Vにガンバの勝負強さを見せつける
【©GAMBA OSAKA】
「前線の選手たちがハードワークしてくれることで守れている部分もある」と福岡も話すが、宇佐美を筆頭に誰一人としてハードワークを怠らないことがリーグ最小失点タイの結果をもたらしている。
中3日で迎える東京V戦はガンバにとって、今季まだ乗り越えられていない壁へのチャレンジとなる一戦だ。ここまで2度、2連勝でストップしているガンバが目指すのは、今季初の3連勝。「今は順位的にもグッと上がってきて、大阪ダービーにも勝っているし、試合に対しての熱量の重要性を全員が分かっている。クオリティとか戦術的に上回るというよりはまず、熱量で相手を上回らないと勝てない」と宇佐美も気持ちの重要性を口にする。
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「本当にハードワーカーが多いし、球際も強いチーム」(ポヤトス監督)。
総得点はリーグ4位タイの20得点という数字を見ても、東京Vは侮れない攻撃力を持っている。ダービーや名古屋戦で見せた規律ある粘り強い守備でペースを握りたいガンバだが、同時に不可欠なのが効果的なボール保持。ポヤトス監督も「名古屋戦では前半で60%以上のポゼッション率を持っていたが、相手が攻めて来られない状況をしっかりと作っている」と受け身になり続けない戦い方の重要性を口にする。
日程的にはガンバより1日不利な東京Vだが、前節は鹿島相手に3点のビハインドを背負いながらも3-3のドローに持ち込んでいる。しかも鹿島から期限付き移籍している染野と林を欠いてもなお、爆発力を見せた攻撃陣は要警戒だ。
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そして東京Vの最大のポイントは試合終盤の戦い方である。「若い選手がハードワークしてくるし、最後まで戦ってくる」(黒川)。
東京Vは後半アディショナルタイムの失点も4試合あるが、同時に得点も3試合。ガンバとしては複数得点で優位に試合を運ぶのが理想ではあるが、タイムアップの瞬間まで一瞬の隙も許されない戦いになる。
5月15日の「Jリーグの日」に行われる「オリジナル10」対決。もちろん勝つのはガンバだ。
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