【WEリーグ第19節 大宮V戦】シーズンの集大成を見せるラスト4試合。ホームで勝利を掴み、成長を自信に変えたい

セレッソ大阪
チーム・協会

【CEREZO OSAKA】

WEリーグ参入1年目の今季。全てが初めての経験となったシーズンも、残すところあと4試合。シーズンも佳境に入ってきた中、セレッソ大阪ヤンマーレディースは、大宮アルディージャVENTUSをホームに迎え、WEリーグ第19節に挑む。

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終了間際の失点で敗れた前々節のノジマステラ神奈川相模原戦から中4日。再びアウェイに乗り込んでの一戦となった前節の三菱重工浦和レッズレディース戦は、リバウンドメンタリティーも求められた中、結果は0-2で敗れ、浦和の連勝記録を止めることはできなかった。それでも前半からセレッソは攻守において自分たちの狙いを表現。システムを3-5-2に変えて、「やるべきタスクを明確にした」(鳥居塚伸人監督)ことも功を奏し、0-4で完敗を喫した前回対戦時からの確かな成長はピッチに示した。もっとも、「ウチとしては悪くないゲーム、どちらかと言えばやりたいことができた。浦和は最近の試合に比べると、低いパフォーマンスのゲームだったと思う。それでも結果は2-0で浦和が勝ったことが、今の浦和とウチの差でもある」と指揮官はシビアな目線で現状を見つめる。善戦で満足するのではなく、勝ち切れるようになった時、チームは大きな壁を越える。浦和と次の対戦まで、再び実力を磨いていきたい。

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ここからのラスト4試合は、順位が近い中位グループとの試合が続く。自力で順位を上げることができる一方、直接対決で落とせば、その差は大きく広がってしまう。毎試合が“シックスポイントゲーム”であり、まさに今シーズン積み重ねてきた集大成をぶつける4試合になる。大宮Vとは第2節で対戦。前半はセレッソが優位に試合を進めた中で、決め切れずにいると、後半はペースを奪い返され、90+4分の失点により0-1で敗戦。経験豊富な選手が揃う相手にWEの洗礼を浴びた一戦でもあった。リベンジに燃える今節。前節10試合ぶりに復帰を果たし、大きな存在感を見せた筒井梨香は、「浦和戦の後半のように、常に自分たちがボールを握った状態で、崩してシュートまで決め切ることが、やっていても見ていても面白い。そういう試合をサポーターの皆さんにお見せしたい」と意欲を語る。また、前節はトップ下として躍動した高和芹夏は今節もキープレーヤーになるか。「前節は外してしまったので、今節は決めたい。ゴール前に入ってシュートやスルーパスは狙っていきたい」と持ち前の攻撃力を遺憾なく発揮する構えだ。前節から中2日と準備期間は短くコンディション調整の難しさは残るが、ホームでできる環境もアドバンテージに変えていきたい。

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今季の目標である5位以内の可能性も残っている限り、「その目標をみんなが達成したいと思っている。最後までしっかり勝点を積み重ねていきたい」と古澤留衣。そのためにも、今節の大宮V戦は勝点3が必要だ。また、成績とは別に、残りのホーム2試合に向け、「集客No1プロジェクト」も発足。チームは今季のWEリーグ平均入場者数1位も目指している。これまでも素晴らしい雰囲気で選手を後押ししてくれている“セレッソファミリー”一丸で、こちらの目標も達成したい。
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